総本山 智積院

総本山 智積院(ちしゃくいん)の見どころ、口コミ、アクセス情報

更新日:2022/04/28

京阪七条駅から徒歩約10分にある総本山 智積院。真言宗智山派の総本山である。総門、本坊、大書院は江戸時代のもの。
庭園は狭い敷地を広く見せる遠近法を取り入れた池泉観賞式の名勝庭園となっている。

総本山 智積院とは?見どころは?

全国約30万人にのぼる檀信徒の信仰の総菩提所、総祈願所

金堂は、総本山智積院の中心的な建物。 宗祖弘法大師のご生誕千二百年の記念事業として昭和50年に建設された。 堂内には昭和の祈りを込めた本尊大日如来の尊像が安置されている。 毎朝の勤行、総本山としての多くの法要はここで厳修されるそう。

「利休好みの庭」と伝えられる庭園は、豊臣秀吉公が建立した祥雲禅寺(しょううんぜんじ・智積院の前身のお寺)時代に原形が造られた。 その後、智積院になってからは、第七世運敞僧正が修復し、東山随一の庭と言われるように。 国宝の障壁画がかつて飾られていた大書院はこの庭園に面して建ち、平安期の寝殿造りの釣殿のように、庭園の池が書院の縁の下に入り込んでいる。 その大書院より眺めることができる庭園は、四季折々の美しさで目と心を楽しませてくれる。特に、ツツジの花の咲く5月下旬からは一段と華やぎ、毎年多くの観光客が訪れる。

収蔵庫には、桃山時代に長谷川等伯らによって描かれ、祥雲禅寺の客殿を飾っていた金碧障壁画などが残される。 「楓図」「桜図」「松と葵の図」「松に秋草図」などは国宝に指定されている。 ダイナミックに大自然を描き出した、豪華絢爛たる絵画の世界をゆっくりと楽しんでみては。

総本山 智積院の読者口コミ

みんなの評価
5人の評価分布
非常に満足 ★★★★★ 1人
満足    ★★★★★★★★★★ 2人
普通    ★★★★★★★★★★ 2人
やや不満  0人
不満    0人
neyoさんの口コミ
女性/50代/ひとり旅
中秋の名月の日に、夜間観覧で行きました。お庭が素晴らしく、小山の上にぽっかり浮かぶ満月を縁側に座ってしばし鑑賞していました。

行った時期:2020年10月 平日・夜
混雑状況:やや空いていた
滞在時間:1時間未満
なっちんさんの口コミ
女性/50代/友達
紅葉が綺麗でそんなに混雑していなくて、三十三間堂や博物館も近くにあって紅葉時の穴場

行った時期:2021年10月 土日祝日・昼
混雑状況:空いていた
滞在時間:1時間未満
季節の見どころ
梅の名所、桜の名所、あじさいの名所、紅葉の名所、観月の名所

総本山 智積院の基本情報

スポット名
総本山 智積院(ちしゃくいん)
住所
〒605–0951 京都府京都市東山区東瓦町964番地
営業時間
9:00~16:00
定休日
12/29・30・31
料金
一般 500円
高校生 300円  中学生 300円  小学生 200円
※団体割引(それぞれ20名以上は1名につき50円引き)
駐車場
あり(無料)

最寄り駅
京阪七条駅
交通アクセス
市バス東山七条バス停から徒歩約3分
京阪七条駅から徒歩約10分
JR東阪東福寺駅から徒歩約15分
京阪清水五条駅から徒歩約20分
ホームページ
https://chisan.or.jp/
※記事は2022年4月28日(木)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります