年間50回以上ビュッフェに通う、ビュッフェオタクのモチ子です。約2年ぶりにホテル椿山荘東京にやってきました。本日のお目当ては「春のお花見ランチ&ディナービュッフェ」です。
今回のビュッフェは、ランチもディナーも開催しているのですが、サーロインのローストビーフがいただけるということでディナータイムをセレクト。予習の段階からすでに食欲を刺激されて、すでにほっぺたが落ちてしまいそう。揚げたての天ぷら、牡丹海老と白海老のお寿司など、目玉の料理がとにかく豪華なんです。
そして、美しい庭園を散策できるのもホテル椿山荘東京ならでは。
1月から3月にかけて、ホテルのシンボルである椿を鑑賞することができるんですよ。三重塔の裏にある椿の小路から眺める夜景にもときめきます。そして、河津桜や寒緋桜など早咲きの桜も咲いていて見どころがたくさん。4月中旬を迎えると、約20種100本の桜が順を追って見ごろを迎えるそうですよ。
名物の「東京雲海」は、夜の桜色のライトアップを組み合わせた「夜桜雲海」に。雲海はやっぱり素晴らしくって、都会にいることを忘れてしまいそう。ぜひ、ビュッフェとあわせて、庭園をめぐってみてくださいね。
ちなみに、ビュッフェのドリンクには、桜をモチーフにしたものも。「桜ジントニック」をいただいたのですが、さっぱりして飲みやすくおいしかったです。
ではでは、ディナービュッフェを紹介していきます。今回の会場は、バンケット棟にある宴会場。かなり広々としていて、思わず圧倒されてしまいました。
どこから取ろうか迷いますが、まずは前菜コーナーから。
まずは「トラウトサーモンのムース アボカドのピューレを添えて」をいただきます。上には、メキシカンのワカモレのようなアボカドのピューレ。その下には、クリームチーズ入りのなめらかなサーモンムースが。まろやかでいて、塩気もしっかり感じられる味わいです。
見た目だけだと味が想像できなかったのが「白身魚のブランダード」。ブランダードには、紫いもとほぐした白身魚が。にんにくが効いていてクセになる前菜でした。
「桜海老ラー油で仕上げたよだれ鶏」は、ピリッと甘辛なソースで。付け合わせのナスがとろっとろで、こちらも絶品。
そのほか、「ブロッコリーとシラスのペペロンチーノ」「パールモッツァレラのバジルマリネ パッションソース」「生ハムマンゴー」「コールミートのマリネ」もおいしかったです。
続いて、和の前菜を持ってきました。
「三重塔長芋うぐいす餡かけ」は、庭園にある三重塔の移築100周年にちなんだメニュー。三重塔はメニュー名の通り長芋で仕立てられていますね。餡は豆の風味と出汁が引き立っていて、シャキシャキの長芋とよく合います。伝統あるホテルならではの風格を感じることができました。
桜の風合いを楽しめる「手作り桜豆腐」。今回のビュッフェには、桜にちなんだ料理が多く登場しています。一口食べると春の香りがふわっ。とろけるような口当たりもいいですね。
「赤海老馬鈴薯包み」は、プリップリの赤海老の中に、なんと和風のじゃがいもペーストが入っているではありませんか! まろやかな塩気のペーストとエビの甘みがマッチして、噛むたびにおいしさが広がります。
ほかにも、春の食材を使った「筍土佐和え」「春芹とうるいの桜白和え」「蛍烏賊の辛子酢味噌かけ」をいただきました。
「茄子の鴫炊き ズワイ蟹餡掛け」は、とろとろのナスにズワイ蟹の餡をかけた贅沢なメニュー。ナスには出汁がしっかり染み込んでいて、口の中で優しくとろけていきます。カニの旨みもいっぱいで、何個でも食べたくなってしまう幸せの味でした。
おもしろい料理がありました! それが、移築100周年となる三重塔の故郷・広島県東広島市にちなんだ、広島の料理をメニューに取り入れている「広島 お好み焼き風 唐揚げ」。カリッとジューシーな唐揚げの上に、キャベツ、鰹節、ソース、マヨネーズがたっぷり。まさに広島お好み焼きのような味わいで、これはついつい食べたくなってしまう味。
お次は贅沢な食材を使った「鮑と桜鱒の有馬山椒木の芽味噌焼き」。木の芽味噌の香りがふんわりと香って、ピリッとほのかに刺激のある山椒がいいアクセントに。一度に鮑も鱒も堪能できるる、これまた贅沢な一品です。
ここで、今日のマストメニューである「サーロインのローストビーフ グレービーソースとフルーツソース」を。
ローストビーフは目の前でカットしてもらえるので、臨場感も楽しめちゃいます。ものすごくおいしそうなビジュアルで、これは早く食べたいですね。お肉には、シェフおすすめの「グレービーソース」と「フルーツソース」をかけていただきました。
見てください、しっとりとした断面からはジュワッと旨みがあふれ出ています。サーロインというところがたまらないですよね。グレービーソースは深いコクがあって、お肉の旨みがより一層際立つ!
そして気になるのがこのフルーツソース。ブルーベリーなどベリー系の果実が入っているそうで、甘酸っぱい味わい。その爽やかさとお肉のジューシーさが相まって、抜群のハーモニー。これはたまらないおいしさです。
今度は暖かなお料理を。
「桜海老XO醤の焼きビーフン」は、甘みのあるキャベツとプリッとした食感のビーフン、香ばしい桜海老が相性抜群。XO醤ならではの深い味わいに食欲がそそられます。
「茄子とミートソースの重ね焼き”ムサカ”」です。ムサカはギリシャや中東で親しまれている料理のこと。柔らかなナスに、お肉とマッシュポテトが重なっています。トマトベースのソースはあっさりとしていて、重たすぎず食べやすい。
こちらもおいしそうな見た目の「香草を巻き込んだイタリア風ローストポーク”ポルケッタ”」。ローストポークは、外側こんがり、中はジューシー! ローズマリーやタイムなど香草の香りが広がり、食べ応えもあります。
このあたりで、デザートに寄り道です。
「イチゴゼリー 桜シロップ添え」。ゼリーって、ビュッフェの必須アイテムですよね。もっちりとした食感のゼリーは、フレッシュなイチゴの甘酸っぱさが感じられます。桜シロップをかけてきたのですが、さらに上品な華やかさを堪能できました。
こちらも三重塔とかけた「抹茶パンナコッタとレアチーズ ベリーカクテルの3重奏」。抹茶のほろ苦さ、とろけるようなレアチーズ、そこにベリーの甘酸っぱさが加わって、まさに三重奏。口の中でおいしさが溶け合います。
「つばき茶のシフォンケーキ さくらクリーム」は、つばき茶と“椿”山荘をかけているんでしょうか。シフォンケーキはふわっふわで口当たりがいいです。つばき茶の香りがほのかに広がり、さくらクリームの優しい甘みと絶妙にマッチ。春を感じる一皿ですよ。
海鮮丼のコーナーへ。ミニサイズのかわいい丼がズラリと並んでいます。穴子、海老、鯛、貝・・・、種類豊富なのもいいですね。大好きな海鮮丼を一度にこんなに楽しめるなんて幸せすぎます。
華やかな見た目の「まぐろ椿見立て」。こちらは醤油なしでいただけるそう。しっとりとしたマグロに、ほどよい酸味の効いた酢飯が合っています。シンプルだからこそ、素材のおいしさを感じられますね。
「煮穴子 錦糸卵」も絶対においしいはず。ふわっと柔らかい穴子に、優しい甘みの錦糸卵。こちらも酢飯との相性が抜群です。
海鮮丼の具材といえば、「サーモンいくら」は欠かせません。上質なサーモンの脂の甘みと、プチプチ食感のいくらが最高です。
お次は「甘海老と釜揚げシラス」。とろっとした甘海老が見るからにおいしそう。海老のまろやかな甘みと、シラスのほどよい塩気がマッチしてやっぱり絶品。
「いかソーメンととびこ」は、とびこのプチッとした食感と、柔らかくとろけるようないかが最高の組み合わせ。そこに緑のネバネバ・・・。これはモロヘイヤ!? 独特の粘りが加わって、クセになるおいしさでした。
天ぷらも楽しみにしていたもののひとつです。今回の天ぷらは、キャノーラ油と椿油を使っているのだとか。椿油というは珍しいですよね。
天ぷらは「椿油とキャノーラ油で揚げる 海老と春野菜」が登場。まずは海老からいただいてみます。桜塩をつけたので、海老の旨みとともに、桜の芳しさが広がっていきます。サクサクの衣もいい感じ。
こちらはゼンマイと菜の花でしょうか。季節を感じさせてくれますね。爽やかなレモン塩とよく合います。
天ぷらのあとは、目玉メニューの「牡丹海老の油霜握りと白海老」をもらいに行きます。1人1皿、チケットと交換します。
牡丹海老の油霜握りは、とろみのある出汁につけていただきます。甘みの強い牡丹海老と、シャキシャキの薬味がぴったり。
白海老は、昆布の風味を堪能できる贅沢な一品。どちらのお寿司も味わい深く、おいしくいただくことができました。
会場が暗くなった!と思ったら、パフォーマンスが始まりました。エンターテイメント性があって、臨場感あふれる感じにテンションが上がります。大きな会場ならではのこの演出、さすがホテル椿山荘東京だなと思いました。
今作っているのは「チェリージュビレ」。この後デザートコーナーに並ぶようです。それにしても、フランベして上がる炎の迫力が凄すぎる・・・!
ビュッフェ台に並んだようなので、早速持ってきました。なめらかなバニラアイスに、ほんのり温かくて甘酸っぱいチェリーソースがかかっています。ゴロゴロと入ったジューシーなさくらんぼが、口の中でジュワッと広がっていきますよ。
再び、塩気のあるお料理をセレクト。
「カダイフを纏った白身魚のロースト」。魚の皮目はしっとり、塩気がしっかり感じられます。上のパリパリとしたカダイフとのバランスがちょうどいい。
ピンクカラーの「桜海老が香る熱々もち米焼売」。モチモチの皮の中には、ジューシーなお肉がぎっしり。桜海老の香ばしさがふわっと広がるのがまたいい。食べ応えもありました。
再び、デザートタイムです。
つやつやの見た目にそそられる「ムース・オ・ショコラ」。ビターなチョコムースはもっちりとしていて、甘さ控えめ。大人な味わいです。
「イチゴのミルクレープ」は、上に飾られたホテル椿山荘東京のロゴが素敵。甘酸っぱいイチゴのクリームに、ホワイトチョコレートの甘さがアクセントになっています。
色鮮やかな「ミックスフルーツタルト」。サクサクのタルトの上には、しっとりとしたクレームダマンド、そしてマンゴーやイチゴなどのフルーツが敷き詰められています。全体のバランスが最高ですね。
すっかりこちらを忘れていました。ホテルビュッフェに来て、カレーを忘れるなんて。「マイルドビーフカレー」は、まろやかな甘口のソースの中にお肉がごろごろ。ふっくらと炊かれたご飯が、カレーのおいしさをさらにアップさせてくれます。甘みもあるので、子供にもいいかもしれません。
「牛肉の柔らか煮込み桜みそ風味」も桜を使っていますね。柔らかな牛肉に甘辛い桜みそが絡み、菜の花にまで味がちゃんと染み込んでいるのが嬉しい。
「たっぷり春キャベツと房総ポークの豚汁 椿油の香りを添えて」は、具材がたくさん入ったほっとする味わいの豚汁。体にも心にも沁みますね。
本日はこれにて終了。桜や椿など、花見をテーマにしたこのフェアならではの料理が楽しめて大満足でした。ビュッフェはもちろん、庭園の美しい景色も満喫できていい一日を過ごすことができました!
イベントDATA
- イベント名
- 春のお花見ランチ・ディナービュッフェ2025
- 開催場所
- ホテル椿山荘東京 バンケット棟 宴会場
- 開催日程
- 2025/2/11(火・祝)~4/2(水)
※特定日開催。開催日の詳細は公式サイトをご参照ください
※開催日程は変更になる場合がございます
※最少催行人数に満たない場合や、会場都合により中止となることがございます
- 開催時間
- ランチ:12:00~13:30、12:30~14:00 ※90分制
ディナー:18:00~20:00、18:30~20:30、19:00~21:00 ※120分制
※日により開催時間が異なります。ご予約の際にご確認ください
※受付はお食事時間の30分前より開始いたします
- フード内容
- 和・洋・中ビュッフェ メニュー一例
※〇ランチのみ ◎ディナーのみ
<和食>
・たっぷり春キャベツと房総ポークの豚汁 椿油の香りを添えて
・春の彩海鮮ミニちらし ◎
・新上五島産の椿油と塩を練り込んだ 国産小麦の手延べうどん 桜海老天玉添え
・牡丹海老の油霜握り寿司と白海老(※大人用/チケット引き換え制)◎
・椿油入りオイルで揚げる 海老と春野菜の天麩羅 ◎ など
<洋食>
・キャベツとタケノコ、浅利のクリームスープ
・桜香る魚介のラザニア 〇
・広島県産レモンを使用した 鶏肉の塩レモン焼き
・ビーフステーキ グレービーソースとフルーツソース 〇
・サーロインのローストビーフ グレービーソースとフルーツソース ◎ など
<中華>
・桜海老が香る熱々もち米焼売
・牛肉の柔らか煮込み 桜みそ風味
・桜海老XO醬の焼きビーフン
<デザート>
・煌めく炎の演出!チェリージュビレ ◎
・つばき茶のシフォンケーキ さくらクリーム
・抹茶のパンナコッタとレアチーズ ベリーカクテルの3重奏
・ロールケーキ フラワー飾り ◎ など
※イベントの特性上、個別のアレルギー対応はいたしかねます。予めご了承ください
※国内外の状況によりサービス・内容を変更する場合がございます
- ドリンク内容
- <ランチ>
ソフトドリンク各種
<ディナー>
スパークリングワイン、ビール、赤・白ワイン、日本酒、焼酎、ウイスキー、季節のおすすめカクテル(アルコール2種・ノンアルコール2種)、ソフトドリンク各種
- 料金
- <ランチビュッフェ>
■2025/2/11(火・祝)~19(水)
大人9000円、小学生3700円、幼児2600円
■2025/3/24(月)~4/2(水)
大人11000円、小学生4700円、幼児3200円
<ディナービュッフェ>
■2025/2/11(火・祝)~3/19(水)
大人12500円、小学生5300円、幼児3200円
■2025/3/21(金)~4/2(水)
大人14000円、小学生6300円、幼児3700円
※消費税・サービス料(15%)を含みます
- ホームページ
- 公式サイト
スポットDATA
- スポット名
- ホテル椿山荘東京
- 電話番号
- 0339430996 0339430996 9:00~20:00
- 住所
- 東京都文京区関口2-10-8
- 交通アクセス
- 東京メトロ 有楽町線「江戸川橋駅」1a出口より徒歩10分
※冠木門は閉門しています。正面エントランスよりお越しください
- ホームページ
- 公式サイト
ビュッフェ予約特集
いまおいしいものを贅沢に、好きなだけ
洗練されたホテルやレストランで楽しめるビュッフェプランが大集合。季節ごとに変わるメニューやこだわりの食材で作り上げる料理の数々に、心弾むこと間違いなし。ボリューム・クオリティともに満足できる食べ放題プランは必見。ローストビーフやスイーツなど、好きなものを思いきり楽しむ至福のひとときを。