アイドルやアニメ、スポーツ・・・いまやジャンルを超えて広がっている“推し活”。大好きなモノやコトがあるから毎日頑張れるし、みんなにもすすめたい! そんな推し活を楽しんでいる人も多いのでは? 今回は、俳優・井之脇海さんが子どもの頃からの“推し”について熱いトークを披露。素敵なプレゼントもあるので要チェック!
小学生の頃からベイスターズ一筋!シーズン中は「野球で忙しい」
小学生の頃にお父さんと一緒に横浜スタジアムで試合を見て以来、「横浜DeNAベイスターズ」の大ファンという井之脇海さん。チーム公認ファンとして、2018年には球団公式ドキュメンタリー映像作品「FOR REAL-遠い、クライマックス。-」のナレーションを務めたことも。
「地元のチームだからということもありますが、僕が初めて試合を観た頃のベイスターズは、“暗黒期”と呼ばれた最弱の時代。子どもながらに、選手たちの一生懸命な姿を見て『がんばれー!』と応援したくなりました。その頃からずっと好きです。今年とくに注目しているのは、同い年の東投手。もともと“推し”ているんですが、すごくいいスタートを切っているんですよ!」
シーズン中は仕事の合間にテキスト速報で試合状況をチェックしたり、車で移動するときに応援歌を歌いながらラジオ中継を聴いたり、「週6で試合があるから、毎日忙しいです(笑)」と井之脇さん。もちろん時間が合えば、球場で観戦することも。
「日本の野球ってすごく独特なんです。ブラスバンドや鳴り物で応援したり、球場で飲むビールを楽しみにしている人もいたり、花火が上がったり。球場に行くこと自体がイベントなんですよね」
一球一球、真剣に向き合う選手たちから勇気をもらう
ドラマや映画、舞台とさまざまな作品に出演するたび、それぞれで与えられた役柄として“生きている”井之脇さんにとって、野球観戦は自分をリセットする手段のひとつでもあるそう。
「昨日も、仕事が終わって自宅に帰ってからテレビ中継を観ていました。応援しているときは仕事を忘れて熱中しているし、スタジアムの空気が感じられて、家にいる気がしないんですよね。試合に負けるとあれあれあれ・・・とちょっと気分が落ちたりもしますが、今年は本当に強いんですよ! 本当に、どんどん良くなっているんです。注目のトレバー・バウアー選手もいるし、もしかしたら優勝も狙えるんじゃないかと期待しています」と目をキラキラさせながら熱く語る井之脇さん。
一方で「どのプロスポーツにも共通することですが、選手にとっては結果次第で来年度の契約にも大きく影響しますから、一球、一球、が真剣勝負です。そうやって全力で向き合っている姿を見ると、僕も全力で応援したくなります。いつも勇気をもらうと同時に、自分も頑張ろう!と思います」と励まされる瞬間もたくさんあるそう。
だれかを“赦し、赦される”ことについて、改めて考える機会に
現在、井之脇さんは、6月3日(土)から本多劇場で上演される舞台『カモメよ、そこから銀座は見えるか?』の稽古の真っただ中。俳優としても活躍する岩松了さんが作・演出を手がける舞台で、12歳のとき、初めて岩松さんの舞台を観た井之脇さんの正直な感想は「わからない」だったのだとか。
「ただ、わからないなりに“生”のパワーや情熱を感じていました。岩松さんの舞台は大人になってから観てもわからない部分もあるんですが(笑)、明確な答えが提示されないからこそ、観終わった後に色々想像をするのが楽しい。その時間も含めて岩松さんの作品なんだなと思います」
今回の作品のテーマは“赦し(ゆるし)”。年の瀬の銀座を舞台に、井之脇さん演じるアキオと、黒島結菜さん演じるイズミの兄妹が、かつて自分の家庭を崩壊させた父親の愛人と出会い、徐々に関係が変化していく過程が描かれる。
「普遍的なテーマではありますが、普段、赦す・赦さないについて考える機会って少ないのではないでしょうか。僕自身も今回の舞台が、初めて“赦し”について考える機会になりました。どんな人にも傷つけたり、傷つけられたりという経験はあると思うんですね。そんな『あのとき、あんなことがあったな・・・』というモヤモヤした感情を抱えて生きてきた人にとっては、心に変化があったり、人との向き合い方が変わったり、自分が成長するきっかけになるかもしれません」
生の舞台でしか味わえない感動を、劇場で体感して
舞台の魅力について尋ねると「衣食住と違って、なくても生きていけるものかもしれませんが、人生をより豊かにするものだと思う」とコメント。
オズモール読者に向けて、こんなメッセージも。
「携帯電話やSNSが普及したことで、ひとりでいる時間が増えたという人が多いと思います。物理的な意味だけでなく、みんなと一緒にいても、ひとりで携帯をいじっていたり・・・。舞台のチケットは決して安い金額ではないかもしれませんが、僕は約2時間の作品にお金を出して劇場に足を運ぶことはとてもかけがえのない時間だと思っていて。僕たち俳優も、来てくださった方に向けて嘘なく、全力で演じています。ぜひ劇場で、SNSや時短コンテンツとはまた違う、“生”の舞台ならではの魅力を感じてもらえたら嬉しいです」
3度目となる舞台への出演に向けては「すごく楽しみです。舞台の仕事を通して、映像の芝居に対する意識が変わったこともありました。今回もそんな濃密な時間が過ごせたらいいなとワクワクしています!」と意気込みを語ってくれた井之脇さん。
東京公演のほか、富山や大阪、新潟にて巡演する予定。ぜひ劇場へ足を運んでみて。
サイン入りチェキを3名様にプレゼント!
今回の取材を記念して、井之脇海さんから素敵なプレゼント。サイン入りチェキが3名様に当たる! OZmall公式Twitter限定企画なのでお見逃しなく。
OZmall公式Twitter
Twitterキャンペーン詳細
【応募期間】
2023年5月25日(木)~ 5月31日(水)23時59分まで
【応募条件】
オズモールのTwitterアカウント(@OZmall)を「フォロー」の上、2023年5月25日(木)投稿の「#OZmallプレゼントキャンペーン」「#オズモールで推し活」のハッシュタグが付いた投稿への「RT」が参加条件となります
※本キャンペーンの応募者は、本応募要項の全てに同意いただいたものとさせていただきますので、ご了承ください
■プレゼントの当選発表・賞品発送
・締め切り後、厳正な抽選を行い、当選者を決定いたします
・当選者の方には、6月上旬頃に、OZmall編集部の公式アカウントよりダイレクトメッセージで当選のご連絡をいたします。その際、賞品を発送するご住所をお伺いしますので、予めご了承ください
・落選された方へのご連絡はございませんのでご了承ください
・賞品は6月中旬に発送の予定ですが、諸事情により多少前後する場合もございます
■注意事項
・当選者の選定時にオズモールのTwitterアカウント(@OZmall)のフォローを解除している場合、対象外となりますのでご注意ください
・当選連絡のダイレクトメッセージを送信した翌日から3日以内にご返信がない場合、お客様の住所変更・転居先不明・ご不在等により商品の受け取りができない場合は、当選を無効とさせていただきますのでご了承ください
・当選賞品の転売は禁止いたします
・本キャンペーンに関するお問い合わせは、Twitterキャンペーンに参加の場合は【Twitter推し活プレゼントキャンペーン】とご記入の上「お問合せフォーム」よりご連絡ください
・本キャンペーンの内容・期間は予告なく変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください
・賞品の発送のためご提供いただいた個人情報は、「OZmallで登録して頂いた個人情報の取り扱いについて」に基づき取り扱います
PROFILE
- 井之脇海(いのわき・かい)
2007年、映画『夕凪の街桜の国』でデビュー。翌年公開した映画『トウキョウソナタ』で「第82回キネマ旬報ベスト・テン」新人男優賞、「第23回高崎映画祭最優秀新人男優賞」を受賞。近年の主な出演作に、ドラマ『おんな城主直虎』『いだてん』『義母と娘のブルース』『クロサギ』『今際の国のアリス シーズン2』『ちむどんどん』、現在オンエア中の『ペンディングトレインー8時23分、明日 君と』、映画『ONODA 一万夜を越えて』『ミュジコフィリア』『猫は逃げた』『犬も食わねどチャーリーは笑う』など。舞台は『CITY』『エレファント・ソング』に続く3作品目。
M&Oplays プロデュース『カモメよ、そこから銀座は見えるか?』
- 銀座、そこはかつて海だった。
その空には、鴎が飛び交っていたのかもしれない——。
アキオ(井之脇海)とイズミ(黒島結菜)は早くに両親を亡くし、二人寄り添うように生きてきた。
今、アキオは銀座の広告代理店で働き、忙しい兄のためにイズミは手作りの弁当を職場に届けたりしている。
イズミは、兄が大好きで、いつまでも二人で一緒にいたいと思っている。
そんな時、イズミは銀座の街で、「のぼる」(櫻井健人)と「とみ」(青木柚)と呼び合う、二人の若い浮浪者に
出会う。この街に浮遊する彼らは何者?
そして、アキオは銀座で、父親の愛人だった葉子(松雪泰子)に出会う。かつて、二人の家庭を崩壊させた葉子
に、しかしアキオはだんだんと惹かれてゆく。そんなアキオを見ているイズミ——。
人の気配が消えた年の瀬の銀座に現れた二人の若い浮浪者、寄り添う兄と妹、
彼らと対峙する美しい女性——。
それぞれのドラマが絡み合い、やがて兄と妹にもたらされる恩寵とは——。
会場:本多劇場
【開催日時】2023年6月3日(土)~6月25日(日)
会場:富山県民会館ホール
【開催日時】2023年6月28日(水)
会場:梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
【開催日時】2023年7月1日(土)、2日(日)
会場:りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館・劇場
【開催日時】2023年7月9日(日)
作・演出:岩松了
出演:黒島結菜、井之脇海、青木柚、櫻井健人、岩松了、松雪泰子
主催・製作:株式会社 M&O plays
- ホームページ
- 『カモメよ、そこから銀座は見えるか?』
推し活応援!推し活におすすめのレストラン&カフェ特集
近ごろよく耳にするようになった「推し活」とは、特定の“推し”を持つ人が、その対象に向けて何らかの行動を起こすこと。推し活は、ひとりでするのはもちろん、同じものを好きな友人と一緒に“推し”への愛を共有するともっと楽しい! そこでOZmall編集部では、“推し”のテーマカラーに合わせて色が選べるアフタヌーンティーや、記念撮影付きプランのあるカフェなど、推し活におすすめのレストラン&カフェを厳選。公演の前後に、とことん推し活を楽しもう。
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【連載】推しに推しを聞いてみた
STYLING/SHINICHI SAKAGAMI(Shirayama Offic) HAIRMAKE/TOSHIHIKO SHINGU (VRAI) WRITING/MINORI KASAI PHOTO/MIHARU KIMURA