OZのプレミアム予約担当のスタッフコラム
ホテルやレストラン、ヘアサロンなど、現在約2500店舗が参加する「OZのプレミアム予約」。日々お店をめぐる営業スタッフが、訪問先で感じたことや仕入れたネタ、おすすめしたい情報などを、独断と偏見(!?)で自由気ままにお届け!
更新日:2016/10/17
ウマいビールが飲めるお店の2つの特徴
はじめまして、レストランチームの藤田です。
お料理を前にすると、すぐに手をつけてしまうので、食べかけの写真ばかりがフォルダを埋め尽くしている、見た目も中身も犬のようなレストラン担当です。
レストランチームというと、ワイン通とか美食家の集まりのように言われがちですが、僕は仕事の後に飲むビールがいちばんの好みです。取材のときも、やたらと「ビールの銘柄はなんですか?」と、ハッと気がつくと偏った取材をしていることも多々。今回はそんな僕にとあるお店の方が、おいしいビールを出してくれるお店かどうか、チェックすべきポイントを2つ教えてくれたので、みなさんにもご紹介したいと思います。
ひとつ目は、ビールサーバーの設置環境。お客さんから見えるところに設置してあり、そこでビールを注いでくれるお店はほとんど間違いないそうです。おいしいビールの基本はサーバーを毎日キチンと手入れすること。お客さんに見える場所に置いてあるなら、当然サーバーもピカピカに磨かれているはず。また、ビール注ぎに自信がある証拠の表れでもあります。
そういったお店によくある(と僕が思っていただけですが)ビールメーカーからの「達人!」といったような認定証も、取得するためにかなり厳しい審査を通っているそうです。まずはビールサーバーをチェックすべし、ですね。
ふたつ目のポイントは、ビールの注ぎ方。飲食業に関わるスタッフたちの言葉で「泡切り」というテクニックを行っているかどうかが注目ポイント。「泡切り」というのは、ビールの金色の液体を注いだ後に、別で注がれる泡をグラスいっぱいで止めずに、しばらく溢れさせるように注いでから提供すること。
泡の出し始めは粗い泡が出てきてしまうため、しばらく泡を出して全体を均一な細かい泡にするんだそうです。もちろんビールを無駄に捨てることになってしまうので、お客さんにおいしい一杯を飲んでもらいたいという強い気持ちがあるお店でなければなかなかできないですよね。
これは僕の感覚ですが、この2つのポイントを教えてくれたお店をはじめ、地域に密着しているお店は、細かい部分にきちんとこだわっているお店が多い気がします。たった1杯のビールだけど、自分の飲むビールがどういうサーバーからどうやって注がれるのか注目するだけで、お店の心意気やサービスのよさが分かって、何も考えずに飲むビールとは違う味わいに感じられるかもしれませんね。
家に帰っての缶ビールもまたよしですが、今夜はお店の心意気とサービスをきちんと感じられる、贅沢な気持ちになれるビールを飲んでみるのはどうでしょう。残り数時間ですが、よい1日を。
電話:03-3796-8360
住所:東京都港区北青山3-5-23吉川表参道ビルB1F
最寄:表参道駅 徒歩1分
営業時間:[夜]月~木18:00~26:00(25:00LO)、金・土18:00~28:00(26:00LO)、日・祝18:00~23:00(22:00LO)
WRITTING/TAKUMA FUJITA