俳優・栗原類さんに聞く!“僕の推し活”【推しに推しを聞いてみた】

俳優・栗原類さんに聞く!“僕の推し活”【推しに推しを聞いてみた】

更新日:2023/02/24

アイドルやアニメ、スポーツ・・・いまやジャンルを超えて広がっている“推し活”。大好きなモノやコトがあるから毎日頑張れるし、みんなにもすすめたい! そんな推し活を楽しんでいる人も多いのでは? 今回はテレビや舞台など、幅広く活躍する俳優でモデルの栗原類さんに、最近ハマっているものについて教えていただきました。素敵なプレゼントもあるので要チェック!

推し活の始まりは10代の頃に集め始めたトレカから

今の仕事を始める前から、「トレーディングカードゲーム(以下、TCG)」が推し活のひとつだったという栗原類さん。TCGは、実際に2人以上のプレイヤーが集まって対戦するもので、本格的な競技として各地で公式大会も開催されているそう。
「10代の頃は、ポケモンカードゲームのキャラのトレーディングカード(以下、トレカ)を集めたり、集めたトレカを友人と出し合って遊んだり、競技というのではなくエンジョイ的なものでした」

集めていた時は、自分の好きなキャラのトレカが手もとにあると嬉しいなという、好きなぬいぐるみを持っているのに近いような、そんな感覚だったとか。
「好きなキャラがカード化されているんだったら、やっぱり推しとしては『欲しいな』という感覚にはなりますね。そうしてカードを集めていくと、それなりにデッキが組める(対戦に使用するため、自分の好きなトレカから規定の枚数を選ぶ)ぐらいの量になるので、何人かの友達で、それぞれデッキをつくって遊ぼうということになっていきましたね」

勝ち負けだけではなく、“楽しめた”という気持ちの方が大きい

友達とトレカで遊びながら対戦ルールを勉強したり覚えたりしたことが、TCGを推す大きなきっかけになったよう。
「カードショップに行って、そこで出会った人たちと対戦してルールを覚えたりもしました。本格的に競技に取り組むようになったのは、成人してからですね。今はグループチャットで、『集まれる人いますか?』と呼びかけて集まるんです。グループの中の誰かが公式大会に出る前だった場合、時間があるときは、夜8時から朝の5時まで長時間に及ぶこともあります。本番前の練習のようなものですね」

デッキの組み方やカードの使い方など、勝つために試行錯誤を繰り返すのもTCGの醍醐味のひとつ。
「仕事と同じように真剣なのですが、やる側が楽しむ気持ちが大事だと思っています。競技を続けていくモチベーションの保ち方は、人それぞれかもしれないのですが、それで燃え尽きたりしちゃったら、もったいないなと思っています。僕がよく言うのが、もし結果が振るわなくても、練習してきたことは無駄にならないし、やっぱり“楽しめた”という気持ちの方が大きかったと思うから、真に受けすぎなくてもいいよということなんです」

同じ趣味を持つ人との出会いが人生観を変えた

普段仕事をしているだけでは出会えない人たちとの交流。それも“推し活”のいいところ。
「カードショップや大会会場などで同じ趣味を持っている人たちと出会い、『食事をしよう』と集まって自分の推しを語り合える、そういう人がいるのが普通に嬉しいし、楽しいって思うんですね。楽しいだけじゃなくて、たまっていたものを解放できているような、気持ちよくなれる瞬間もすごくあると思うんです」

“推し活”を通して気づいたこともあるのだとか。
「僕は小さい頃からハブられじゃないけど、小中学校時代は自分の趣味の話をしても受け入れてもらえないような環境だったので、同級生と仲よくできなくてもいいやと思うようになって。大人になってから同じ趣味を持っている人と出会って、逆にこれが普通だったんだと思いました。小中学校時代の世界がすべてではないと気づけるきっかけになったかなと思いますね」

ちなみに、TCGは幅広い層に人気だそうで、「男性のプレイヤーが多いと思われがちなのですが、公式の大型大会に行くと、女性のプレイヤーもけっこう多く見かけます」と栗原さん。

3月の舞台での役どころは掃除機のデメ

TCGを推している栗原さんも、一方では推される側。2023年3月の舞台『掃除機』では掃除機役を務めるそう。現在は上演に向け、稽古の日々だとか。ドイツで高い評価を得た作家・岡田利規さんの話題作を本谷有希子さんが演出するとあり、注目度は高い。
「ひとことで言うと、静寂という生々しさがあるような舞台だと思っているんです。8050問題とか再起不能家族とかの話も含まれているので、少し重かったり、リアルなことが詰まっているような場面もあると思うのですが、お話自体はシンプルでもありますし、深く考えすぎずに舞台上で起きていることを受け止めていただいて、なにかを感じてくださるといいなと思います」

静寂という生々しさとはどういうものなのか、実際に体験してみたくなる。
「なにそれ?と、興味を持っていただいて、舞台を見に来てもらえると嬉しいです。僕らもお稽古を通して試行錯誤中で、お客様に楽しんで満足していただけるような舞台を頑張ってつくっていきたいと思っております」

サイン入りクリアファイルを3名様にプレゼント!

今回の取材を記念して、栗原類さんから素敵なプレゼント。栗原類さんサイン入りのKAAT神奈川芸術劇場オリジナルクリアファイルが、3名様に当たる! OZmall公式Twitter限定企画なのでお見逃しなく。

OZmall公式Twitter

Twitterキャンペーン詳細

【応募期間】
2023年2月24日(金)~ 3月2日(木)23時59分まで

【応募条件】
オズモールのTwitterアカウント(@OZmall)を「フォロー」の上、2023年2月24日(金)投稿の「#OZmallプレゼントキャンペーン」「#オズモールで推し活」のハッシュタグが付いた投稿への「RT」が参加条件となります
※本キャンペーンの応募者は、本応募要項の全てに同意いただいたものとさせていただきますので、ご了承ください

■プレゼントの当選発表・賞品発送
・締め切り後、厳正な抽選を行い、当選者を決定いたします
・当選者の方には、2023年3月中旬頃に、OZmall編集部の公式アカウントよりダイレクトメッセージで当選のご連絡をいたします。その際、賞品を発送するご住所をお伺いしますので、予めご了承ください
・落選された方へのご連絡はございませんのでご了承ください
・賞品は3月中旬~下旬に発送の予定ですが、諸事情により多少前後する場合もございます

■注意事項
・当選者の選定時にオズモールのTwitterアカウント(@OZmall)のフォローを解除している場合、対象外となりますのでご注意ください
・当選連絡のダイレクトメッセージを送信した翌日から3日以内にご返信がない場合、お客様の住所変更・転居先不明・ご不在等により商品の受け取りができない場合は、当選を無効とさせていただきますのでご了承ください
・当選賞品の転売は禁止いたします
・本キャンペーンに関するお問い合わせは、Twitterキャンペーンに参加の場合は【Twitter推し活プレゼントキャンペーン】とご記入の上「お問合せフォーム」よりご連絡ください
・本キャンペーンの内容・期間は予告なく変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください
・賞品の発送のためご提供いただいた個人情報は、「OZmallで登録して頂いた個人情報の取り扱いについて」に基づき取り扱います

PROFILE

栗原類(くりはら・るい)
1994年12月6日生まれ、東京都出身。俳優・モデル。子どもの頃からモデルとして活動し、その後多数のバラエティ番組に出演。2012年から俳優としての活動を開始。近年の主な出演舞台は『Take me out』(藤田俊太郎演出)、『春のめざめ』(白井晃演出)、『どうぶつ会議』(田中麻衣子演出)、『プレイハウス』(根本宗子演出)、『フリムンシスターズ』(松尾スズキ演出)、『気づかいルーシー』(ノゾエ征爾演出)などがある。
【舞台】KAAT 神奈川芸術劇場プロデュース『掃除機』

【舞台】KAAT 神奈川芸術劇場プロデュース『掃除機』

社会と折り合いのつかない家族を鋭い視点でとらえ、ユーモアを交えて描かれる怪作

岡田利規・作の『The Vacuum Cleaner』(掃除機)は、ミュンヘンの公立劇場カンマーシュピーレで2019年12月にレパートリー作品として初演され、高く評価された舞台。今回はその作品の日本語による日本初演。無職の40代の息子と引きこもりの50代の娘。彼らの父親は80歳を過ぎている。そんな家族の停滞し続ける風景を長年見つめてきた掃除機、デメ。高齢者の親が中高年の引きこもりの世話から逃れられず行き詰まるという社会問題、「8050問題」を圧倒的な筆致で描く舞台。

会場:KAAT神奈川芸術劇場(中スタジオ)
【開催日時】
2023/3/4(土)~3/22(水)

作:岡田利規
演出:本谷有希子
音楽:環ROY
出演:家納ジュンコ、栗原類、山中崇、環ROY、俵木藤汰、猪股俊明、モロ師岡
ホームページ
『掃除機』

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WRITING/KAZU SASAKI

※記事は2023年2月24日(金)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります