
御室仁和寺駅より徒歩約3分にある仁和寺。仁和4年(888年)に創建された真言宗御室派の総本山の寺院。本尊は阿弥陀如来。
「古都京都の文化財」の構成資産として、平成6年に世界遺産に登録されている。
仁和寺とは?見どころは?

格式ある旧御室御所
仁和寺の歴史は仁和2年(886年)光孝天皇によって「西山御願寺」と称する一寺の建立を発願されたことに始まる。しかし翌年、光孝天皇は志半ばにして崩御。宇多天皇が先帝の遺志を継ぎ、仁和4年(888年)に完成。寺号も元号から仁和寺となった。
京都では珍しい道路に面した「二王門」(京都3大門のひとつ)より足を踏み入れると、広大な境内には国宝の「金堂」をはじめ、重要文化財の「五重塔」「御影堂」「観音堂」や、御殿内の「遼廓亭」「飛濤亭」などが並ぶ。皇族や貴族とのゆかりが深かったため「仁和寺御殿」といわれる御所風建築物が特長。
毎年春、仁和寺は満開の桜で飾られる。金堂前の染井吉野、鐘楼前のしだれ桜などが競って咲き誇る。中でも中門内の西側一帯に「御室桜」と呼ばれる遅咲きで有名な桜の林が並ぶ。江戸時代の頃から庶民の桜として親しまれ、数多くの和歌に詠われている。そして近代大正13年に国の名勝に指定された。境内の貴重な建造物と同時期に植えられた御室桜は、建物と同様、 当時と同じ姿を現在に伝えている。
和歌を詠いに訪れてみては。
仁和寺の読者口コミ
- みんなの評価
- 94人の評価分布
非常に満足 ★★★★★★★★ 28人
満足 ★★★★★★★★★★ 38人
普通 ★★★★★★★ 25人
やや不満 ★ 1人
不満 ★★ 2人
- なのさんの口コミ
- 女性/40代/ひとり旅
とにかく素晴らしいお庭。金堂までの参道。全てが美しい。御影堂や護摩行を行っているお堂、入口の門に居られる仁王様。観音堂はすべてが美しい。冥土の土産に必ず訪れるべき場所。
行った時期:2018年6月 平日・夕方
混雑状況:やや空いていた
滞在時間:2~3時間
- メリンダさんの口コミ
- 女性/50代/子供・家族
年間を通して特別公開を多く行っているので、普段見ることができないものを観るのは楽しい。
行った時期:2018年5月 平日・昼
混雑状況:普通
滞在時間:1~2時間
- よんよんさんの口コミ
- 女性/40代/恋人・配偶者
お庭がとても綺麗です。春は御室桜が素晴らしいので有料でも見たほうが良いです。
行った時期:2015年12月 平日・昼
混雑状況:普通
滞在時間:1~2時間
- 季節の見どころ
- 桜の名所、あじさいの名所、紅葉の名所、観月の名所
仁和寺の基本情報
- スポット名
- 仁和寺(にんなじ)
- 住所
- 〒616-8092 京都府京都市右京区御室大内33
- 営業時間
- 3月~11月 9:00~17:00
12月~2月 9:00~16:30
※受付は30分前まで
- 定休日
- なし
- 料金
- 大人 800円 高校生以下無料
- 駐車場
- あり(有料)
- 最寄り駅
- 嵐電北野線「御室仁和寺」駅
- 交通アクセス
- 市バス10・26・59番「御室仁和寺」またはJRバス「御室仁和寺」下車
嵐電北野線「御室仁和寺」駅下車 徒歩3分
JR山陰本線(嵯峨野線)「花園」駅下車 徒歩15分
- ホームページ
- https://ninnaji.jp/