40代美容担当が話題の施術を体験～しわ取り編～

更新日：2018/01/18

オズモールの「からだメンテナンス」担当のイシイです。40代になり、エイジングケアに興味津々。あるとき知人から額のしわを指摘され、鏡を見るたびに気になっていました。そこで今回は、美容クリニックでしわ取り施術を体験してきました

しわの種類と施術メニューを
美容クリニックの医師が解説

「しわには、眉間じわのように表情筋を動かすことでできるものと、ほうれい線のように皮膚に刻まれたものがあり、前者にはボトックス注入、後者にはヒアルロン酸注入が効果的です」と説明してくれたのは、「アクネスタジオ渋谷院」の西川総院長。「ボトックス注入とは、ボツリヌストキシンという成分を注入することで表情筋の動きを抑え、しわができないようにする施術です。」「施術は数分で終わり、一度の注入で4～6カ月程度効果が持続します。但し、注入すると製剤が自然になくなるまで効果を消すことはできません。」「製剤は数種類ありますが、厚生労働省で認可されているのはアメリカ製（アラガン社製）のみです。なお、妊娠中や妊娠希望の方は受けられませんので注意してください」

皮膚に深く刻まれたしわは
ヒアルロン酸で盛る

「一方、ヒアルロン酸注入とは、凹んでいるところにヒアルロン酸を入れることで盛り上げる、という施術です。製剤の種類（固さ）によりますが、一度の注入で3～9カ月効果が持続します。しわのほか、唇をふっくらさせたり、目の下のたるみをケアしたりするときにも使われます。」「但し、ボトックスに比べてヒアルロン酸の注入には医師の技術も重要なので、信頼できるクリニックで受けてください。施術直後は内出血や腫れが出ることがあるので、イベントの直前はおすすめできません」

ボトックスを受けるつもりが
ヒアルロン酸に急遽変更

しわ治療のメカニズムを聞いた後、カウンセリングへ。ボトックスを受けるつもりで来院したのですが、西川院長の「イシイさんの額には、ボトックスはおすすめしません」の一言で事態は急変。「日本人の多くの方が、額にボトックス注入をするとまぶたが重くなり、表情が不自然になります。イシイさんの場合、眉間やあごはボトックスが有効ですが、額はヒアルロン酸注入のほうがいいですよ」と言われ、ヒアルロン酸注入に変更することに。ちなみに、額のボトックス注入が効果的なのは、彫が深い顔立ちの人。まぶたが重くなりにくいからだそうです。

メイクを落とす必要もなく
施術は15分程度で終了

施術はアイシングからスタート。次に極細の針で麻酔を打ってもらい、ヒアルロン酸を入れていきます。麻酔のおかげで痛みは感じませんが、粘度のある製剤を入れているという感覚はあります。ヒアルロン酸を注入した後、先生が指で押して整えてくれるのにも驚きが。何度か鏡を見ながら調整するさまは、まさに「美しい額を作る」という感じでした。施術当日は、運動など代謝が上がることは控えたほうがいいそうです。

しわ取り施術体験後のリアルな感想

かつて二度ほど額にボトックス注入をしたことがあるのですが、しわはできなくなるけれどまぶたが重くなるのが難点でした。今回、私の額じわにはヒアルロン酸注入が向いていることが分かり、医師のカウンセリングが重要だと再認識。施術した当日は注射をした箇所に内出血が起こりましたが、ごく小さかったのでメイクをすれば目立たず、5日後にはきれいに消えました。ボトックスと違って額が動くので、仕上がりも自然で満足度も高かったです。受けたのは1回19800円のプランですが、4～6カ月効果が持続するようなので、決して高い投資ではないと思いました。しわが目立ち始めたら、またヒアルロン酸注入をしようと思います。