マンダリン オリエンタル 東京「ヴェンタリオ」 ビュッフェ
ビュッフェ特集

マンダリン オリエンタル 東京の復活ビュッフェが最高でした!華やかスイーツに、目の前で仕上げるタコス、極上ローストビーフも

更新日:2024/11/29

マンダリン オリエンタル 東京「ヴェンタリオ」のフルビュッフェが復活。世界の食を巡るビュッフェが定期的に変わり、2024年12月9日までは中南米がテーマ。そこで目の前で仕上げるタコスやスパイスの効いた前菜など、ラグジュアリーホテルならではのアレンジを加えた料理を、ビュッフェYouTubeのモチ子さんとレポートします。

豊富な塩でいただく極上のローストビーフや、華やかなビジュアルのスイーツも好きなだけ召し上がれ。

※2024年12月10日(火)からはチーズフォンデュや冬スイーツが並ぶ、フェスティブビュッフェに変わります

年間50回以上ビュッフェに通う、ビュッフェオタクのモチ子です。今回は、マンダリン オリエンタル 東京のインターナショナルダイニング「ヴェンタリオ」へ。

こちらのビュッフェでは、タコスなど中南米のテイストを取り入れた料理をいただけるのがポイント。珍しいメニューがあったり、たくさんのスパイスが使われていたり、異国情緒を感じられるひとときになりそうです。

今回のビュッフェでは、ブレンドコーヒー、カフェラテ、カプチーノ、エスプレッソ、ホテルオリジナルのブレンドディーはビュッフェ代に含まれていますが、それ以外のドリンクは別途注文が必要になります。ちなみにオズモールから予約すれば、ワンドリンクが付いてくるプランもあるのですよ。

ということで、ビュッフェ台へ行くまえに、ドリンクをオーダー。大阪のクラフトビール「箕面ビール」、ホテルオリジナルのクラフトジン「朝霧」、「自家製あらごしサワー」といったアルコール飲料に加えて、「土佐山ジンジャーエール」「おろしりんごなかひら農場」など、全国各地のおいしいソフトドリンクもそろっています。

どれもおいしそうですが、福岡の「庄分酢ビネガーサイダー 巨峰酢」をセレクト。炭酸のシュワシュワ感とフルーティな巨峰、そしてほんのりと感じられるお酢の酸味が加わって、さっぱりといただけるドリンクでした。食事と一緒に楽しむのにもぴったりですね。

それでは食事のスタートです。まずは前菜を持ってきました。

彩がとても美しい「カリブ風スパイシータコのサラダ スパイシータコヤシの芽」。タコはしっかりとした歯応えがあって、柑橘系の爽やかな香りが広がります。シャキシャキのオニオン、ジューシーなトマト、輪切りの唐辛子などの具材も使われていて、組み合わせも完璧な一品!

続いて「エロテ メキシコ風コーンのロースト クリーミーマヨネーズソース」を。一体どんな料理なんだろうと思っていたのですが、コーンを使ったベジタリアンメニューなのだそう。山椒の香りもほのかにして、これはクセになりますね。

「チキンサラダ スパイシーピーナッツソース」は、ハーブが効いたサラダの中に、柔らかいチキンと香ばしくスパイシーなピーナッツソースがたっぷり。ただ単にスパイスが効いているわけではなく、爽やかさも感じられて食べやすい。このバランスは絶妙すぎます。

サラダバーの野菜はどれも新鮮でおいしそうなので、サラダをセレクト。贅沢にベーコンやオリーブ、クルトン、そしてチーズもトッピングしていきます。ドレッシングもいろいろな種類があって迷いますが、今回は「レモン ヴィネグレット」を。

レモンを使ったドレッシングはとっても爽やか。クルトンは自家製のようで、ザクザク食感が最高です。ベーコンは燻製の香りが豊かで塩気もほどよく、これまた格別のおいしさ。トッピングが豊富にそろっているのは魅力的ですよね。

さらに、スタッフの方にカットしてもらった「ポルトガル風ピリピリチキン」をいただきます。お肉は柔らかくて、外側にはスパイスがいっぱい。ほのかな酸味が、お肉の旨みを引き立ててくれています。

「ビーツと柿のサラダ ブルーチーズ ヘーゼルナッツ アガベドレッシング」には、オリーブオイルの風味豊かなアガベドレッシングがかかっています。ドレッシングはほんのり甘く、付け合わせのブルーチーズのコク、ヘーゼルナッツの香ばしさが加わると、驚くほどにおいしい。

小さな花を飾った、かわいい見た目の「サーモンロミロミ ハワイ風サーモンのタルタル」。サーモン、オニオン、きゅうりが入ったロミロミはあっさりとした味付けで、最後まで飽きずに楽しめるどころか、いくらでも食べられてしまいそうなほど。

「チリレジェーノ ポークやチキン チーズを詰めたミニピーマン」は、おしゃれなメキシカン風のピーマンの肉詰めといったところでしょうか。ピーマンの甘みとジューシーなお肉、コク深いトマトベースのソースがよく合います。

ホテルメイドのパンもいただいていきましょう。

まずは「バゲット」から。外はパリッと香ばしく中はふんわり。ほんのりと生地の甘みが感じられ、付け合わせとして持ってきたサラミとも相性抜群。シンプルだからこそおいしい、そんな一品です。

「あおさのフォカッチャ」もおいしそう。ふんわりした生地からは、あおさのりの香りがふわっ。オリーブオイルをつけてもいいですね。

「ブルーベリーロール」は、見た目がツヤツヤ。甘酸っぱいブルーベリーがごろごろと入っています。

ここで、タコスバーに。中南米料理がテーマということで、この「タコス」は欠かせません。目の前で仕上げてくれるのも最高です。

お肉は2種類あって、今回は「チリコンカーン」をいただいてみます。パリッとしたタコス生地に、お肉に野菜と具だくさん。ソースは、サワークリーム、チーズ、ワカモレの3種類。トマトサルサの旨みも感じられて、これはかなりメキシカン!

お次は、ビュッフェ定番の「ローストビーフ」のコーナーへ。もちろん目の前で切り分けてくれますよ。

お肉がおいしそうなのはもちろんなんですが、塩の種類がかなり豊富。あまり見たことのない「赤ワイン塩」や「四川山椒塩」なんてものもあって、ワクワクしてしまいます。

赤身のお肉はとても柔らかく、ローズマリーの風味も。「四川山椒塩」を少しつけると、その香りが一気に口の中に広がって爽やか。お肉と山椒塩がこんなに合うなんてびっくりです。

ローストビーフも味わったので、この辺りで箸休め。デザートをいただきます。

いちごを飾った華やかな「パンナコッタ」。とろっとろのパンナコッタからは、レモングラスのような爽やかな香りも。濃厚さがありながらも、後味はさっぱりとしているので食べやすい。

「赤い果実のタルト」は、ザクザクのタルト生地に、ディプロマットクリーム、そして、いちご、ラズベリー、赤スグリを贅沢にトッピング。意外にも甘さは控えめで、フルーツの酸味が際立っています。

お次は、温かな料理を。

「ポジョ ア ラ ブラサ グリルチキン バターとトマトのグレービーソース」は、南米の中でも特にペルーで親しまれているチキン料理のようです。外側は香ばしく、中側がジューシーなチキンには、トマトとバターを使ったグレービーソースがたっぷり。ひよこ豆がゴロゴロッと入っていて、食べ応えもあります。中に入っている唐辛子を口にすると、ピリッと辛さが効いて、それがまたいいアクセントに!

サフラン香る「ジャスミンライス」もあわせて持ってきました。お米はパラッとした炊き上がりで、香辛料の香りが豊か。スライスアーモンドやレーズンの食感がよく、フレッシュなザクロやトマトも入っていて、一口ごとに違う食感と風味を楽しめるのがいい感じ。

ここで少し口直しを。「グレープフルーツゼリーとフルーツ」を持ってきました。ゼリーはぷるぷるとした食感で、口に運ぶとグレープフルーツの爽やかさでいっぱいに。オレンジ、ぶどう、梨などフルーツのジューシーさも楽しめて、口の中がさっぱりしました。

再び温かな料理を選んでいきます。

まずは魚料理の「鯛のアラタジャ 鯛のグリル ペルー風グリーンソース」から。鯛の身はふっくらしていて、しっかりとした味付け。噛むたびに魚の旨みが広がり、トマトのソースとの相性がとてもいい。

「ポーク アドボ グレープフルーツとハバネロでマリネした豚肉のロースト」は、一口噛むと豚肉の旨みがジュワッ。クミンのようなスパイスを使っているようで、お肉の味わいをさらに深く感じさせてくれます。さすが、一流ホテルのシェフの技。

「季節野菜」はベジタリアンメニュー。カリフラワーとナスは、ハーブの香りをまとっています。甘めのソースが野菜のよさをさらに引き立て、本当においしい。

ここからはスイーツタイムです。

「エキゾチックムース」は、甘酸っぱいマンゴームース。酸味のあるフルーティーで爽やかな味わいはもちろん、とろける食感もたまりません。

濃厚でなめらかなチーズムースに、生クリームとフレッシュなブルーベリーを添えた「チーズケーキ」。チーズケーキは濃厚でいながらさっぱりとしていて、リッチな口当たり。

見た目もかわいい「ライス プディング」は、カラメルソースがいっぱい。その下にはミルキーなクリームと、プチプチのライスが層になっています。コーンフレークのパリパリとした食感もおもしろく、なにもかもが計算し尽くされた絶品の味!

「マンディマン チョコレート」には、ピスタチオなどのナッツ類やドライフルーツがぎっしりです。カカオ分が高いビターなチョコレートで甘すぎず、ビュッフェのおともにぴったり。

こちらもおいしそうな「フルーツクランブル」。上にはサクサクのクランブル、下にスプーンを進めると生クリームと酸味のあるベリーが入っています。

そして、今回のスイーツの中で特にお気に入りなのが「チョコレートムース」。口溶けのいいふんわりとしたムースは、くどさもなくほどよい甘さでぺろっと食べられてしまいます。ほのかにキャラメルを感じられるクリームも添えられていて、そのクリームとのバランスも最強。

締めは「マドレーヌ」。こんがりとした焼き目が食欲をそそりますね。外側はさっくり、中はふんわりとした食感で、レモンの香りも。

どの料理もスイーツも本当においしくて、幸せすぎるビュッフェでした。また近いうちに訪れたいと思います。

イベントDATA

イベント名
ビュッフェ
開催場所
マンダリン オリエンタル 東京「ヴェンタリオ」
開催日程
通年
開催時間
11:30〜15:30(LO15:00)
フード内容
■サラダバー
ミックスグリーン、トマト、キュウリ、レッドオニオン、ニンジン、ビーツ、ブロッコリー、コーン、パプリカ、キヌアサラダ、ひよこ豆のクミンマリネ ほか

■コールドカット
・ロゼット
・コッパ

■ブレッドコーナー
・トマトとローズマリーのフォカッチャ
・ミニカンパーニュブレッド
・ソフトロール ほか

■前菜
・カリブ風スパイシータコのサラダ
・チキンサラダ スパイシーピーナッツソース
・エロテ メキシコ風コーンのロースト クリーミーマヨネーズソース
・ベイクドビーツとイチジクのサラダ
・チリレジェーノ ポークやチキン チーズを詰めたミニピーマン
・サーモンロミロミ ハワイ風サーモンのタルタル

■タコスバー
コーン、チーズ、トマト、レタス、ハラペーニョ、サワークリーム、スイートオニオン、チリ、ワカモレ、サルサ・ベルデ、ホットソース、ピコ・デ・ガロ、チーズディップ、豚肩肉のカルニタス、牛挽肉のチリコンカン
※これらの食材の中から日替わりでご用意いたします

■カービングサービス
・国産牛のローストビーフ
チミチュリソース、赤ワインソース、フレーバーソルト
・ポルトガル風 ピリピリチキン
パプリカとハーブ風味の鶏もも肉のロース

■温かいお料理
・鯛のグリルとペルー風グリーンソース キャベツと赤玉ねぎのサラダ
・ポジョ ア ラ ブラサ グリルチキン バターとトマトのグレービーソース
・サフラン香るジャスミンライス
・ポーク アドボ グレープフルーツとハバネロでマリネした 豚肩肉のロースト
・パンプキンスープ
・季節野菜

■デザート
・タルトケーキ
・シュークリーム
・マドレーヌ
・フルーツゼリー
・チョコレートムース
・パンナコッタ
・チーズケーキ

※メニューは仕入状況等により変更となる場合がございます。予めご了承ください
料金
平日:6160円
土・日・祝:7260円
ホームページ
公式サイト

スポットDATA

スポット名
マンダリン オリエンタル 東京「ヴェンタリオ」
電話番号
0332708188 0332708188
住所
東京都中央区日本橋室町2-1-1 マンダリン オリエンタル 東京2F
営業時間
ランチ:11:30~15:30(LO14:00)
ディナー:18:00~21:30(LO20:30)
交通アクセス
東京メトロ銀座線、半蔵門線「三越前駅」A7出口より徒歩3分(駅直結)
JR「新日本橋駅」より徒歩5分
ホームページ
公式サイト

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※記事は2024年11月29日(金)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります