マンダリン オリエンタル 東京 イタリアンダイニング「ケシキ」 ランチ 編集部レポート

マンダリン オリエンタル 東京のイタリアンランチを編集部がレポート。最上階の絶景と味わう手打ちパスタ、出来たてティラミス

更新日:2025/05/15

三越前駅より直結のラグジュアリーホテル、マンダリン オリエンタル 東京。最上階の38階に位置するイタリアンダイニング「ケシキ」では、イタリア出身のシェフによるクラシカルでいて洗練されたランチコースをいただくことができます。

ホテル自家製の手打ち麺を使用したパスタや、エスプレッソをテーブルで注ぐティラミスなど、素材に敬意を表して作られる料理は、五感を刺激するものばかり。編集部の荒武がレポートします。

マンダリン オリエンタル 東京 イタリアンダイニング「ケシキ」のイタリアンランチ シェフ

食材に敬意を表して。イタリア出身のシェフ、フルビオ氏

イタリア南部・サレルノ出身のシェフ、フルビオ・ベントゥーラ氏。ローマの料理学校でイタリア料理とフランス料理を学んだのち、イタリアをはじめ、クウェートやインドで研鑽を積んできました。ローマでは、日本人シェフ能田耕太郎がシェフを務めるビストロ「bistrot64」で研修したことも。

食材へのリスペクトを忘れず、旬の食材を使用しながら、それぞれのよさを活かす調理法を取り入れているのが特徴。丁寧にその魅力を伝え、クラシカルなイタリアンの中にシェフの洗練された感性を感じることができます。

ポップアートを飾った、おしゃれな絶景ダイニング

38階に位置するイタリアンダイニング「ケシキ」。天井が高く、とっても開放的なんです。ラグジュアリーホテルらしい高級感が漂いながらも、差し色の赤や、ポップアートが飾ってあって、過ごしやすいおしゃれな空間に。

そして、足元から続く大きな窓からは、東京ならではの都会的な景色を一望できます。最上階から望む絶景に、きっとときめいてしまうはず。

春らしい苦味がポイント。レアのはまちを味わう前菜

前菜で登場したのは、繊細に盛り付けられた「はまちのタリアータ エスカロールの葉 オレンジ スカモルツァクリーム 松の実とオリーブ」。

はまちはレアで火入れされていて、その周りにエスカロールの葉を巻いています。さらに上には松の実のペーストと小夏みかんのジュレ、下にはなめらかなスカモルツァクリームが。

エスカロールやトッピングが春らしい苦みや香りをプラスしてくれて、はまちと一緒にいただくと、一口ごとに味わいが変化していく楽しい一品でした。

フォカッチャなど、ホテルメイドの焼きたて絶品パン

パンはもちろん焼きたてで、ほっかほか。この日は、ローズマリーのフォカッチャ、チャバタ、セレアル ローフをいただきました。特にライ麦をブレンドしたセレアル ローフは、キヌアや木の実入りでザクザクとした食感もいい感じです。

また、パンのおともにエキストラバージンオイルが用意されているのですが、こちらはシェフがこだわって見つけてきたもの。芳醇な香りで、パンとの相性も格別です。

手打ち麺もソースも完璧。甲殻類バターと赤エビのパスタ

このランチコースでは、パスタまたはリゾットのどちらかをセレクトできます。私が選んだのは「マジョラム入り自家製タリアテッレ 甲殻類バター 赤えび アスパラガス」。なんと、パスタはホテル自家製のタリアテッレだそうで、手打ち麺好きとしては絶対に味わってみたい!

甲殻類のバター風味に、味わい深い麺、そしてマジョラムの香りがふんわりと抜けていきます。シェフのこだわりで、赤えびは冷たいものが提供されるのですが、これが甘くてとろけるおいしさ。ソースもパスタも完璧で、最高のおいしさでした。

ちなみにリゾットは、鮮やかなグリーンが目を引く「カルナローリ米リゾット シチリア産オリーブオイル ローストレモン 蕪の葉と煮込んだ仔羊肉のオッソブーコ」がいただけますよ。

ジューシーな鶏肉を引き立てる、イタリア定番のソース

お待ちかねのメインディッシュは「鳥取県大山鶏 カチャトーラ マッシュポテトとベビーほうれん草」。

ブランド鶏はジューシーに焼き上げられていて、素材そのものがとてもおいしい。さらに、鶏の出汁、赤ワインビネガー、マッシュルーム、エシャロットを煮詰めたイタリアの定番ソース・カチャトーラと一緒にいただくと、洗練された味わいへと変化していきます。

その下には、クリーミーで濃厚なマッシュポテトが敷かれていて、こちらも絶品です。

エスプレッソをテーブルで注ぐ、出来たてティラミス

デザートは、「ケシキ オリジナル ティラミス」です。香り高いエスプレッソをテーブルで注いでくれるのが、なんとも贅沢ですよね。

早速ティラミスをいただいてみると、マスカルポーネチーズクリームが濃厚で、ふわふわの口当たり。そこに、コーヒーの苦味がプラスされて大人の味わいに。ふんわりと溶けていく、多幸感であふれるドルチェでした。

レストランDATA

スポット名
マンダリン オリエンタル 東京 イタリアンダイニング「ケシキ」
電話番号
0332708188 0332708188
住所
東京都中央区日本橋室町2-1-1 マンダリン オリエンタル 東京38F
営業時間
ブレックファースト:7:00~10:30(10:30LO)
ランチ:11:30~16:00(14:30LO)
ディナー:平日17:30~23:00(21:30LO)、土・日・祝17:00~23:00(21:30LO)
定休日
無休
交通アクセス
東京メトロ銀座線、半蔵門線「三越前駅」A7出口より徒歩3分(駅直結)
JR「新日本橋駅」より徒歩5分
取材ランチコース内容
【Appetizer 前菜】
はまちのタリアータ エスカロールの葉 オレンジ スカモルツァクリーム 松の実とオリーブ

【Pasta or Risotto パスタ or リゾット】
マジョラム入り自家製タリアテッレ 甲殻類バター 赤えび アスパラガス
または
カルナローリ米リゾット シチリア産オリーブオイル ローストレモン 蕪の葉と煮込んだ仔羊肉のオッソブーコ

【Main Course メインディッシュ】
鳥取県大山鶏 カチャトーラ マッシュポテトとベビーほうれん草

【Dolce ドルチェ】
ケシキ オリジナル ティラミス

【Coffee or Tea】
コーヒー または 紅茶
取材ランチコース料金
8855円(税・サ込)
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※記事は2025年5月15日(木)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります