ハーブピーリングは、エステサロンで行う美肌施術のひとつ。肌のツヤがよくなると話題だけれど、ダウンタイムや施術中の痛みなど、デメリットが気になる人も多いはず。今回は三田にあるエステサロン「Bellute」の杉原さんにお話を聞いてみた。
ハーブピーリングとは?剥離あり・なしの違いも紹介
くすみオフや肌質改善に!ハーブピーリングでツルッとした美肌を目指そう
ハーブピーリングとは、植物や海藻などから精製されたトゲをすりこむことで、肌を綺麗にする施術。あえてダメージを与えることで、ターンオーバーを促し、肌のコンディションを整える。一般的な「ケミカルピーリング」が酸性の薬剤を使うのに対し、ハーブピーリングは天然由来成分を使用する。ハーブピーリングのほうが肌への負担が抑えられるのが特長。
また、ハーブピーリングには2種類あり、施術後に皮むけが起こる「剥離あり」と、皮むけが起こらない「剥離なし」に分けられる。
■剥離ありのハーブピーリング
剥離ありのハーブピーリングは、肌の最下層に位置する「基底層」にアプローチする施術で、肌質改善をしたい人向け。
■剥離なしのハーブピーリング
剥離なしのハーブピーリングは肌表面の「角層」にアプローチする。表面のザラつきやくすみの軽減に効果的。
ハーブピーリングに期待できる主な効果
1.ハリツヤ
肌が酸化、糖化すると、くすみや小ジワが出やすくなるのだそう。ハーブピーリングで刺激することで、肌を健やかな状態に近づける。
2.ニキビ、ニキビ跡
ニキビやニキビ跡の原因には、ターンオーバーやホルモンバランスの乱れ、肌のバリア機能の低下がある。ターンオーバーを促進することで、ニキビ跡が目立たなくなり、清潔感のある素肌に。また、アクネ菌が排出されるから、ニキビにも効果を期待できる。
3.シミ、たるみ
ターンオーバーを促進することで、シミの原因であるメラニンが排出され、明るい印象の素肌に。さらに、筋肉やリンパなど深部にアプローチすることで、肌がふっくらとする。
4.ザラつきや毛穴汚れ
ハーブピーリングは、皮脂や古い角質、黒ずみの除去にも効果的。キメが整い、なめらかでツルツルした肌へと導く。
ハーブピーリングのダウンタイムや注意点
1.剥離ありは痛みを感じることがある
トゲを肌にすりこむため、剥離ありのハーブピーリングはチクチクとした刺激を感じることが。しかし、痛みに強い人の場合、大きな刺激は感じず、施術中に寝てしまう人もいるそう。なお、剥離なしのハーブピーリングの場合、痛みはかなり少ないみたい。
2.剥離ありハーブピーリングは赤みなどが出る
個人差はあるものの、施術当日~3日目にかけて赤みやかゆみ、むくみなどが出る。3~5日目あたりに皮むけが起こるため、施術後すぐに大切な予定を入れるのは、避けたほうがいいかも。
3.日常生活が少し制約される
ハーブピーリングの施術前後は、以下の行動を避けよう。
・施術前後7日の顔そり
・施術当日~赤みが引くまでの約3日間の体を温める行動(汗をかくような激しい運動、入浴、サウナなど)
・施術後3週間のピーリングなど角質ケアやビタミンA製品の使用
・(剥離ありピーリングの場合)施術から24時間以内のメイクや洗顔は原則NG
4.肌が乾燥しやすくなる
朝晩はシートパックで潤いを与えたり、日中もミストを吹きかけたりして保湿ケアを徹底しよう。また、術後は肌が敏感になるから紫外線対策も忘れずに。
ハーブピーリングの必要な回数や通う頻度
肌質やお悩みによって異なるものの、ハーブピーリングは3回続けると効果を感じやすくなるそう。ニキビやニキビ跡は6~10回ほど必要で、ザラつきやくすみは1回でも変化が出る。
また、剥離ありのハーブピーリングの場合、来店頻度は3~4週間に1回がおすすめ。ゴワつきや沢山できたニキビをケアしたいなら、2週間に1回受けると結果が出やすい。
剥離なしのハーブピーリングの来店頻度は、1~2週間に1回が効果的。早く効果を感じたいときは1週間に1回通うのもあり。
編集部厳選!ハーブピーリングのおすすめエステサロン
お話をお伺いしたのは・・・「Bellute」杉原さん
貸し切りプライベートサロン「Bellute」のオーナーセラピスト。AEA認定エステティシャン、国際資格iTECを保有。エステティシャン歴15年の経験を活かして、さまざまな肌のお悩みを解決に導く。得意な施術は、ハーブピーリングや毛穴エクストラクション(二刀流エクストラクション)。
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WRITING/REMI NIKAIDO