年間50回以上ビュッフェに通うビュッフェオタクのモチ子が、日比谷にある帝国ホテルの“バイキング”に行ってきました。
日本で初めて好きなものを好きなだけ味わう“バイキング”をはじめたブフェレストラン「インペリアルバイキング サール」が、8月1日にリニューアルオープン。これはビュッフェオタクとして見逃せません。
今までのフランス料理に加え、中国料理と日本料理が登場!
ホテルらしさはありながらも
ホッとするようなラインナップが多く
世代を超えて楽しめそうな品々が並びます
「スダチ香る鯛のセビーチェ」や「無花果と生ハムの白和え」、クラゲに蒸し鶏も。いろいろなジャンルの前菜を少しずつ盛り付けることができて、目でも舌でも楽しめるのがいいですね。
「帝国ホテル伝統のポテトサラダ ミモザ風」はぜひ食べてほしいい1品です。家庭料理の定番が、ホテルならではの繊細なお料理になっているのに感動します。クリーミーだけどほのかな酸味でさっぱりといただけます。
次はリニューアルで加わった、注目の中国料理を!
帝国ホテル 大阪の中国料理「ジャスミンガーデン」で長年シェフを務めた畑 繁良シェフが監修したのだそう。
どれもとてもおいしそうですが、気になるのが「北京ダック」。北京ダックは、皮だけではなく身の部分もいただくとのこと。いつもこの身の部分、食べたかったんです!
モチモチの皮の中に、肉厚で旨みがたっぷりのダック。ソースはまろやかかつ濃厚な味わいで、これは幸せの味。
帝国ホテル 大阪の畑シェフ監修のお料理「光麺」もおすすめ。
麺は細めでプチプチとした食感。そしてスープは優しい味わいでどこかホッとする味。甘辛くてやわらかなお肉との相性も抜群です。
ピリッとした辛さの「麻婆豆腐」と「海老チリソース」、コリコリとした食感が贅沢な「鮑の煮込み」と、中国料理の王道人気メニューも間違いないおいしさでした。
ここでグラススイーツへ。どれもさっぱりとしていて、お口直しにもよさそうです。
クリーミーな杏仁に、カラメルのほろ苦さを合わせた「杏仁豆腐」は、いつもよりもリッチな感じ。
マンゴーの果肉がゴロゴロ入っている「マンゴープリン」は、とろっとろでクリーミー。今まで食べたどのマンゴープリンの中でも最高の味わいです!
ローストビーフは、もちろん目の前でカットしていただくスタイル。この断面・・・たまりません。
厚みのあるお肉は、箸でも切れるほどかなり柔らかい。口の中に入れると、お肉の旨みが存分に感じられます。
グレイビーソースのほか、付け合わせのお塩が色々あって楽しめるのも、高級ホテルならではの心遣いですよね。
こちらのフルーツコーナーの品揃えがすごいのです。
グリーンフルーツのグラスには、シャインマスカットにメロン、キウイ。さらにアメリカンチェリーも。なんて贅沢なのでしょう。
オレンジのグラスには、甘やかな赤肉メロンとパイナップル。隣にはブラックベリーやいちごも置かれています。
どのフルーツもかなり甘くて、質の良いものが用意されているのがよくわかります。
スイーツもとっていきます。
栗の風味がしっかり感じられる「モンブランタルト」はクリームたっぷり。ふわとろ食感の「フロマージュ」と、人気のスイーツがずらり。
なかでも私、帝国ホテル 東京のショートケーキが大好きなんです。大きないちごがのっていて、見た目からとっても魅力的です! スポンジはふわふわ、そして生クリームの口どけも最高。これ以上ないくらいベストなバランスにうっとりします。
ここからはタブレットを使って、オーダーをしていきます。ビュッフェ台から迷いながら色々選ぶのも楽しいですが、タブレットからの注文もお席でゆっくり過ごせて最高ですね。
今回から追加になった日本料理から「ちらし寿司」。具材はエビやスモークサーモン、マグロ、ホタテ。上にはプチプチ食感のいくらものっています。
肉厚のうなぎを甘辛いタレに絡めた「鰻丼」も、さすが帝国ホテル!という贅沢な味わいです。
さらに注目したいのは「肉茶漬け」。まずはそのまま一口。お肉の上にお味噌、しそ、茗荷、そこにヘーゼルナッツのソースがかかっています。ヘーゼルナッツが驚くほどお肉に合うんです。
次は、お出汁を入れていただくとのこと。ヘーゼルナッツの香ばしさに、お肉のジューシーさ、コンソメのような風味のお出汁がしみ込んで、絶妙なおいしさ。これはクセになる味わいです。
揚げたての天ぷらもいただきます。目の前で衣をつけて揚げてくださるこの臨場感、見ているだけでお腹が空いてきます。
今回の天ぷらは、エビ、ししとう、そして舞茸の3種類。どれも揚げたてサクサクのうちにいただきます。
ホテルのカレー好きとしては、「伝統のカレー」を食さないわけにはいかないんです。
ご飯はスタッフの方に盛っていただいて、カレーソースは自分で好きなだけかけていくスタイル。お肉がゴロゴロ入っていて、スパイスの奥深さを感じながらも、マイルドで何度も食べたくなります。
今回はスイーツも大幅にリニューアル。伝統的なスイーツから、モダンな組み合わせの逸品まで、どれもホテルらしい繊細なおいしさを満喫できます。
帝国ホテル 東京の手土産といえば「アップルパイ」を思い浮かべてしまうほど、長年愛されているこちらはおすすめの1品。
甘酸っぱいりんごにシナモンを効かせたアップルフィリングは、しゃっきりとした食感。どこか懐かしいパイ生地のおいしさにも、癒されます。
デザートを食べ終わったところで、ビュッフェ台の方からベルの音が!
なんと「台湾カステラ」が焼きあがったとのこと。甘い香りがたまらないですよね。
ふわっふわのカステラは、口の中に入れると一瞬でなくなります。帝国ホテルが作る、夢のようにおいしいカステラでした。
ここで温かいお料理をとっていきます。
ディナー限定の「蟹と海老入りマカロニグラタン」は、エビもカニもゴロゴロ入っていてこれは高級感が凄まじい!
柔らかな牛肉がたっぷりの「ビーフストロガノフ」も、大好きなメニューです。ソースは酸味がありつつも、コクがある濃厚な味わいで、めちゃくちゃおいしいです。
ラストはスイーツでほっこりと締めくくり。
クラシックな正統派プリンのほか、日本料理からは「わらび餅」「抹茶クリームと白玉ぜんざい」、中国料理からは「ゴマ団子」とスイーツのジャンルも幅広くなっています。
なかでも「最中」は絶品。マカロンのような見た目なのですが、サクサクの最中。中にはカスタードにあんことバター、いちごが入っています。
制限時間いっぱい食べたけど、まだいろいろ食べたくなるほど、どのお料理も本当においしくて。格式が高いホテルであるなか、いろいろな年代の方におすすめできるお店だと思いました。
ビュッフェの会場は?
新生活様式に基づいた挑戦にも注目「バイキング」誕生の地となる一軒
1958年8月、日本初のビュッフェレストランとして誕生した「インペリアルバイキング サール」。眺望も楽しめる恵まれたロケーションで、シェフたちが目の前で仕上げる出来立ての料理や、色とりどりのデザートなどが楽しめる。より安全で安心しながらゲストを満足させる、新たな取り組みにも注目を。
スポットDATA
- スポット名
- 帝国ホテル 東京 ブフェレストラン「インペリアルバイキング サール」
- 電話番号
- 0335398187 0335398187
- 住所
- 東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテル 東京 本館17F
- 営業時間
- 朝 7:00~9:30(CLOSE)
昼 11:00~15:00(CLOSE)
夜 17:30~22:00(CLOSE)
- 交通アクセス
- 東京メトロ 日比谷線ほか「日比谷駅」から徒歩3分(A13出口すぐ)
都営地下鉄 三田線「内幸町駅」から徒歩3分(A5出口から)
- 料金
- 朝食 6100円(3700円)
平日昼 12000円(6500円)/平日夜 17000円(8500円)
休日昼 14000円(8000円)/休日夜 19000円(10000円)
※税・サービス料込、カッコ内はお子様(4~12歳)料金
- メニュー
- ■冷たい料理
ポテトの冷製スープ(ヴィーガン)
カボチャの冷製スープ(ヴィーガン)
赤ピーマンのムース
海老の松風
焼き茄子と鴨(ディナーのみ)
無花果と生ハムの白和え
クラゲ冷製
ザーサイ
スダチ香る鯛のセビーチェ(ディナーのみ)
■温かいお料理
伝統のカレー
ビーフストロガノフ
スズキのカフェドパリ風
蟹と海老入りマカロニグラタン
ミートローフ
温野菜
海老フライ・チキンカツ(ランチのみ)
ポークと豆のトマト煮込み(ランチのみ)
パエリア(ディナーのみ)
牛肉の赤ワイン煮(ディナーのみ)
蒸し豚(ディナーのみ)
鮑の煮込み(ディナーのみ)
麻婆豆腐(ディナーのみ)
■大皿料理
シーフードマリネ
コールドミート
アジのエスカベッシュ彩り野菜添え
スモークサーモン
テリーヌの盛り合わせ マーテルソース
帝国ホテル伝統のポテトサラダ ミモザ風
豆の五目煮
蒸し鶏葱生姜ソース
サラダ各種
生ハム(ディナーのみ)
■出来立て
ローストビーフ 温野菜添え
北京ダック
光麺(ディナーのみ)
点心
天婦羅(ディナーのみ)
ロティサリー(肉各種)(ディナーのみ)
■中国料理
海老チリソース
チャーシュー(ランチのみ)
五目チャーハン(ランチのみ)
四川風若鶏の唐揚げ(ランチのみ)
■日本料理
鯛のお椀
鯖の押し寿司(ランチのみ)
■お食事
ちらし寿司(ディナーのみ)
鰻丼(ディナーのみ)
肉茶漬け(ディナーのみ)
■スープ
本日のスープ
夏野菜のポタージュ
■チーズ/デザート
チーズの盛り合わせ ドライフルーツと共に
フレッシュフルーツ
デザート各種
ジェラート各種
チェリージュビリー
※2023/8/1(火)~9/30(土)のメニュー
※食材の都合により、一部メニューが変更となる場合あり
- ホームページ
- 公式サイト
ビュッフェ予約特集
いまおいしいものを贅沢に、好きなだけ
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