オズモールの「からだメンテナンス」担当のイシイです。40代になり、エイジングケアに興味津々。頬のあたりにできた小さいシミやくすみが気になってきたので、光フェイシャルを体験してきました
シミの深さや種類によって
使うマシンやケアの方法が変わる
「シミにはいくつか種類があり、そのタイプによってケアの方法が変わります」と教えてくれたのは、「品川駅前皮膚科」の増岡宏昭総院長。「紫外線と加齢が主な原因といわれる老人性色素斑は、皮膚の表面にメラニン色素が滞留しているので、光照射やレーザー照射でケアをします。ピンポイントで濃いシミがある場合はレーザー、広範囲の薄いシミには光が向いています」「一方、ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)や太田母斑は、表皮の下の真皮層に色素があるため、Qスイッチレーザーでなければケアができません」「また、肝斑は強いレーザーや光をあてると悪化してしまうことがあるので、トラネキサム酸の服用やハイドロキノンの塗布が有効です」。ただし、シミの種類を見分けるのは難しいので、医師に診断をしてもらってくださいとのことでした。
シミ取りだけでなく美肌効果も
光フェイシャルとは
「“光フェイシャル”とは、肌に光エネルギーを照射することで、シミ・そばかす・くすみを薄くする施術です。レーザーは黒色のみに反応するので濃いシミに向いていますが、光フェイシャルは黒色だけでなく赤色にも反応するので、赤ら顔にも有効です。また、真皮層のコラーゲンやエラスチンの生成が促されるため、肌のハリをアップさせ、小じわや毛穴の開きの解消にも効果が期待できます」と増岡先生。「光フェイシャルをすると、色素の濃い部分が光を吸収してかさぶたのようになり、7~10日かけて細胞が生まれ変わることでシミが薄くなっていきます。ダウンタイムの少ないマイルドな施術なので、月に1回、5回程度続けるのが理想です」。顔の広範囲に照射できるので、シミだけでなくくすみにもアプローチできるのは魅力だと思いました。
まぶしい光にビックリ
痛みはほぼ感じず
光フェイシャル施術の説明を伺った後は、いよいよ施術へ。顔全体にジェルを塗り、照射をしていきます。事前に「輪ゴムではじかれるような刺激があります」と聞いていたものの、実際に受けてみたらそれほどの痛みは感じず、むしろ、照射のたびにまぶしい光が出ることに驚きました。施術後、看護師さんに「シミの部分が薄っすらかさぶたになりましたね」と言われましたが、自分では少し濃くなったかな、と思う程度。「かさぶたと言っても、ケガをしたときにできるようなものではなく、色が濃くなり少し盛り上がるくらいです。数日で目立たなくなりますよ」とのこと。施術後はすぐにメイクもでき、当日の入浴もOK。ただし、日焼けには気を付けてくださいとのことでした。
光フェイシャル体験後のリアルな感想
翌朝、鏡を見た途端に「くすみが消えて透明感がアップしている!」と感激。頬を触ってみると、モチモチとして手のひらに吸い付くような肌触りでさらに感激。美肌効果は数日間続き、周りからも「肌がきれいになったね」と言われました。肝心のシミは、少し薄くなったかな?という感じでした。私の場合はシミ自体が薄いため、光に反応しづらかったのかもしれません。今回受けたのは10800円(初回8800円)のプラン。一度でシミが消えるわけではありませんが、くすみ解消やハリアップの効果はとても感じたので、ぜひ続けたいと思いました。
品川駅前皮膚科(品川)
品川駅から徒歩2分でアクセス抜群。美容だけでなく一般診療も行っており、通いやすい雰囲気も魅力。光フェイシャルのほか、LEDなどダウンタイムの少ない施術も行っているので、仕事をしながらでも美容ケアを続けられそう。
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※効果および痛みは個人の感想です
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