話題の電気ブラシの効果やデメリットとは?体験レビューやお試しできるサロンも【徹底解説】

話題の電気ブラシの効果やデメリットとは?体験レビューやお試しできるサロンも【徹底解説】

近年SNSで話題を集める美容機器、電気バリブラシ。頭皮に刺激を与えることで、たるみや美髪ケアなどにアプローチできるといわれているけれど、値段が高いので購入前に効果を知りたい人も多いのでは? 今回はサロンでいち早く電気バリブラシを導入した「far beyond」の北里和哉さんにインタビュー。さらに編集部の電気バリブラシ体験レポートや電気バリブラシがお試しできる美容院・リラクサロンまで一挙ご紹介。

更新日:2024/02/08

今話題の電気バリブラシの効果や注意点とは?

電気バリブラシの仕組みについて

電気バリブラシの仕組みについて

低周波機能がある電気ブラシは、頭皮に当てることで1秒に約1000回の刺激を与え、自分では普段動かせないと言われる付随筋肉を動かせる美容機器。むくみや全身のこりにアプローチできるほか、小顔・美肌に導く効果も期待できる。芸能界やSNSから火が付き、人気が急上昇! また、筋肉運動と細胞を活性化するLEDライトで毛穴の根もとから皮膚を引き締め、毛穴の開きを調節する立毛筋もケアできるので、これから生えてくる髪の毛を健やかに導いてくれる。

電気バリブラシの期待できる美容効果

電気バリブラシの期待できる美容効果

■髪の毛への効果
低周波による筋肉運動を促し、LEDライトで細胞を活性化することで、生え変わる髪の毛を健康的に育てることができる。ただし、抜け毛や育毛の効果は医学的には言及されておらず、必ずしも髪の毛が生えるとは限らない。

■リフトアップ効果
頭と顔は1枚の皮で繋がっているため、頭皮に電気バリブラシを当てるときめ細やかな刺激が顔にも伝わり、肌を引き締めてむくみ解消やリフトアップに繋がる。小顔に近づきたい人にはおすすめ。

■美肌効果
電気バリブラシに付いている赤色LEDライトは毛穴の収縮やコラーゲンの生成を促し、青色LEDライトは皮脂の抑制に。朝と夜に電気ブラシを利用すると翌日の化粧のノリがよくなるのだとか。

■リラックス効果
低周波は頭皮の血流や代謝改善に働きかけ、こり固まった頭皮と体を緩めてくれるので、リラックス効果がある。ただし、個人差があり、「イタ気持ちいい」と感じられる人はそう感じやすいと言える。

■白髪防止
頭皮の血行促進を行い、細胞を活性化させる電気バリブラシは白髪や薄毛、髪のパサつきにもアプローチできる。白髪については直接防止になるわけではないが、白髪が生えにくくなると言われている。

電気バリブラシがおすすめの人は?

電気バリブラシがおすすめの人は?

■おすすめの人
・姿勢による体のこりが気になる人
・顔のむくみが気になる人
・髪に元気がない方、ハリがない人
・頭皮環境の改善をしたい人
・サロンに行けない人(電気バリブラシを購入すれば簡単にホームケアがかなう)

電気バリブラシは危険?使用する際の注意点

電気バリブラシは危険?使用する際の注意点

試験を受けて合格した規格内の製品のみが流通しているので、正しい使い方をしていれば安全。ただし、利用する際、のどぼとけや眼球に近づけると危険なので注意しよう。また、ペースメーカーをつけている人や妊娠中の人は体のバランスが崩れがちなので、基本的には使用しないのがベター。

肌に触れる際、専用のローションを付けていない場合や、ブラシの先端を押し当てすぎている場合、クリームやオイルなど油分を含むものを併用している場合は効果が感じられないこともあるので注意。水洗い、お風呂場での使用もNG。

電気バリブラシを痛いと感じる場合も、専用のローションを付けていない、または肌が濡れていない状態であることが原因の可能性が。また、電気バリブラシの感じ方には個人差があるため、一度手などに電気バリブラシを当ててみてから使用するのがよい。ブラシ側から出るLEDの光も、直視してしまうと目に悪いので気を付けて。

よくある使い方の失敗例をご紹介

・肌に触れる場合、専用のローションを付けていない
・電気バリブラシの先端を押し当てすぎている
・電気バリブラシは水洗いNG。水洗いをしている場合は故障を起こしている可能性も
・クリームやオイルなど油分を含むものを併用している

電気バリブラシを日常ケアで使用するデメリット

基本的には正しい使い方をすれば問題ないものの、使用上の注意が多い点をデメリットと感じることも。また、電気バリブラシは値段が高いのでお試しせずに購入してしまうと、自分の肌に合わない可能性もあるので注意が必要。購入前にレンタルやサロンで一度体験するのがいいかも。
>>電気バリブラシが体験できるサロンはこちら

電気バリブラシは高い?電気バリブラシの種類やレンタルについて

ホームケアもできる?電気バリブラシの種類やレンタルについて

電気バリブラシ購入とサロン利用の比較

■本体を購入する場合
16万8000円~20万円程度(ボディにも使える「電気バリブラシ2.0」は別価格)

■レンタルする場合
1週間19800円~

■サロン1回あたりの相場(東京)
ヘアサロン:1回6000円~1万5000円程度(カラーやパーマとの併用ができないので注意)
リラクゼーションサロン:1回6000円~3万円程度(マッサージ込みの場合も)

<来店目安>
1週~1月に1回程度

電気バリブラシを購入する場合、約20万円と高額な買い物になるので、最初はEMSなどの刺激が自分の肌に合っているかどうか、また、正しい使い方を知るためにもサロンで手軽にお試ししてみるのがよさそう。

電気バリブラシの種類とその違いは?
PHOTO:ミーゼスカルプリフト(撮影:far beyond

電気バリブラシの種類とその違いは?

<電気バリブラシの種類>
■デンキバリブラシ(R)
サロンクオリティの頭皮ケアを実現する、低周波モバイル美容機器。1秒に約1000回の細やかな刺激が顔・首・肩・デコルテなど身体の気になる部分に働きかけてアプローチする。もともと業務用だったものが話題となり、一般的に流通するようになった。

■デンキバリブラシ(R) 2.0 +ボディ
フェイスアタッチメントで、顔・頭・デコルテをケア。ボディアタッチメントで、腕・腹・脚・全身ケア。アタッチメントの交換で、全身をいきいきと健やかに導く。全身用に進化したブラシ型の低周波美容機器。

<電気バリブラシと類似した商品>
■ミーゼスカルプリフト
12本の電極ピンから頭皮専用の独自の低・中周波EMSを出力し、硬くなりがちな頭筋を刺激。ブラッシングしながら毎分約7000回の微動で、 頭皮をストレッチ。多角的かつ集中的に表情筋を刺激し、頭皮の深層にアプローチ。マッサージされているような感覚が味わえる。

電気バリブラシを選ぶ際は、使用したい体の部位で選んだり、悩みに合わせて類似商品の購入も検討してみて。また、電気バリブラシは頭皮環境や肌を整えたい人に、ミーゼスカルプリフトは頭皮のこりや顔のたるみが気になる人におすすめ。

電気バリブラシをサロンでお試し!体験レポート

実際に体験してみた!

毎日長時間のデスクワークで頭が疲れているオズモール編集部・Kが、電気バリブラシが体験できる明治神宮前のアットホームな隠れ家ヘアサロン「far beyond」に足を運び、実際にその効果をレポート! 電気による痛みがないかちょっぴりドキドキしつついざ施術へ。電気バリブラシ初体験者のリアルな声をお届け。

▼体験サロン
far beyond(明治神宮前駅)
住所:東京都渋谷区神宮前6-29-2 助川ビル5F
アクセス:東京メトロ副都心線ほか「明治神宮前駅」7番出口よりすぐ

▼体験プラン
【3回目までの来店限定★電気バリブラシ(R)で頭皮ケア】カット+ヘッドスパ & 電気バリブラシ(45分)
120分11000(定価13750円)20%オフ

施術の流れ

STEP1

まずはカウンセリングで顔の状態をチェック

セラピストのヒアリングを受けつつ、現状の顔の状態を確認。顔は頭と一枚皮で繋がっている為、頭皮がこり固まってしまっている影響で顔もむくみがちに。そこで、頭の血流を促進することで顔をリフトアップすることに。

STEP2

さっそく電気バリブラシ体験!頭皮だけでなく首もとにも

ブラシの先が当たる程度のソフトな感覚でゆっくりとブラッシング。頭皮にブラシが近づくほど電流を感じやすく、触れる瞬間は電気風呂のようなピリピリした衝撃を体感。思っていたより痛くはなく、ほどよい心地よさがやみつきに。

STEP3

施術後は頭が軽くなり、目がパッチリに!

施術後は頭皮がやわらかくなり、頭が軽くスッキリとした感覚に。目がパッチリして表情が明るくなり、フェイスラインが引き上がったようで、大満足! 施術中に細かい説明があり、安心して体験ができるのが嬉しい。

施術を受けてみた感想

「電気ブラシは頭皮に当てた瞬間ピリピリしたものの、ブラシを動かしていくと電流はほとんど感じないので思っていた以上に快適。私は心地よさが大きかったのですが、好き嫌いは分かれるかもしれません。セルフでブラッシングすると力加減や動かす速度が分からず、痛い思いをしそうなので、プロの方に施術をしてもらえたのは安心感がありました。フェイスラインが引き上がったり、目がパッチリするなどいろいろな効果が見て取れましたが、頭全体がスッキリしたのがいちばん嬉しい変化。リフトアップや育毛などエイジングケアが気になる世代にイチオシとのことなので、母にもすすめたいです」(オズモール編集部・K)

サロンで電気バリブラシを体験するメリット

「きっかけはお客様に薄毛の悩みを相談された際、ヘアサロンのケアでは対応しきれない領域だった為、どうにかできないかと考えたことです。電気バリブラシは薄毛に悩む人へのアプローチもでき、お客様の悩みに寄り添えるということで導入しました。最近は美容意識が高い方も増えているので、顔のむくみや肌にもアプローチできる最新技術を上手く生かしていけたら嬉しいです。」(北里さん)

編集部おすすめ!電気バリブラシを受けられるサロンはここ

電気バリブラシが体験できるリラクサロン

フェイシャルエステ付きやインディバによるケアがセットのプランも。顔周りの印象をアップさせよう。

電気バリブラシが体験できるヘアサロン

美容院ではヘッドスパやカットのついでに体験できるのがポイント。オズモールでは30%以上オフのプランもご用意。

動画でチェック!電気バリブラシが人気のリラクサロン3選

【動画】電気バリブラシが人気のリラクサロンを紹介

利用したユーザーの口コミを参考に、自分にぴったりのサロンを見つけよう

<紹介サロン>
 ◆Ryouginza(銀座一丁目)
 ◆Premiere 銀座
 ◆AINHOA Eucharis Salon(目白)

ほかにも!悩み別おすすめ施術特集

たるみ解消なら「ヘッドスパ」

顔と頭の皮膚は1枚で繋がっているので、顔のたるみにはヘッドスパがおすすめ。髪のベタつきや抜け毛だけでなく、頭の血行をよくすることでリフトアップも。オズモールのヘッドスパ体験ではヘアサロンとリラクサロンから予約できるので、それぞれの違いもチェックしてみて。

肩こりがひどいなら「整体」

長時間のデスクワークや運動不足で発生する肩こり。セルフケアでも肩こりが解消しない、すぐにつらい状態に戻るなら、プロの技を体感してみて。体の構造を知り尽くしたセラピストなら、1人ひとりの原因や状態を見極めてくれるので根深いこりも解消へ。

肌のハリが欲しいなら「ヒト幹細胞、フェイシャルエステ」

細胞を活性化し、しわやニキビ、髪悩みにもアプローチできることから、今美容業界の中で注目を集めるヒト幹細胞培養液を使用した施術。小顔や美白など、細かい目的に合わせたアプローチができるフェイシャルエステ。シーンに合わせてそれぞれ好きな施術をセレクトしよう。

白髪が気になる人は「グレイカラー」でこなれ感を

白髪が多かったり、少しの白髪でもしっかり染めたい場合はグレイカラーにトライしよう。色ムラや塗り残しのない、美しい仕上がりがかなう厳選サロンのカラーで、理想の髪色をかなえよう。

電気バリブラシについてQ&A

電気バリブラシを気軽に試せるサロンは?

経験豊富なスタッフが丁寧に施術してくれるエステサロン 「Premiere 銀座」では、電気バリブラシのプランが6000円台~体験できる。ほかにもオズモールでは、電気バリブラシが人気のサロンを紹介。編集部が厳選した上質なサロンで、プロの施術を体感して。電気バリブラシが体験できるサロンはこちら≫

白髪や薄毛に効かせるために意識すべきポイントは?

肌に触れる際、専用のローションを付けていない場合や、ブラシの先端を押し当てすぎている場合、クリームやオイルなど油分を含むものを併用している場合は効果が感じられないこともあるので注意。電気バリブラシの感じ方には個人差があるため、まずはサロンでお試ししてみよう。 電気バリブラシの効果や注意点はこちら≫

電気バリブラシの効果はありますか?

正しい使い方をすれば、美肌・リフトアップ・美髪効果が期待できます。人によってはリラックスできたり、白髪が生えにくくなるというメリットも。詳しくはこちら≫

電気バリブラシは痛いですか?

電気の走るチクチク感は「痛い」と感じる人、「イタ気持ちいい」と感じる人に分かれ、感じ方に個人差があるので、購入を検討している場合はまずはサロンで試してみるのがおすすめです。詳しくはこちら≫

サロンで受けられる価格帯を教えてください

電気バリブラシは主にヘアサロンやエステサロン、リラクゼーションサロンで受けられます。なかにはヘッドスパやフェイシャルエステが付いているものもあり、1回6000円~15000円程度が相場の価格になります。詳しくはこちら≫

妊娠中に電気バリブラシを使用しても問題ありませんか?

ホルモンバランスが崩れたり、体調がすぐれなくなる場合があるので、妊娠中は使用を控えましょう。詳しくはこちら≫

電気バリブラシにデメリットはありますか?

正しい使い方をすれば基本的にデメリットはないものの、注意点が多いところをデメリットと感じる場合が。使用上の注意点について確認してみましょう。詳しくはこちら≫

今回お話を伺ったのは「far beyond」北里和哉さん

明治神宮前のアットホームなヘアサロン「far beyond」スタイリスト。初めて来店するゲストも安心してくつろげる接客が魅力。話題の電気バリブラシやドクタースカルプケアを使ったケアに加えて、髪質やくせを見極めながらカットする独自のドライカットが得意。口コミではヘッドスパにも定評あり。

WRITING/TOMOMI NAKAMURA

  • LINEで送る
※記事は2024年2月8日(木)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

TOP