ファンデーションを落としても肌がキレイな人に憧れるけれど、年齢や肌質から諦めている・・・。そんな自分を捨てて、2020年という節目の今年は“素肌美”をめざしてみない? 今回は、サロンスタッフ全員が「ノーファンデーション」という美肌プロフェッショナルが集まる人気サロンに注目! セラピストの江口さんにスキンケア方法や生活習慣をチェックして、セルフケアに取り入れてみよう。
キレイの秘訣は〇〇⁉プロが教える3つのテクニック
【1】まずはメイクオフを見直そう
今日の肌に合わせたクレンジング
Q.“素肌美”のために、まずは何から見直すべき?
A.「当スタッフにもまず見直してもらうのは、“洗うケア”。洗顔やクレンジングで皮脂を取り過ぎてしまうことで肌質を下げてしまうからです。いかに負担なく洗い上げるのかが、使用するコスメの見直しに自然と繋がっていきます。例えば濃いメイクの時や乾燥を強く感じる時は、最初にたっぷりのスキンケアのオイルを使ってメイクを浮かせて、その上からクレンジングをしてみてください。油分で乾燥した皮膚を柔らかくするのと同時に、クレンザーの刺激から肌を守ってくれるので、仕上がりの潤いが違うはず。」
【2】プロのスキンケア方法とは?
毎日の小さな心掛けで変わる肌
Q.江口さんが実際に行っているスキンケア方法を知りたい!
A.「大切なのは“皮膚を乾かさない”こと。お風呂上がりや洗顔後だけではなく、実は、半身浴や運動をする時も体がほてって肌が乾燥しやすい状態なので、スキンケアオイルなどを塗ったほうがいいんですよ。スキンケアの際は、まず化粧水を肌が柔らかくなるまで乗せて油分を入れ込む準備をします。次に、米粒大のバーム(油分)を手のひらに伸ばして顔全体に当てて、仕上げに小豆大に取った保湿クリームを手で包み込むように乗せて完了。乾燥しやすい時期は油分がうまく入らないので、油浮きを感じたら化粧水とオイルをミルフィーユ状に数回重ねた後に、保湿クリームを使うのがおすすめです。」
【3】スキンケアだけじゃない!
肌を作るのに大切な習慣
Q.スキンケア以外で、”素肌美”のために心掛けている習慣を教えて!
A.「食べ物には気を付けています。例えば、ヘンプシード(麻の実)や生のナッツをおむすびやおひたしに混ぜて摂るなど。ヘンプシードは“植物界で最も赤ちゃん肌に育ててくれる”と言われるほどのスーパーフードで、タンパク質やアミノ酸を豊富に含まれます。生のナッツはローストのものより、栄養分と油分が多く摂取できるのでおすすめです。食べ物以外で言えば、皮膚代謝を高めるために自宅でストレッチをしたり、また他サロンさんへ行って客観的な目で肌を見てもらうこともあります。」
プロのアドバイス&ケアで、もっと“素肌美”へ!
プロによる「肌チェック」が大切!
心と肌が弱っている時のレスキューも
「“セルフケアを入念にやっていれば、トリートメントは必要ない”と思いがちですが、自分が思っている状態とプロから見た肌の状態は違います。今の自分はどういう状態なのか、また何が必要なのか、自分では見えない部分をプロにケアしてもらうことが大切。それは誰でもいいわけではなく、好きな空間や信頼できるセラピストに出会うことでもっと自分のチャームポイントを引き出せるはずです。
また、ひどい肌トラブルになってしまったら、“心の疲れ”が原因かもしれません。無理してセルフケアに力を入れるのではなく、人の手を借りて隅々までケアする温かい時間を、自分のために作ってあげてくださいね。」
教えてくれた人
Asami Eguchiさん
<経歴>
福岡ビューティーアート専門学校 エステ専攻を卒業後、大手エステティックサロンを経験。2011年より、代官山に開業して15年以上の人気サロン「テルメ・フェリーチェ代官山本店」にて勤務。
<コメント>
「私たちは“春が1年の肌を決める大切な時期”と考えています。紫外線が強くなる前に皮膚免疫を高めることで夏のダメージにどれだけ耐えられるかが決まるからです。その後は湿度が下がり、一気に肌の疲れが出てくるので、今から土台作りするのが“素肌美”作りのポイント。ぜひ一度相談に訪れてください。」
▽テルメフェリーチェ代官山(代官山)
まるで肌の人間ドックのように1人ひとりの肌悩みの原因を紐解いていく「肌悩み解決サロン」。9割以上の人が素肌のまま帰るほど、肌の美しさを実感できるメソッドを、ぜひ一度体験してみて。
◆サロンおすすめプラン
ふっくら素肌をめざして テルメフェリーチェ式クレンズフェイシャル
60分 8800円
ほかにも!編集部おすすめフェイシャルプラン
おすすめプランのほかにも、オズモールで紹介するフェイシャルプランは180件以上! トラブルを起こしやすい春先のゆらぎ肌はプロに相談しよう。日付・エリアから検索して、お気に入りのサロンを見つけてみて。
WRITING/ERIKA SHIMOYAMA(OZmall)