大徳寺 大仙院

大徳寺 大仙院(だいとくじ だいせんいん)の見どころ、口コミ、アクセス情報

更新日:2022/05/19

市バス「大徳寺前」より徒歩すぐにある大徳寺 大仙院。臨済宗の大徳寺内にある塔頭寺院。千利休が頻繁に参拝していたことで知られる。歴史あるお茶の達人たちは大仙院の僧侶を崇拝、彼らと密接な関係を持っていた。

大徳寺 大仙院とは?見どころは?

お茶とゆかりある寺院

大仙院は、古嶽宗亘(大聖国師)によって創建。現在22に及ぶ大徳寺塔頭中、北派本庵として最も尊重重視される名刹である。

大仙院の本堂は室町時代に建てられ、日本最古の方丈建築(僧侶の住居と瞑想の練習場)として貴重な建造物で、国宝に指定されている。書院は重要文化財。襖絵は、相阿弥、狩野元信など当時の巨匠たちによって描かれた。

特別名勝史跡に指定された枯山水庭園は、龍安寺の石庭とともに天下無双の名園といわれる。30坪の小さな庭園に枯山水の全てが詰まっていると考えていい。使われている全ての石が名石。

第三世古渓宗陳は千利休の参禅の師であったことから、千利休が頻繁に参拝したと伝えられていて、本堂には秀吉をもてなした茶室も。お茶の達人たちとのゆかりを大切にしており、今でもお抹茶とお菓子がいただける。お茶は豊臣秀吉がこのお茶を飲んだあと3回良いことが有ったので、三福茶と呼ばれるようになったという。

多くの貴重な文化財を残す大仙院へ足を運んでみては。

大徳寺 大仙院の読者口コミ

みんなの評価
12人の評価分布
非常に満足 ★★★★★★★★ 4人
満足    ★★★★★★★★★★ 5人
普通    ★★★★★★ 3人
やや不満  0人
不満    0人
りんごさんさんの口コミ
女性/30代/子供・家族
緑も多く、なによりも美しい庭園を見ることができるので、気が浄化されます。季節により、雰囲気も変わるので、四季折々で違った景色を楽しむことができる。

行った時期:2015年6月 土日祝日・昼
混雑状況:普通
滞在時間:1時間未満
donさんの口コミ
女性/40代/友達
狩野派や長谷川等伯の襖絵が立派です。ゆっくり庭園と鑑賞できるので、とても満足できます。

行った時期:2010年より以前 4月 平日・昼
混雑状況:普通
滞在時間:1時間未満
kazさんの口コミ
男性/40代/恋人・配偶者
住職が面白い説法を絡めながら狩野花鳥図などの紹介をしていただけたのが印象的でしたね。お庭は白砂に水流紋を施し岩で滝をイメージした枯山水が大自然の縮景になっていてイイ感じですよ。

行った時期:2010年より以前 8月 平日・昼
混雑状況:普通
滞在時間:1時間未満

大徳寺 大仙院の基本情報

スポット名
大徳寺 大仙院(だいとくじ だいせんいん)
住所
〒603-8231 京都市北区紫野大徳寺町54-1
営業時間
9:00~17:00(12月~2月は9:00~16:30)
定休日
なし
料金
大人 400円 小中学生 270円 抹茶 300円
最寄り駅
市バス「大徳寺前」バス停
交通アクセス
京都市バス「大徳寺前」下車徒歩すぐ
ホームページ
https://daisen-in.net/
※記事は2022年5月19日(木)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります