レーザートーニングって?美容皮膚科医に聞いた、シミ・肝斑・くすみに効果的な理由
年齢とともに悩みが深くなる、肌の悩み。シミや肝斑、くすみってどうにかならないの? そこで、美容皮膚科「CHRISTINA CLINIC 銀座」の院長・松島桃子先生に聞いた、効果的な治療方法・レーザートーニングについてご紹介。効果やダウンタイム、施術の流れを知って、レーザートーニングでワントーン明るい肌をめざそう。
更新日:2023/02/17
レーザートーニングとは?
レーザートーニングの特徴
レーザー治療法のひとつであるレーザートーニング。いちばんの特徴は、これまでのレーザー治療ではむしろ悪化させてしまうため禁忌とされていた、肝斑を治療できること。レーザートーニングは皮膚の奥深くの真皮上層まで届く、通常よりも波長が長いレーザーだから、肝斑にもアプローチできる。
また、通常のレーザーが1カ所にスポットで強めに照射して患部をカサブタにして治していくのに対し、レーザートーニングはシャワーを浴びせるように、患部に均一にパワーを与える。炎症を起こさない程度の力でムラなく均一に照射して、シミの原因であるメラニンを少しずつ壊していけるので、カサブタにもならず、周囲に気づかれずにシミ治療をしたいという人にぴったり。
効果・効能
レーザートーニングはシミ、そばかす、肝斑治療に効果を発揮する。とくに、通常のレーザー治療で禁忌とされている肝斑は、レーザートーニングでのケアがおすすめ。肝斑は左右対称に現れる、境界線がはっきりしないという特徴があるものの、素人目には判断しづらいから、クリニックで先生に診断してもらおう。
スキンケアで消えないシミがある、色素沈着やあざを消したいという悩みを持つ人にも適していて、顔全体を照射することでシミやくすみを改善し、ワントーンアップした美白肌に導く。皮膚の奥深くまで届く波長の長いレーザーのため、コラーゲン生成も期待できるのが嬉しいポイント! 毛穴を引き締め、肌のハリ感をアップしたり、キメを整えたりという効果が期待できる。
ダウンタイム、副作用、注意点
テープ保護などのダウンタイムはなく、照射直後から洗顔・メイクOKで、シャワーや入浴も当日から可能。施術直後はレーザー特有の赤みが出るけれど、しっかりクーリングすることで引いていく。また、レーザー照射後は乾燥するので、自宅に帰ってからも保湿をきちんとしよう。
注意点としては、ニキビのような毛嚢炎になる可能性があること。そのほか、軽度の赤みや、まれに湿疹が出ることも。通常は1週間ほどで落ち着くけれど、万が一ひどくなるようならクリニックまで問い合わせて。また、糖尿病、高血圧などの疾患を持っている人、妊娠中の人、治療部位に金の糸を入れている人などは、レーザートーニングを受けられない。クリニックによって条件は異なる場合もあるので、予約前に確認をしよう。
レーザートーニングの施術の流れ
レーザートーニングの施術の流れを「CHRISTINA CLINIC 銀座」を例にご紹介
レーザートーニングは実際にどうやって行うの? 施術の流れや内容をご紹介。施設によって異なるので、詳細は各クリニックに問い合せを。
STEP1 問診
施術内容の説明を聞き、ドクターに肌の状態を見てもらい、気になるシミなど悩んでいる部位を伝え、重点的にケアするポイントを決める。
STEP2 クレンジング
洗面台でメイクを落とす。眉やアイメイクを落としたくない場合は、残してもOK。頬や鼻、額、唇など施術部位はクレンジングを。
STEP3 照射
照射時間は顔全体で5分程度。施術中は、ゴムで弾かれたようなパチパチした感触がある。メラニンが多い箇所ほど強くパチパチと感じる。
STEP4 鎮静・冷却
熱を帯びた肌に、鎮静・保湿パックを塗布し、10分ほどクーリング。肌の回復と再生を行い、シミやくすみを取り払う。
レーザートーニングのメニュー例
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レーザートーニングのQ&A
レーザートーニングに痛みは伴いますか?
ゴムで弾かれたようなパチパチした軽い痛みがありますが、麻酔が必要なほどではありません。痛みの感じ方は人それぞれのため、心配な方にはオプションとして麻酔クリームの用意もあります。問診の際にお申し付けください。
施術後にダウンタイムはありますか?
テープ保護などのダウンタイムはありません。照射直後から洗顔やメイクができ、シャワーや入浴も当日から可能です。施術直後はレーザー特有の赤みが出ますが、鎮静・保湿パックを塗布してクーリングすることで引いていきます。
美容クリニックに通う間隔・頻度はどれくらいですか?
通院の間隔と頻度は、1~2週間に1回、5~10回が目安です。1年に一度の集中ケアとして、週1回、全10回通うことをおすすめします。個人差はありますが、全10回を終えると目立つシミがしっかり改善する場合が多いです。
施術前後で気を付けることはありますか?
レーザー照射後は乾燥するので、自宅に帰ってからもしっかりと保湿を行ってください。また、ニキビのような毛嚢炎(もうのうえん)になる可能性や軽度の赤みや出る場合があり、まれに湿疹が出ることもあります。通常は1週間ほどで落ち着きますが、万が一ひどくなるようならクリニックまでお問い合せください。
光フェイシャルとレーザートーニングの違いはありますか?
レーザートーニングは肝斑治療ができるのに対し、光フェイシャルはできないという違いがあります。照射の仕方がそれぞれ異なり、光フェイシャルは熱量が高く、肝斑には向いていません。通う頻度や回数、メラニンに働きかけて美肌へ導く点は同じです。
お話をお伺いしたのは、美容皮膚科医 松島桃子先生
スキンケアと医療を融合させた美容クリニック「CHRISTINA CLINIC 銀座」の院長。肌の負担が少なくダウンタイムのない施術を心がけ、美容皮膚科や美容外科などの医療とスキンケアの視点から美しい肌へと導く。
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WRITING/NOZOMI SUZUKI