俳優・倉科カナさんに聞く!“私の推し活”【推しに推しを聞いてみた】

俳優・倉科カナさんに聞く!“私の推し活”【推しに推しを聞いてみた】

更新日:2022/12/15

アイドルやアニメ、スポーツ・・・いまやジャンルを超えて広がっている“推し活”。大好きなモノやコトがあるから毎日頑張れるし、みんなにもすすめたい! そんな推し活を楽しんでいる人も多いのでは? 今回はドラマや舞台、映画など幅広く活躍する俳優の倉科カナさんに、最近ハマっているものについて教えていただきました。素敵なプレゼントもあるので要チェック!

10代の頃から運動が大好き。体が整うと心も整う

倉科カナさんがハマっているのは「体を整えること」。
「体の成り立ちを知るのが好きなんですね。例えば、腰痛の本当の原因は腰ではない部分にあったりして、『そうか、ほかの筋肉が疲れているからこうなったんだ』という仕組みを知るのが好きなんです。ちょっと変かもしれませんね(笑)」と倉科さん。

学生時代から体を動かすことが大好きで、いまも休みの日など時間が空くと、とにかく体を動かしているのだとか。
「学生時代は球技をやっていましたが、いまやっているのはピラティスやバレエ、理学療法にジム、ジャイロトニック・・・。最近自転車を買ったので、都内を走っていることもありますよ(笑)。正しく筋肉が使えると、普段のちょっとした動きでも滑らかに動けるようになって、すごく気持ちがいいんです。演技をする上でも、雑な動きよりは美しい動きの方が、見てくださる皆さんにも楽しんでもらえると思いますし、私自身も体にかかる負荷が少なくて済みますし。最近よく聞く、サウナで“整う”という感覚が近いかもしれません」とにっこり。

いつも風通しがよく、心身ともに健やかな人でありたい

もうひとつ、以前、ドラマでバイオリニストを演じたのをきっかけに習いはじめたバイオリンにもハマっているのだとか。

「それまでバイオリンに触ったこともなかったんですが、バイオリニストの先生に教えていただいたら意外とすんなり弾けてしまって、私にもできるかもしれない!と思って(笑)。それ以来、同じ先生について、ときどき演奏しています」

自分とは真逆のキャラクターを演じたり、同時期に並行して複数の役柄を演じる機会も多い倉科さんにとって、こうしたリフレッシュや息抜きは大切な時間。

「ひとつの役にディープに入り込めば込むほど、頭も心も固まってしまって、あんまりいいことがないんですね。だから体を動かして汗をかいたり、切り替えることはすごく大切。体にも空気の入れ替えが必要で、私はいつも体のなかに風が通っているような人でありたいなと思っていて。対面したときに、空気がよどんでいたら、きっと相手もいやだろうなと思うんですね。人と接することが多い仕事なので、できるだけ心も体も健やかでありたいですね」

邪心が浮かんだら、頭に“無”の文字を思い浮かべる

倉科さんは2023年2月から始まる舞台『蜘蛛巣城』に出演。蜘蛛巣城はシェイクスピアの『マクベス』を基に、1957年に黒澤明監督が発表した映画の舞台化作品で、戦乱の世に翻弄される夫婦を描いた悲劇。今回、演出を手がける赤堀雅秋さんとは以前から親交があり、いつか同じ舞台で仕事をしたいと熱望していたのだとか。

「赤堀さんの舞台は、一人ひとりの役がそのまま生きているように感じられるリアリズムが魅力。今回の作品も、みなさんが舞台上で生きている私たちを覗いているような感覚を抱いていただけたら」という倉科さんは、赤堀さんや早乙女太一さんと絆を深めながら、意気込みすぎずに役づくりをしていきたいと話す。

「欲張るといいことがないから(笑)。私は他人に対して○○してほしい、というような欲望が湧いてきたときは、頭のなかに筆で黒々と書いた“無”という文字を思い浮かべるんです。意外と効果がありますよ」

さまざまな仕事の合間に、意図的に“無”になる瞬間も自分を整える上で大切な時間だといえそう。

夫婦愛が描かれた、新しい『蜘蛛巣城』の世界に触れて

倉科さんが演じる浅茅は、早乙女太一さん演じる夫の鷲津武時に対して、主君を殺して城主になるように唆すなど、業が深く“冷酷な悪女”として知られているけれど「今回の『蜘蛛巣城』は、“夫婦愛”が描かれた作品です」と倉科さん。
「物語の舞台は戦国時代。政略結婚が当たり前だったこの時代に、武時と浅茅は互いに愛し合って結ばれました。そんななかで子どもを授かることができなかった浅茅は、武時の後継者を残せないことに負い目を感じていたと思うんです。彼のためにできることがあるなら何かしてあげたい、そんな思いから手を伸ばしたら、いろいろなことが崩れはじめてしまった・・・物語はそんな切なさもはらんでいて、同じ女性として共感できますし、きっと作品全体を通して、あらゆる世代の方に共感できる部分があると思います」


最後に、倉科さんから、同世代のオズモール読者にこんなメッセージが。
「20~30代は、仕事でもプライベートでも、たくさんの分岐点がありますよね。ときには『本当にこれでよかったのかな』と迷ったり、不安になったりすることもたくさんあると思います。わたしが最近よく思うのは、“自分のことは自分がいちばん可愛がってあげるべき”だということです。もちろん、完璧ではないし、ダメな自分もたくさんいるけれど、そんな自分も含めて“いいじゃん、私”と思うようにしていて。だって、否が応でも他人からは評価されてしまうものですよね。だから、自分のことをたくさん愛してあげてほしいなと思います。どうぞ“ご自愛“くださいね」

サイン入りチェキを3名様にプレゼント!

今回の取材を記念して、倉科カナさんから素敵なプレゼント。サイン入りチェキが3名様に当たる! OZmall公式Twitter限定企画なのでお見逃しなく。

OZmall公式Twitter

Twitterキャンペーン詳細

【応募期間】
2022年12月15日(木)~ 12月21日(水)23時59分まで

【応募条件】
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※本キャンペーンの応募者は、本応募要項の全てに同意いただいたものとさせていただきますので、ご了承ください

■プレゼントの当選発表・賞品発送
・締め切り後、厳正な抽選を行い、当選者を決定いたします
・当選者の方には、2022年12月下旬頃に、OZmall編集部の公式アカウントよりダイレクトメッセージで当選のご連絡をいたします。その際、賞品を発送するご住所をお伺いしますので、予めご了承ください
・落選された方へのご連絡はございませんのでご了承ください
・賞品は12月下旬~1月中に発送の予定ですが、諸事情により多少前後する場合もございます

■注意事項
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・当選賞品の転売は禁止いたします
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PROFILE

倉科カナ
1987年12月23日生まれ、熊本県出身。2009年に放映されたNHK連続テレビ小説『ウェルかめ』でヒロインを演じ注目を集める。以来、ドラマや映画、舞台など幅広く活躍中。2022年には第29回読売演劇大賞女優賞を受賞した。
【舞台】蜘蛛巣城

【舞台】『蜘蛛巣城』

シェイクスピアの『マクベス』をもとに、黒澤明監督が1975年に発表した映画を舞台化。

日本の戦国時代、天下統一の野望を抱いた者たちが群雄割拠の様相を呈した頃、蜘蛛巣城の城主・都築国春は味方の謀反により苦戦をしいられていた。一の砦の大将・鷲津武時と二の砦の大将・三木義明は隣国との激しい戦いの末、蜘蛛手の森の中をさまよっていると、二人は森に棲む謎の老婆と出会い、二人は予言めいたことを告げられる。武時には「今宵からはあなたは北の館のお殿様、やがては蜘蛛巣城のご城主様」、義明には「あなたのお子はやがて蜘蛛巣城のご城主様」。この予言を聞いてから武時とその妻・浅茅の運命は大きく変わり、予言に誘われるかのように動き出す―

会場:神奈川県 KAAT神奈川芸術劇場〈ホール〉
【開催日時】
2023/2/25(土)~2023/3/12(日)
*兵庫・大阪・山形にてツアー公演あり

上演台本:齋藤雅文 赤堀雅秋
演出:赤堀雅秋
出演:早乙女太一 倉科カナ 
長塚圭史 中島歩 長田奈麻 山本浩司 水澤紳吾
久保酎吉 赤堀雅秋 銀粉蝶 ほか
ホームページ
『蜘蛛巣城』

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OZmall 推し活特集

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STYLING/AMI MICHIHATA HAIRMAKE/TAEKO KUSABA WRITING/MINORI KASAI PHOTO/KAZUHITO MIURA

※記事は2022年12月15日(木)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります