外食する機会が減った今だからこそ、レストランに食事に行くなら思いきり楽しみたいもの。そこで、オズモールのレストラン予約に掲載している約3000店から、わざわざ食べに行きたくなるスペシャリテに出会える3店を編集部が厳選してご紹介。食材から調理法、提供の仕方までこだわりが詰まっていて、知れば知るほどおいしく感じられます。そんな“とっておきの1皿”と、その料理に込められたシェフの思いとは。
体にいい、おいしいのいいとこどり。野菜の新しい魅力を発見できる、無農薬野菜の1皿
銀座の中央通り沿い、洗練された雰囲気が魅力のフレンチレストラン「GINZA chez tomo(シェ トモ)」の1皿は、一口サイズの野菜が規則正しく並んだ「山梨県産無農薬野菜たち 28~30種の盛り合わせ」。フレンチではめずらしく野菜だけで作られたスペシャリテで、野菜そのものの味を知ってほしいという市川知志シェフの思いが形になった逸品。
使うのは、市川シェフがひとめぼれして20年以上仕入れて続けている山梨県産の無農薬野菜。苦みやえぐみも素材の持つ個性として味わってもらえるように、ボイルやマリネ、オーブン焼きなど種類ごとに調理法を変えているというこだわりよう。体にいいものをおいしく食べたい人におすすめ。
脇役が主役に変わる新発見。素材の魅力にほれ込んだシェフがたどり着いたチコリのロースト
清澄白河にある10席ほどのイタリアンレストラン「il tram(イル トラム)」からは、脇役だと思われがちなチコリが主役になった1皿。2時間弱じっくりローストしたチコリはとろっと甘く柔らかく、ピリッと辛口のゴルゴンゾーラとの相性も抜群。これが本当にチコリなの!?という新しい発見に驚くはず。
サラダや付け合わせとして使われる脇役のチコリだけれど、この料理に出会うといい意味で期待を裏切られます。川邊亮祐シェフは修業時代からチコリが好きで、どうしたらチコリのおいしさを知ってもらえるかを追求。2013年の開店当時からスペシャリテとして、お店の代名詞にもなっています。これまで知らなかった野菜のおいしさを知ったら、誰かに教えたくなること間違いなし。
ルーツを知って食べると温かい気持ちに。福井県産シーフードを贅沢に使ったブイヤベース
銀座の裏路地にある隠れ家的フレンチレストラン「Georges un cinq(ジョルジュ アン サンク)」の1皿は、吾田孝一シェフの地元・福井県産の海の幸を贅沢に使った「ブイヤベース」。透き通ったスープはシンプルな見た目以上にコクがあり、マダイやヤリイカ、オマール海老などの具材は食べ応え抜群。魚介の旨みを余すことなく味わい尽くすことができます。
吾田シェフが地元産食材のおいしさを知ってもらいたいという思いから生まれ、新鮮な魚介類の旨みを引き立てるために伝統的なブイヤベースとは異なる調理法で作られています。料理を通して福井の魅力を知ってもらい、少しでも地元に貢献したいというシェフの思いを知って食べることで、ほっこりと心が温まるひとときを過ごしてみては。
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