年間50回以上ビュッフェに通う、ビュッフェオタクのモチ子です。今回は、虎ノ門ヒルズ駅直結のホテル、アンダーズ 東京の「ザ タヴァン グリル&ラウンジ」にやってきました。
こちらですが、私が選ぶ「2024年おすすめビュッフェランキング」ランチ部門で1位に選んだレストランなんです。ビュッフェは週末限定のみの開催で、前菜とデザートがビュッフェスタイル、メインはメニューの中から好きなものをセレクトできます。
51階とかなりの高層階に位置しているので、晴れていれば東京スカイツリー(R)もきれいに見ることができるんですよ。ぜひ景色も堪能してみてくださいね。
今回は1ドリンク付きのビュッフェプランにしていたので、モクテルをオーダーしました。「グッドタイムレモネード」で乾杯です! ジンジャービール、自家製タイムシロップ、レモンジュースなどを組み合わせたモクテルは、ほんのりとした甘さで、爽やかな酸味がこの時期にぴったり。さっぱりとしているので、ビュッフェのお供によさそうです。
ちなみに、ビュッフェ台にもフリーのドリンクコーナーがあります。デトックスウォーター、フルーツや野菜ジュースが並んでいました。ほかにも、コーヒーやティーなどの注文もできるそうです。
それでは、前菜からスタートです。
「インゲン豆とベーコンのサラダ」「きゅうりのサラダ」「レンズ豆とヘーゼルナッツのサラダ レモンとハニードレッシング」など、手の込んだものばかりで、どれもおいしそう。
料理名がなんともかわいらしい「デビルズエッグ」。アメリカやヨーロッパで人気の卵料理のようです。白身の中には、まろやかに味付けされた黄身のフィリング入り。土台はチコリで、シャキッとした食感と苦味がアクセントになっています。
続いて「ローストビーツとピスタチオのサラダ」。この組み合わせ、とても洗練されていますよね。ローストされたビーツは、ほんのり甘く香ばしさも。深みのあるピスタチオとマッチします。
キヌア好きにはたまらない「キヌア&ベビーモッツァレラのサラダ」。やっぱりこのプチプチ食感がいいですね。ほかには、甘味の強いトマトや、ミルキーなモッツァレラチーズ、シャキッとしたズッキーになどが入っていて、食感のコントラストが楽しい一品です。
お次はシーフード系の前菜を。海鮮がおいしいのが、このレストランを好きな理由のひとつなんです。今回もいろいろな種類を楽しめるのがうれしい。
「ムール貝」は、ふっくら肉厚。海の旨みがギュッと詰まってます。シンプルな食べ方だからこそ、素材のよさがダイレクトに伝わってきます。
とっても肉厚な「スモークサーモン」。脂がのっていてとろける食感。レモンやケッパーで味変するのもおすすめです。
「エビ」は殻が付いているので剥いていきます。いただいてみると、身がむっちりとしていて、噛むたびに海老の旨みが。さっぱりとしたレモン、まろやかなアイオリソース、どちらもよく合いますよ。
「鰤のカルパッチョ」も見るからにおいしそう。鰤は脂がしっかりのっていて、臭みもまったくありません。塩ベースの味付けであっさりとしているから、何枚でも食べられてしまいそうです。
チーズとハムを持っていきます。
チーズは2種類ありました。「カマンベールチーズ」は、中がとろっとしていて、こっくりクリーミー。モクテルとの相性もいいです。「コンテチーズ」はあまりの大きさにびっくりしてしまいました。
続いてハムです。大きめサイズの「生ハム」は、旨みがしっかりあってとてもおいしい。塩気は強めなのですが、しっとりとした口当たりで何度でも食べたくなってしまいます。
「パストラミビーフ」があるのも嬉しいですね。香ばしくスパイシーな香りが最高です。お肉自体はしっとりとしていて、口に運ぶと、牛の旨みが口いっぱいに。これまた絶品です。
再び前菜コーナーへ。
驚きのサイズ感の「ほうれん草とズッキーニのキッシュ」。ホールそのものも大きいのですが、カットされても迫力はそのまま! いざ食べてみると、土台のパイ生地はサクサク、中のフィリングはとろっとしていてクリーミー。野菜の旨みが詰まっていて、本当においしいです。
「アスパラとモッツァレラのサラダ」は、塊のようなモッツァレラと、太めのアスパラに圧倒されてしまいます。もはや前菜とは思えない贅沢さ。モッツァレラはもっちりとしていて、アスパラはみずみずしくて新鮮。パプリカやチコリも入っていて、彩も美しいサラダでした。
そのほか、「ポテトサラダ」「冷製ラタトゥイユ」「パンツァネラ」もいただきました。
デザートに寄り道です。
まずは「マスカットのタルト」です。しっとりとしたクレームダマンドの上に、旬のマスカットがたっぷり。ふわふわメレンゲのほどよい甘さも相まって、おいしくいただけました。
「チョコレートタルト」は、結構なサイズ感があります。タルト生地はさっくり香ばしく、その上にはビターなチョコレートガナッシュが。思わず笑みがこぼれてしまう味わいです。
そして、デザートの中で大本命だったのが「アップルタルト(タタン)」。りんごはジューシーでとろけていきます。一方土台はサクッとしていて、そのバランスが素晴らしすぎる。りんごのキャラメリゼされた部分は、ほんのり苦味があって、いいアクセントになっています。すべてが完璧すぎるスイーツでした。
甘いもので満たされたら、お次は塩気のある料理を。
以前訪れた際に「ローストポルチェッタ」のあまりのおいしさに感動してしまいました。というわけで、本日もいただきたいと思います。
外はパリパリ、中はとろっとろ。お肉がとってもジューシーなんです。ハーブ香る爽やかな味わいのチミチュリソース、甘みのあるバーベキューソース、どちらのソースも格別で、味変が楽しい。
今回のビュッフェは、前菜とデザートのみビュッフェスタイルのはず・・・。それにもかかわらず、お肉のライブステーションまであるなんて、贅沢な限りです。
まだメインは運ばれてこないようなので、再びデザートコーナーへ。
「ダークチョコレートムース」も気になっていたデザートのひとつです。ふわふわ食感のムースの上には、サクサクのパフをトッピング。決して甘すぎず、ビターかつ上品で大人の味わい。メイン料理の前にいただいても、重すぎないのが嬉しい。
隣にあった「シャンティクリーム」も持ってきました。クリームはしっかり濃厚で、いちごのソースをかけると甘酸っぱさが加わり、さらにおいしい。最後まで飽きずにいただけました。
お待ちかねのメインディッシュの登場です。私が選んだのは、「スモークサーモンエッグベネディクト ポーチドエッグ レタス 胡瓜 バンズトースト マスタードオランデーズソース」。
ふんわりとしたバンズの上には、シャキシャキのレタス、塩気のあるサーモン、そしてポーチドエッグが。卵を切り分けると、とろ〜んと黄身が滴り落ちます。
マスタードの効いたオランデーズソースと黄身を絡めていただくと、まさに幸せの味。
そのほかのメイン料理も紹介します。
「タヴァンブランチスライダー ビーフパティ ベーコン チェダーチーズ レタス 玉葱 胡瓜 玉子 BBQソース タルタルソース」は、ハンバーガーです。肉厚のパティ、飛び出たベーコン、フレッシュなトマト・・・。ボリュームたっぷりで本当においしそう。自家製のタルタルソースもいいですね。
肉料理は「ペッパーステーキ(120 gr.)ビーフサーロイン 黒胡椒 コニャックソース マッシュポテト」。洋酒がふわっと香るソースでいただきます。粗挽き黒胡椒のスパイシーさもお肉の旨みを引き立てていますね。
ラストは魚料理の「本日の鮮魚(100 gr.)ヴィエルジュソース レモン」。この日の前魚は、愛媛県産の真鯛が使用されていました。
メインを食べたところで、本格的なデザートタイムに突入です。
まずは「キャラメルプリン」からいただきます。むちっと硬めの食感で、カラメルのほろ苦さとプリンのまろやかさが絶妙。
一口サイズの「マスカットコーン」。見た目がかわいくてキュンとします。コーンはカリカリで、マスカット風味のクリームは爽やか。ほどよい甘さがちょうどいい。
こちらも小さめな「メレンゲレモンタルト」。サクサクのタルト生地の上に、甘酸っぱいレモンカード、軽い食感のメレンゲを重ねています。
お次は「マスカットのパヴロヴァ」。パヴロヴァは、オーストラリアやニュージーランドでは、定番のスイーツのようです。かなり本格的な一品で、とろける食感のメレンゲとクリーム、マスカットのジューシーさ、ライムゼストの爽やかさ、すべてが計算し尽くされています。
季節のフルーツもいただいていきましょう。
「メロン」は、ジューシーで甘みがたっぷり。塩気の効いた生ハムと一緒にいただいてもいいかもしれません。上品な甘さの「マスカット」。さっぱりとしているので、お口直しにも最適。「いちじく」もありました。自然で優しい甘さが染み入ります。
ちょっと塩気のあるスイーツも。
ケークサレの「オリーブとサンドライトマトのケーキ」。ふわふわとした食感で、塩気のあるケーキです。中にはドライトマトとオリーブが入っていて、旨みが詰まっていますね。ビュッフェでは、珍しいタイプのケーキかもしれません。
フランスのしょっぱい系焼き菓子「グジェール チーズ シュー」。ふわっと軽い食感のシュー生地で、チーズの風味が口いっぱいに広がります。
まだ時間があるので、まだいただいていないスイーツを持っていきます。
まるで日本庭園や盆栽を思わせるような見た目の「抹茶のヴェリーヌ」。抹茶ムースはほろ苦く、クランブルのカリカリ食感も楽しい。
「チョコレートバー」は、ホテルオリジナルとのこと。これは食べないわけにはいきませんね。甘酸っぱいベリー感が強く、濃厚なチョコレートです。ひと口ごとにリッチな味わいを堪能できました。
この季節ならではの「メロンのショートケーキ」。ふわふわのほどける食感のスポンジに、ジューシーなメロンがぎっしり。見た目も華やかで、気分が上がります。
そのほか、「クッキー」「シュークリーム」「マスカットのパンナコッタ」も絶品でした。
すっかり忘れていたのですが、アイスとソルベもあるんですよ。スタッフの方にリクエストすると、席まで運んでくださります。
奥深いバニラビーンズの香りがたまらない「バニラ」。贅沢な味わいです。「チョコレート」は、ビターな味わいで甘さは控えめ。甘酸っぱくて爽やかな「ラズベリー」。さっぱりとしているので、お口直しにもよさそう。
ラストは「季節のフルーツサラダ」です。カラフルで美しいビジュアルです。フルーツをたっぷり食べられるのって、本当に幸せですよね。
値段だけを見ると、決してリーズナブルとは言えませんが、これだけのクオリティの前菜やデザート、そして贅沢なメイン料理まで楽しめるとなると、むしろコストパフォーマンスが高いのではないでしょうか。
どの料理もスイーツもおいしくて、素材そのものの質も素晴らしい。丁寧に仕上げられているので、ひと口ごとに幸せを噛みしめてしまいました。スタッフの方々の接客も丁寧で、心地のよいランチタイムに。また近いうちにぜひお伺いしたい思います。
イベントDATA
- イベント名
- ウィークエンドブランチ
- 開催場所
- アンダーズ 東京「ザ タヴァン グリル&ラウンジ」
- 開催日程
- 土・日限定
- 開催時間
- 11:30〜15:00(LO14:30)
- フード内容
- 前菜ビュッフェ(一例)
・シーザーサラダ
・パンツァネラサラダ
・焼きビーツサラダ
・ズッキーニとほうれん草のキッシュ
・冷製グリルラタトゥイユ
・レンズ豆サラダ
・グリーンビーンサラダ
・キヌア、モッツァレラ、クリスピー野菜サラダ
・きゅうりのサラダ、ヨーグルト、ディル
・エビ、カクテルソース
・スモークサーモン、ホースラディッシュ、レモン
・コールドカット&コンディメント
・タコのサラダ、ポン酢ドレッシング
・ハマチのクルード、ライム、チリ
・オリーブ、ドライトマトとフェタケーキ
・「グジェール」チーズシュー
・ポテトサラダ、マヨネーズ、新鮮なハーブ
・アーティザンチーズボード
・パンとベーカリーコーナー、アソートジャム
・週末のロースト、アソートサイドとソース
スイーツ
・アイスクリーム&ソルベ
・季節の自家製フレーバー
パティスリー・ブッフェ
・アップルタルト・タタン
・マスカットパンナコッタ
・メレンゲレモンタルト
・チョコレートムースアソート
・メロンショートケーキ
・マスカットタルト
・マスカットコーン
・マスカットパヴロヴァ
・フレッシュフルーツサラダ
・パンナコッタヴェリーヌ
・ダークチョコレートタルト
・抹茶ヴェリーヌ
・アソートソースとクリーム
・キャラメルカスタード
・チョコレートバー、クッキー&キャラメルポップコーン
・フレッシュ季節のフルーツ
(V):ベジタリアンメニュー
- スペシャリティー
- ・北海道モッツァレラとグリルしたパプリカのワッフル グリーンアスパラガス オリーブ 松の実 バジルペスト バルサミコビネガー(V)
・ポーチドエッグ、アボカド&グリルサワードウトースト
焼きトマト、グリルエリンギ、ナッツ&シード、ルッコラ、ライム(V)
・スモークサーモン・エッグベネディクト
ポーチドエッグ、アイスバーグレタス、きゅうり、トーストしたバン、マスタード、オランデーズソース
・“パッパルデッレ レモンクリーム“ (V)
フレッシュパッパルデッレパスタ レモン アスパラガス クリーム 熟成パルメザン
・タヴァン・ブランチスライダー
ビーフパティ(40g)、ベーコン、チェダーチーズ、レタス、玉ねぎ、きゅうり、卵、BBQソース、タルタルソース
・ぺッパーステーキ (120 gr.) ビーフサーロイン 黒胡椒 コニャックソース マッシュポテト
・本日の鮮魚(100g)
ソース・ヴィエルジュ、レモン
- 料金
- ■前菜ブッフェ、ブランチスペシャリティー1品、スイーツ、コーヒー&紅茶
8800円
■白・赤・スパークリングワイン、カクテル、ビールの1ドリンク付き
9650円
■白・赤・スパークリングワイン、カクテル、ビールのフリーフロー付き
14300円
■白・赤ワイン、シャンパン、カクテル、ビールのフリーフロー付き
17600円
- ホームページ
- 公式サイト
スポットDATA
- スポット名
- アンダーズ 東京「ザ タヴァン グリル&ラウンジ」
- 電話番号
- 0368307739 0368307739
- 住所
- 東京都港区虎ノ門1-23-4 虎ノ門ヒルズ 森タワー51F
- 営業時間
- 朝食:6:45〜11:00(LO10:30) ※現在宿泊者のみ利用可能
ランチ:平日11:30〜15:00(LO14:30)
ウィークエンドブランチ:11:30〜15:00(LO14:30)
ディナー:18:00〜22:00(LO21:30)
アフタヌーンティー:12:00〜14:00・15:00〜17:00 ※LO.30分前
ラウンジ:10:30-22:30(LO22:00)
- 交通アクセス
- 東京メトロ 日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」地下鉄歩行者通路よりB1出口直結、徒歩約3分
東京メトロ 銀座線「虎ノ門駅」地下鉄歩行者通路よりB1出口直結、徒歩約5分
東京メトロ各線「霞ヶ関駅」A12出口より徒歩約8分
都営地下鉄三田線「内幸町駅」A3出口より徒歩約8分
- ホームページ
- 公式サイト
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