大覚寺とは?見どころは?
“華と心経の寺”として親しまれる寺院
平安初期、嵯峨天皇の離宮を寺に改めた皇室ゆかりの寺院。嵯峨院が大覚寺となったのは、876年。明治時代初頭まで、代々天皇もしくは皇統の方が門跡(住職)を務めた格式高い門跡寺院。また、後宇多法皇がここで院政を行うなど、日本の政治史に深い関わりをもつ寺院である。
境内には重要文化財の「宸殿」をはじめ、「心経前殿」や縦の柱を雨、直角に折れ曲がっている回廊を稲光に例えられた「村雨の廊下」など貴重な建造物が並ぶ。春季・秋季には貴重な文化財の展覧会「名宝展」が開催。旧嵯峨御所大覚寺に伝わる平安時代(重文・明円作)、室町・江戸時代(重文含む)の2組の五大明王像をはじめとする寺宝の数々を年2回、テーマを定めて霊宝館で展示される。
いけばな発祥の花の寺でもあり、「いけばな嵯峨御流」の総司所(家元)でもある。時代劇・各種ドラマのロケ地としても有名で、よく撮影に使われている。
大覚寺の東に位置する「大沢池」は、周囲約1kmの日本最古の人工の林泉。池のほとりには、茶室望雲亭、心経宝塔、石仏、名古曽の滝跡があり、国指定の名勝地になっている。
見どころ満載の大覚寺へ是非訪れてみては。
観光タクシードライバーが「大覚寺」をおすすめ
こちらの紅葉の見ごろは11月下旬。池を囲むように真っ赤に色づいたモミジがなんとも美しく、あでやか。市街地からやや離れた場所にあるので、静かな雰囲気のなかで紅葉を楽しむことができる点も魅力です。・・・続きを読む
紅葉データ
例年の色づき始め:11月上旬
例年の紅葉見頃:11月中旬~12月中旬
大覚寺の読者口コミ
- みんなの評価
- 21人の評価分布
非常に満足 ★★ 2人
満足 ★★★★★ 5人
普通 ★★★★★★★★★★ 11人
やや不満 ★★★ 3人
不満 0人
- モンプチさんの口コミ
- 女性/40代/ひとり旅
門跡寺院らしい格式の高さを感じさせる。大沢の池の眺めもよい。
行った時期:2010年より以前 1月 平日・昼
混雑状況:空いていた
滞在時間:1時間未満
- あささんの口コミ
- 女性/30代/ひとり旅
花の描かれた天井が可愛かった
行った時期:2019年12月 平日・早朝
混雑状況:やや空いていた
滞在時間:1~2時間
- puwaさんの口コミ
- 女性/40代/子供・家族
タイミングが合うと、時代劇の撮影を見られる。
行った時期:2014年4月 平日・昼
混雑状況:やや空いていた
滞在時間:1時間未満
- 季節の見どころ
- 梅の名所、桜の名所、あじさいの名所、紅葉の名所、観月の名所
大覚寺の基本情報
- スポット名
- 大覚寺(だいかくじ)
- 住所
- 〒616-8411 京都府京都市右京区嵯峨大沢町4
- 営業時間
- 9:00〜17:00(受付は16:30まで)
- 定休日
- なし
- 料金
- お堂エリア
大人:500円 小中高:300円
大沢池エリア
大人:300円 小中高:100円
- 駐車場
- あり(有料)
- 最寄り駅
- 嵯峨嵐山駅
- 交通アクセス
- 市バス28・91系統・京都バス94系統「大覚寺」下車、徒歩すぐ
嵯峨嵐山駅から徒歩約20分
嵐電嵯峨駅から徒歩約20分
阪急嵐山駅から徒歩約35分
- ホームページ
- https://www.daikakuji.or.jp/