宝厳院

宝厳院(ほうごんいん)の見どころ、口コミ、アクセス情報

更新日:2022/04/28

嵐電「嵐山駅」より徒歩約3分にある宝厳院。臨済宗天龍寺派の寺院で天龍寺の塔頭。

夢窓国師の法孫、策彦禅師の作と言われる「獅子吼(ししく)の庭」は、嵐山を借景とした回遊式庭園である。庭園内には、獅子の顔をしているところから命名された「獅子岩」などがある。

宝厳院とは?見どころは?

五感が研ぎ澄まされる寺院

寛正2年(1461年)に創設した宝厳院だったが、6年後に起こった応仁の乱により京の都は灰燼と化し、宝厳院も焼失してしまう。その後、豊臣秀吉の援助で再建。2002年には現在地(旧塔頭寺院跡)に移転した。

ご本尊は、三十三体の観音菩薩を脇にした、十一面観音菩薩。足利尊氏が信仰したと伝えられる地蔵菩薩像も祀られている。また本堂には全58面の障壁画『風河燦燦三三自在』があり、さまざまな姿をした33の人間が描かれている。

なかでも策彦禅師の作といわれる「獅子吼の庭(ししくのにわ)」は、圧巻。嵐山を借景として巧みに取り入れ、「獅子岩」などの巨岩を配した借景回遊式庭園として、江戸時代の京都の名所名園を収録した「都林泉名勝図会」にも掲載された。

新緑の青もみじ、秋のもみじが美しく、この季節に合わせて特別公開され、夜のライトアップは一見の価値がある。

宝厳院の読者口コミ

みんなの評価
3人の評価分布
非常に満足 ★★★★★★★★★★ 1人
満足    ★★★★★★★★★★ 1人
普通    0人
やや不満  0人
不満    ★★★★★★★★★★ 1人
なのさんの口コミ
女性/40代/いとこと
獅子岩の苔や玉砂利、たまたまいた鷺、近くの沢山の羅漢が可愛かった。

行った時期:2018年6月 平日・昼
混雑状況:普通
滞在時間:1~2時間
KARL55さんの口コミ
男性/50代/恋人・配偶者
紅葉がとてもきれいでした。京都で一番だと思います。

行った時期:2021年11月 平日・昼
混雑状況:普通
滞在時間:1時間未満
季節の見どころ
桜の名所、あじさいの名所、紅葉の名所

宝厳院の基本情報

スポット名
宝厳院(ほうごんいん)
住所
〒616-8385 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町36
営業時間
2022年『春の特別拝観』
3/19(土)~6/30(木) 9:00~17:00
料金
500円
駐車場
なし
最寄り駅
嵐電「嵐山駅」
交通アクセス
嵐電「嵐山駅」下車 徒歩3分
JR「嵯峨嵐山駅」下車 徒歩10分
阪急「嵐山駅」下車 徒歩10分
市バス28番「嵐山天龍寺前駅」で下車 徒歩約5分
京都バス72・73番「京福嵐山駅前」で下車 徒歩約5分
ホームページ
http://www.hogonin.jp/
※記事は2022年4月28日(木)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります