年間50回以上ビュッフェに通う、ビュッフェオタクのモチ子です。今回は、日本橋のラグジュアリーホテル、マンダリン オリエンタル 東京へ。お目当ては、ダイニング「ヴェンタリオ」のランチビュッフェです。
5月31日(土)まで、東南アジアをテーマにしたフェア「フレーバーアンリーシュド - 東南アジアを味わう旅へ」を開催していて、タイやベトナム、マレーシアの屋台を彷彿させるような料理が目白押し。一流ホテルならではの洗練された味わいと見た目になっていて、食べるのが楽しみです!
ワンドリンク付きのプランを利用したので、「すだちサイダー」をセレクト。すっきりとしていて、喉越しもいいです。これからの暑い季節にもぴったりですね。
それでは食事をスタート。まずは、タイ発祥の春雨サラダ「ヤムウンセン」から。春雨の上に、パクチーやオニオン、きゅうりなどをのせて、最後に大きなエビをトッピングしてきました。ドレッシングもたっぷりかけています。
プリプリのエビと、酸味の効いたドレッシングがとてもおいしくて、パクチーの独特な風味もたまりません。辛さは控えめなので食べやすく、とても気に入りました。
再び前菜コーナーへ。
「春野菜のカポナータ」は、たけのこ、パプリカ、そら豆、トマトなどが入っていて、彩り豊か。素材のよさを楽しめるさっぱりとした一品です。
こちらもカラフルな「ビーツとクランベリーのサラダ」。角切りにされたビーツと、甘酸っぱいクランベリー、さらにミントも。爽やかでいてフレッシュな味わいが広がり、ミントの清涼感が心地いい。
「じゃがいも、蓮根とカリフラワーのレムラードソース」は、野菜がごろごろ。まろやかなマスタード風味のソースが絡んでいて、全体的に満足感のあるサラダです。
「春キャベツとツナのサラダ オニオン マスタードソース」も春らしいですね。蒸した春キャベツとツナを組み合わされたサラダで、まろやかなマスタードソースがよく合います。
ディップソースを2種持ってきました。
「フムス(ひよこ豆のディップ)」は、ひよこ豆の旨味をしっかり感じることができます。なめらかな舌触りで、そのまま食べてもおいしい。パンや野菜につけてもよさそうです。
続いて「ザジキ(ヨーグルトとハーブのディップ)」です。こちらはギリシャのディップソースですね。レモンの風味が引き立つ爽やかな味わいで、シャキシャキのきゅうりもいいアクセントに。
ヌードルコーナーにやってきました。まずは「バクテー風ヌードル」を。マレーシアやシンガポールのスープ料理・バクテー。今回はヌードルが入っています。
麺を茹でていただいたあとは、上に具材をトッピングしてもらい、最後にスープを入れていきます。
アジアン料理ならではのスパイスの香りが楽しめる一品。お肉はとろとろ、青梗菜はシャキシャキです。スープのベースは優しい味わいですが、後からほんのりピリッとした刺激も感じられますね。このバランスが絶妙すぎて、とてもおいしくいただけました。
またまたビュッフェ台に。気になる料理をいくつか選んできました。
これまたおいしそうな「鰤のマリネ ガランガルスパイス インドネシア」。脂がのったブリはスパイスを纏っていて、ソースは塩気が効いています。フレッシュな野菜とのバランスがいいですね。
南国感漂う「烏賊のソテー シークワーサーマヨネーズ」。柔らかなイカと、シークワーサー風味のマヨネーズが相性抜群です。
春巻きのような見た目の「ココナッツミルクとチキンのブリックロール」。生地の表面はパリッと香ばしさもあり、モチっとした食感も。ココナッツの香りがふんわりとして、ラクサを彷彿とさせますね。中にはチキンなどの具材がぎっしりと詰まっていて、ジューシーな味わい。かなり満足感がありました。
ハンバーグのように見えますが、タイ料理の「ポークラープ(豚ひき肉とバジルのソテー)」。ひき肉の甘辛い味付けで、バジルの香りも豊か。ほんのりスパイシーさもあって、エスニック感を楽しめる肉料理です。
パンコーナーにやってきました。今回パンは3種類。せっかくなのでトーストしていきます。
サクッとした食感と香ばしい小麦の風味が楽しめる「バケット」。シンプルだけどこれぞ万能。どんな料理にもぴったりです。
お次は「ローズマリーフォカッチャ」。ヴェンタリオのフォカッチャ好きなんです。しっとりと柔らかく、ローズマリーの香りがふんわり。ほんのり効いた塩気も絶妙。オリーブオイルをつけても、そのままいただいてもおいしいです。
「マンゴーロール」は、ロールパンの中に角切りのマンゴーがたっぷりで、マンゴーの甘みとふわふわのパン生地がベストマッチ。幸せの味わいです。
温かな料理を選んでいきます。
インドネシアやマレーシアなどで親しまれている、牛肉の煮込み料理「ビーフルンダン(牛肉の煮込み)」。柔らかく煮込まれたお肉は、スパイスの香りを感じられます。レモングラスの爽やかさと、ココナッツミルクのまろやかさもあって、まさにエスニックな料理。それでいて辛さは控えめ。優しいテイストなのがいいですね。
続いて「ナシゴレン ジャスミンライス ケチャップマニス 海老ペースト」。お米はジャスミンライスで、甘辛い味付けです。奥深さもあって、おいしくいただけました。
ヤングコーン、なす、ブロッコリー、厚揚げなどが入った「豆腐と季節野菜のスパイシーソース」。中華系のフードコートで見かけるような炒め物と思いきや、洗練された味わいで脂っこさもありません。ピリッとスパイシーなので食欲をそそります。
「トンポーロウ(豚バラ肉の煮込み)」。柔らかく煮込まれたお肉は、醤油ベースの味付け。深みのある味わいで、あっさりとした青菜と一緒にいただくとさらにおいしい。
お次は「季節の魚介 スイート&サワーソース」です。魚はふわふわとした食感で、ほかにはエビやアサリなどのシーフードも入っています。ケチャップ風の甘酸っぱいソースで、これはクセになりそう。
「イカン バカール(鯛のサンバルマリネのオーブン焼き)」。イカン バカールってなんだろうと思ったら、インドネシアやマレーシアの魚料理なのだそう。鯛は臭みがなくてしっとり。爽やかな風味のソース、添えられたきゅうりとオニオンが、さっぱりとさせてくれます。
再びヌードルコーナーに来ました。そう、シンガポールの麺料理「ラクサ」が食べたかったんです。麺を茹で、エビとお揚げをのせ、そしてスープを注いでいただいたら完成です。パクチーはトッピングしてきました。
スープはココナッツ風味で、まろやかなコクがあります。一口飲むだけで幸せになる味。麺はもちろん、具材のもやしやパクチー、お揚げ、エビのバランスが完璧。東京で出会ったラクサの中でいちばん、いや本場で食べたものに匹敵するくらいおいしくって、思わず感動してしまいました。
お待ちかねのローストビーフです。前回いただいて、ファンになったローストビーフ。今回のフェアでは、「クライングタイガーソース」という、ナンプラーやライム果汁などで作られたソースでいただきます!
「オーストラリア産牛のローストビーフ」。お肉は柔らかく、脂っぽさはありません。噛めば噛むほどに、お肉の旨みが広がっていきます。気になるソースは酸味が効いた味わい。ナンプラーの香りが食欲を刺激しますね。意外な組み合わせでしたが、お肉と相性がよくてびっくりしました。
お肉に満たされたら、お次はスイーツタイムです。
「レチェ フラン」は、フィリピンのデザートでミルクのフランという意味だそう。口溶けがよくスッととろけるのがいい感じです。
サクサクのクランブルと酸味の効いたチェリーの組み合わせが最高な「グリオットチェリーのクランブル」。一口食べるだけでハッピーな気分に浸れます。
口の中に入れた瞬間にとろけていく「杏仁豆腐」。固さの限界に挑戦したのでは・・・?と思うくらいの食感なんです。レモンシロップがかかっていて、爽やかさが楽しめるのも魅力的。
高級感あふれるビジュアルの「ラズベリーチョコレートムース」。ムースはふわっとしていて、チョコレートのビターな甘さと、ラズベリーの酸味がちょうどいい。添えられたチョコレートクリームもおいしいです。
大きないちごを飾った「ピスタチオケーキ」。ピスタチオの香ばしさやクリーミーなテイストを楽しめ、いちごの甘酸っぱさが全体をまとめてくれています。
「カードルマロン」は、スポンジケーキ、ベリーのソースの上に、洋栗のふわふわとしたムースがのっています。とろける食感で上品な味わい。ホテルならではのデザートです。
一口サイズの「フルーツタルト」。さっくりしたタルトに、濃厚なカスタードクリーム、そしてたっぷりのフルーツ! 贅沢感は満載です。
そろそろラストスパート。またまたデザートをいただきます。
タイのスイーツ「カオニャオマムアン」。日本語だと、マンゴーともち米という意味のようです。モチモチ食感の白い部分と、ココナッツクリーム、爽やかなマンゴーとの相性がたまりません。胡麻の香ばしさもバランスがよくて、予想通り絶品でした。
ラストは「コリアンダーとミントパイナップル」。甘酸っぱいパイナップルと、ミントの香りが漂うシロップが爽やかさ満点。夏にもよさそうなデザートですね。コリアンダーはそこまで主張しておらず、意外にも食べやすいデザートです。
どの料理も絶品のビュッフェでした。東南アジアのフェアでしたが、食べやすい料理も多かった印象です。大きなエビや新鮮なシーフード、本格的な肉料理など、食材もやっぱり一流と思わせる内容で、今回も感動の連続。次のフェアにも絶対にお伺いしたいと思います!
イベントDATA
- イベント名
- フレーバーアンリーシュド - 東南アジアを味わう旅へ
- 開催場所
- マンダリン オリエンタル 東京「ヴェンタリオ」
- 開催日程
- 2025/3/18(火)〜5/31(土)
- 開催時間
- 11:30〜15:30(LO15:00)
- フード内容
- ■サラダバー
・ミックスグリーン、トマト、キュウリ、ニンジン、ブロッコリー、コーン
・フムス(ひよこ豆のディップ)
・ザジキ(ヨーグルトとハーブのディップ)
・色とりどりのピクルス
・オリーブのマリネ
・ビーツとクランベリーのサラダ
・春野菜のカポナータ
・じゃがいも、蓮根とカリフラワーのレムラードソース
・春キャベツとツナのサラダ オニオン マスタードソース
※ドレッシングやオリーブオイルとコンディメントやヴィネガーも各種ご用意しております
■前菜
・ヤムウンセン 海老と春雨のタイ風サラダ
・ココナッツミルクとチキンのブリックロール
・ポークラープ 豚ひき肉とバシルのソテー
・ブリミアン 鰤のマリネ ガランガルスパイス インドネシア風
・ヤムペットスパイシーな鴨のサラダ
・イカのソテー シークワーサーマヨネーズ
■パン
・マンゴーパン
・フォカッチャ
・バケット
■ヌードルステーション
・ラクサ
・バクテー風ヌードル
■カービングステーション
・レモングラスでマリネしたオーストラリア産牛のローストビーフ
(クライングタイガーソース、シャリアピンソース、5種類の塩)
■温かいお料理
・ビーフルンダン 牛肉の煮込み レモングラス ココナッツミルク ライム
・ナシゴレン ジャスミンライス ケチャップマニス 海老ペースト
・イカン バカール 鯛のサンバルマリネのオーブン焼き キュウリとオニオンのサラダ
・トンポーロウ 豚バラ肉の煮込み 青菜添え
・季節の魚介 スイート&サワーソース
・豆腐と季節野菜 スパイシーソース
■デザート
・チョコレートムース
・苺とピスタチオのフィンガーケーキ
・コリアンダーとミントパイナップル
・さくらんぼのクランブル
・フルーツタルト
・ココナッツとタピオカのプディング パッションフルーツソース
・カオニャオマムアン
・レチェ フラン(プリン)
- 料金
- 平日:大人6600円
土・日・祝:大人7700円
- ホームページ
- 公式サイト
スポットDATA
- スポット名
- マンダリン オリエンタル 東京「ヴェンタリオ」
- 電話番号
- 0332708188 0332708188
- 住所
- 東京都中央区日本橋室町2-1-1 マンダリン オリエンタル 東京2F
- 営業時間
- ランチ:11:30~15:30(LO14:00)
ディナー:18:00~21:30(LO20:30)
- 交通アクセス
- 東京メトロ銀座線、半蔵門線「三越前駅」A7出口より徒歩3分(駅直結)
JR「新日本橋駅」より徒歩5分
- ホームページ
- 公式サイト
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