祇王寺

祇王寺(ぎおうじ)の見どころ、口コミ、アクセス情報

更新日:2022/03/01

バス停嵯峨釈迦堂前から徒歩で15分にある祇王寺。「平家物語」で知られる祇王が、平清盛の寵愛を失い、妹の祇女、母の刀自(とじ)とともに出家し、入寺したところと言われている。明治28年に再建された。

祇王寺とは?見どころは?

平家物語に登場する“悲恋の尼寺”祇王寺

祇王寺は竹林と青もみじに囲まれたつつましやかな草庵。『平家物語』にも登場し、平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王が清盛の心変わりにより都を追われるように去り、母と妹とともに出家、入寺した悲恋の尼寺として知られている。
祇王寺は昔の往生院の境内にあり、往生院は法然上人の門弟良鎮によって創建されたと伝わっている。山上山下にわたって広い寺域を占めていた往生院も後年は荒廃し、ささやかな尼寺として残り、後に祇王寺と呼ばれるようになった。

萱葺きの草庵には本尊大日如来と、祇王らの木像が安置されており、苔の庭に青もみじの間から木漏れ日が差し込み、いにしえの物語にふさわしい趣。
控えの間の大きな円窓は、境内の緑葉を通って差し込む日差しが障子に色とりどりの色彩を映し出すことから、別名「虹の窓」とも呼ばれている。

格別の風情があるこの場所で、歴史と自然を楽しんでみては。

祇王寺の読者口コミ

みんなの評価
13人の評価分布
非常に満足 ★★★★★★ 4人
満足    ★★★★★★★★★★ 6人
普通    ★★ 2人
やや不満  ★ 1人
不満    0人
ぴなこさんの口コミ
女性/30代/友達
平家物語にゆかりの場所で、歴史を感じる。

行った時期:2010年より以前 7月 平日・昼
混雑状況:普通
滞在時間:1時間未満
makoさんの口コミ
女性/50代/友達
境内。秋には紅葉が見事だと聞いた

行った時期:2010年より以前 3月 平日・昼
混雑状況:やや空いていた
滞在時間:1時間未満
季節の見どころ
紅葉の名所

祇王寺の基本情報

スポット名
祇王寺(ぎおうじ)
住所
〒616-8435 京都市右京区嵯峨鳥居本小坂町32
営業時間
9:00~16:30(受付終了)
※16:50まで参拝可能
定休日
なし
料金
大人300円 小人(小中高)100円
祇王寺・大覚寺(2カ寺)共通拝観券:600円(大人券のみ)
駐車場
あり
最寄り駅
嵯峨嵐山駅・嵐山駅
交通アクセス
JR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」下車 徒歩25分
京福電鉄「嵐山駅」下車 徒歩25分
市バス28・91系統「嵯峨釈迦堂前」下車 徒歩15分
市バス11・28系統「嵯峨小学校前」下車 徒歩17分
ホームページ
https://www.giouji.or.jp/
※記事は2022年3月1日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります