ザ・ペニンシュラ東京「Peter」 ランチ 編集部レポート

ザ・ペニンシュラ東京の華やかランチコースを編集部がレポート。皇居を望む高層階でサーロインのグリル、名物マンゴープリンも

更新日:2025/05/19

日比谷駅から直結のラグジュアリーホテル、ザ・ペニンシュラ東京。こちらのステーキ&グリルレストラン「Peter」では、星付きの名店や北海道で研鑽を積んだシェフによる、素材の魅力があふれるランチコースを味わえます。

可憐な美しさのヴィシソワーズ、ソースをその場でかける的鯛のブレゼやサーロインのグリルなど、おいしさにも見た目にも感動。高層階から望む景色も相まって、至福のひとときに。編集部の馬場がレポート。

皇居外苑や日比谷公園を望む、開放的なグリルレストラン

本日訪れたのは、誰もが憧れるラグジュアリーホテルの最上階に位置するステーキ&グリルレストラン。カナダの有名なデザインチームが手がけたという店内は、モダンで洗練された空間です。

そして、足元から天井まで広がる開放的な窓からは、皇居外苑や日比谷公園などを望み、穏やかな景色を楽しむことができます。ランチタイムは心地のよい日差しが差し込んで、リラックスした気分に。新緑や紅葉の時期もおすすめですよ。

初夏を思わせる、可憐な見た目のヴィシソワーズに舌鼓

前菜で登場したのは、美しいビジュアルの「ヴィシソワーズ 野菜のジュレ ミルクフォーム」。野菜コンソメとポロネギのエスプーマで仕立てたスープは、見た目以上にとろみがあってなめらかな舌触り。

初夏の色合いを出すために、紫色のじゃがいもを入れているのだとか。さらに、オリーブオイル、バスク地方の胡椒「エスプレットコショウ」を使用。スパイスが効いているから、最後まで飽きずにいただくことができました。

野菜のジュレやパリパリの葉など、食べ進めていくうちに異なる味わいや食感になり、スープとは思えない楽しさのある一皿です。

ベーカリーで毎日焼き上げる、高加水のもっちりパン

ホテルのベーカリーで、レストランのために毎日焼き上げているというパン。

今回いただいたものは柚子胡椒が入っており、時期によって塩麹や茶などを生地に練り込んでいるものもあるのだそう。たっぷりと水分を含んだもっちもちの食感で、なにも付けなくてもおいしい。パンを食べる手が止まりません。

ソースはテーブルで!ライブ感が楽しい、的鯛のブレゼ

「的鯛のブレゼ アスパラガス バルサミコのジュレ 海鮮のクリームソース」が運ばれてきました。なんとソースはその場でかけてくれるんですよ。このライブ感が嬉しいですね。

高温のオーブンで焼き上げた的鯛は、オリーブオイルと旬の食材であるアスパラガスを使ったクリームソースで。白身魚は想像以上に肉厚でボリュームがあって、あっさりとした身と濃厚なソースとのバランスが絶妙。素材本来の味を引き立てます。

また、添えられた白バルサミコ酢のジュレで、味の変化を楽しむことも。酸味が効いているので、重たくなることがありません。

塊肉を丁寧に火入れした、国産牛サーロインのグリル

メインディッシュは「国産牛サーロインのグリル 季節野菜」です。

サーロインの塊肉をじっくりと火入れして提供されるお肉は、味が濃くて、口の中でとろけるほど柔らか。牛すじなどを使った牛肉の旨みあふれるソースと一緒にいただくのですが、こちらのソースもその場でかけてくれるんですよ。

付け合わせには、バター香るにんじんピューレ、桜型がかわいいにんじんのピクルス、レモンのジュレを重ねたものが添えられていました。爽やかなジュレ、酸味のあるピクルスでさっぱり味変できるのもいいですね。

たっぷりのフルーツと味わう、名物のマンゴープリン

ペニンシュラの名物スイーツといえば、マンゴープリンですよね。もちろんこのコースでもいただくことができ、「ザ・ペニンシュラマンゴープリン 季節のフルーツ ココナッツアイスクリーム」が登場。

実は、レストランで提供されるマンゴープリンは、ショップで販売しているものとは異なるのだそう。Peter専属のパティシエがシェフと一緒に考案し、プリンにサワークリームをいれるなどして味に変化を持たせています。いただいてみると、さっぱりとしていて、すごくなめらか。すっきりとしたココナッツアイス、たっぷりのフルーツがトッピングされているのも嬉しいですね。

食材のおいしさを存分に堪能できるコースは、美しい盛り付けも魅力的で、女子会やお母さんとの食事にもおすすめです。東京ならではの景観とともに、美食を楽しんでみてはいかがですか?

北海道で素材の魅力を学んだ、シェフのヨハン・ダコスタ

ザ・ペニンシュラ東京のシニア シェフ・ド・キュイジーヌ、ヨハン・ダコスタ氏。フランスで数々の星付きレストランやホテルで研鑽を重ね、北海道で5年間経験を積んだのち、東京へ。

食材の宝庫・北海道で、魚や野菜など素材の味を引き出す大切さを学んだことから、「素材の味わいを引き出しながらオリジナリティを出すこと」をモットーにしているのだそう。少し手を加えることをポイントにしながら、ソースや飾りで季節感を出しています。

「オリジナルのメニューで、食事の世界観を感じてもらい、今まで体験したことのない特別感を感じてほしい」とヨハン氏。

レストランDATA

スポット名
ザ・ペニンシュラ東京「Peter(ピーター)」
電話番号
0362702888 0362702888
住所
東京都千代田区有楽町1-8-1 ザ・ペニンシュラ東京24F
営業時間
ランチ:11:30~14:00(LO13:45)
ディナー:18:00~22:00(LO21:30)
交通アクセス
東京メトロ日比谷線ほか「日比谷駅」A6・A7出口
JRほか「有楽町駅」中央西口より徒歩2分
東京メトロ銀座線、丸ノ内線ほか「銀座駅」C4出口より徒歩3分
取材ランチコース内容
■前菜
ヴィシソワーズ
野菜のジュレ ミルクフォーム

■海鮮料理
的鯛のブレゼ
アスパラガス バルサミコのジュレ
海鮮のクリームソース

■メイン
国産牛サーロインのグリル
季節野菜

■サイド
Peterスタイル フライドポテト(+800)
プレーン

■デザート
ザ・ペニンシュラマンゴープリン
季節のフルーツ ココナッツアイスクリーム

■食後のお飲み物
コーヒー または 紅茶
取材ランチコース料金
10500円(税・サ込)
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※記事は2025年5月19日(月)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります