もっと和牛が好きになる。日本の名だたる銘柄牛ギャラリー ~近江牛~

もっと和牛が好きになる。日本の名だたる銘柄牛ギャラリー ~近江牛~

更新日:2020/04/27

ステーキ、焼肉、鉄板焼きなどで和牛を楽しむ人は大勢いるけれど、銘柄と言われるとまだまだハードルが高いもの。そこで、オズモール&お肉のプロが日本の名だたる銘柄牛を解説! 産地や血統、エサや環境などが合わさっておいしく育った銘柄牛の特徴をとらえて、自分好みのお肉を見つけてみよう。今回は「近江牛」。銘柄で選べるようになれば、あなたも和牛マスターに一歩近づけるはず。

霜降りの甘みと風味が抜群
江戸時代から続く歴史あるブランド牛

400年以上というブランド牛の中でも圧倒的に長い歴史があり、日本三大和牛のひとつといわれる「近江牛」。その歴史は江戸時代まで遡り、近江国北部(現在の滋賀県)を統治していた彦根藩が、味噌漬けにした牛肉「反本丸(へんぽんがん)」を養生薬として将軍家に納めていたことから始まる。そのおいしさは肉食禁止の時代でも、薬の一種という名目で献上させていたほど。
血統のルーツは和牛の祖先としても知られる黒毛和種の但馬牛。いまは、琵琶湖を有する水に恵まれた自然豊かな滋賀県内で、長い期間飼育された黒毛和牛が近江牛に認定されている。
風通しのよい牛舎やミネラルが豊富な鈴鹿山系の地下水、胃にやさしい炊き餌などこだわりの餌を与えたりと、農家さんがそれぞれの技を駆使して手間暇かけて育てた健康な近江牛は、霜降りの甘みや芳醇な香り、とろける様な口当たりが魅力的。

教えてくれたのは・・・株式会社 小島商店 取締役副社長 小島康成さん

創業85年、日本唯一の仔牛専門の肉卸として始まった小島商店。現在は和牛と国産仔牛を取り扱い、銀座三越と新宿伊勢丹に店舗を構える。お客様の多様性に応えられるように「ここにしかないもの」を求めて、今でも全国に足を運び直接仕入れた厳選のお肉を届けている。特産松阪牛や近江牛、飛騨牛、雪降り和牛尾花沢など、数多くの銘柄牛がそろう。

スポット名
和牛・国産仔牛専門店「片葉三」(銀座三越)
電話番号
0335617104 0335617104
住所
東京都中央区銀座4-6-16 銀座三越地下3階 フレッシュマルシェ内
営業時間
10:00~20:00
定休日
なし
会社詳細を見る
株式会社小島商店

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WRITING/AYA MATSUO

※記事は2020年4月27日(月)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります