ジャヌ東京「ハーブとはちみつのアフタヌーンティー」
アフタヌーンティー特集

『アマン』の姉妹ブランドホテル「ジャヌ東京」の新作アフタヌーンティーを体験!6種類のはちみつを使用

更新日:2025/05/31

麻布台ヒルズに位置する、『アマン』の姉妹ブランドホテル「ジャヌ東京」。その5階「ジャヌ ラウンジ & ガーデンテラス」で、2025年5月12日(月)から6月30日(月)まで提供されている「ハーブとはちみつのアフタヌーンティー」を編集部が体験してきました!

新緑が輝く季節にあわせて作られた、麗しいはちみつ×ハーブのスイーツとセイボリーの数々。旬のメロンを使ったスイーツにも注目です! ぜひチェックしてみて。

ジャヌ東京「ハーブとはちみつのアフタヌーンティー」を実食!シェフの想いとこだわりのメニュー

1つひとつのスイーツで、異なるはちみつを使用。細部までこだわり抜いた味を

ジャヌ東京が位置する「麻布台ヒルズ」のテーマは、“グリーン&ウェルネス”。そんなテーマにぴったりな新緑が映える中央広場を背景に、ティースタンドが運ばれてきました。ついうっとりしてしまうほど、1つひとつのメニューが美しく輝きます。

今回はスイーツを担当された野口ゆきえシェフから、お話を伺うことができました。
「春に採れたおいしいはちみつが世の中に出てくるタイミングは、今の時期なんです。初夏のはちみつと、新緑からインスピレーションを受けた爽やかな香りのハーブを組み合わせることで、季節の移ろいを感じられるスイーツに仕上げました。
メニューを考案するにあたり、時間をかけたのは“はちみつ選び”。生産者の方を直接お伺いしながら、決めました。今回のスイーツは、すべて異なるはちみつを使用し、食材と組み合わせたときの風味や香りを追究しています」とのこと。

スイーツごとにはちみつを変えているという、野口シェフの繊細な工夫に驚きです!

編集部が特におすすめしたい!スイーツ&セイボリーを4品ご紹介

1.「シナの木の蜂蜜」を使用した、はちみつとメロンのショートケーキ。心地よい後味が印象的

野口シェフのイチオシは、「蜂蜜メロンショートケーキ」。野口シェフ曰く、味が強いシナの木のはちみつは、メロンとあわせることで華やかですっきりとした味わいに変化するのだとか。

では、グラスに入ったタイプのショートケーキを、スプーンですくいながらいただきます。

口の中でとろけてしまいそうなほどふわふわのスポンジに、軽めの生クリームとジューシーなダイス状のメロンがサンドされ、甘さも食感もバランスが抜群。さらに、華やかなはちみつの香りが鼻に抜けて、心地よい後味に。クラッカンが食感のアクセントにもなっていますよ。はちみつとメロンがあわさることで、自然のやさしい甘みを存分に堪能することができました。

2.蜂のような見た目がキュート。やさしい味わいのチョコミントロリポップ

スタンド上段で、そのかわいらしさに一際目を惹く「チョコレートミント ロリポップ(写真左)」もおすすめの1品。蜂をモチーフにしているそうで、小さな羽と蜂の模様が付いているのが、とても愛らしいですよね。野口シェフ自身もチョコミントが大好きなので、今回のロリポップの味もチョコミントを採用したのだとか。

チョコミントといえば、チョコレートの甘さとミントの強い清涼感が強いイメージですが、こちらのロリポップは、食べてみるとそのまろやかさにびっくり。チョコレートとミントがやさしく混ざり合い、柔らかい印象でした。

3.グラスを彩る豊富な食材を、ひと口で贅沢に。はちみつ×生姜のドレッシングも絶品

セイボリー担当の吉田シェフにも、お話が聞けました。「セイボリーは、スイーツと一緒に食べてもらう前提があるため、バランスを重視しています。苦味や酸味、塩気、山椒などの痺れなどを加えて、1つひとつの味わいのバランスを整えながらメニューを構成しました」とのこと。

グラスに入った華やかな見た目の「鮪の蜂蜜マリネ 彩野菜 エディブルフラワーのパフェ」は吉田シェフのイチオシ。にんじん、いんげん、カリフラワーのクリーム、トマトのゼリーなどグラスに入った具材と、はちみつと生姜を使ったドレッシングを混ぜていただきます。それぞれを単体で食べたり、混ぜて食べたりして味わいの変化を楽しむのもおすすめですよ。

4.ハーブ×レモンのスコーンは爽やか。特製餡と一緒にいただきます

温かい状態で出てくる2種類のスコーンは、しっとりとした生地が特徴。

たっぷり練りこまれたハーブとレモンが香る「エルブ・ド・プロバンスとレモンのスコーン」は、ホワイトアスパラガスと白餡をあわせた特製餡がシェフのおすすめとのことで、たっぷりつけて食べてみることに。アスパラガスのえぐみや青臭さは全く感じず、アスパラガスの甘みがぎゅっと詰めこまれた、贅沢な餡でした。ゲストに人気だという定番の豆乳ホイップは、おどろくほど軽くほんのり甘い味わいで、こちらも絶品。

自分好みに餡やクリーム、ジャムの組み合わせをアレンジするのも、楽しみの1つです。

ドリンクは20種類以上が飲み放題。ハーブティーやモクテルなど、試したいメニューがたくさん

これから暑くなる季節にぴったりなハイビスカスティーのモクテルがおすすめ

「ジャヌ ラウンジ & ガーデンテラス」のアフタヌーンティーには、紅茶や日本茶、コーヒー、モクテルなど、こだわりのドリンクが常に20種類以上用意されているそう。

アフタヌーンティーのテーマに合わせて、ハーブティーとモクテルのラインナップも変えているとのことで、スタッフさんがおすすめしてくれたのがオリジナルモクテルの「ハイビスカス ローズ ハニー」。鮮やかな赤色にがキレイですね。レモンスライスが浮かべられていて、ハイビスカスティーらしいさっぱり感がこれから暑くなる季節にぴったりです。

野口シェフ、吉田シェフが大事にされているという、全体のバランスのよさを存分に感じられるアフタヌーンティー。それぞれの品の完成度が高く、食材の特徴を活かした一体感があるメニューには、「食材のおいしいところをバランスよく食べて、満足してもらいたい」という2人の想いがしっかり表現されていると感じました。そして、アート作品のような1品1品の美しさも、すばらしかったです。

東京タワーを望む上品な空間で、優雅で贅沢なティータイムを大満喫! 季節が変わるごとに足を運びたくなるアフタヌーンティーでした。

イベントDATA

イベント名
ハーブとはちみつのアフタヌーンティー
開催場所
ジャヌ東京「ジャヌ ラウンジ & ガーデンテラス」
開催日程
2025/5/12(月)~6/30(月)
※要予約
開催時間
12:00~17:00(12:00~、12:15~、15:00~、15:15~の2時間制)
フード内容
<スイーツ>
・チョコレートミント ロリポップ
・シソピーチムース
・クロモジライムジュレ フロマージュブラン
・チーズとローズマリーパイ
・バジルクリームエクレア ラズベリー バジルメレンゲ
・蜂蜜メロンショートケーキ

<セイボリー>
・鮪の蜂蜜マリネ 彩野菜 エディブルフラワーのパフェ
・ズワイガニ ホタテ 根セロリのレムラード タイムの香り
・マイクロハーブとシェーヴルのサラダ
・有馬山椒といわい鶏のリエット

<スコーン>
・プレーンスコーン
・エルブ・ド・プロバンスとレモンのスコーン
コンディメント:苺ジャム、豆乳ホイップ、糀みつ、 ホワイトアスパラガス餡
料金
10100円
※税・サービス料込
ホームページ
公式サイト

スポットDATA

スポット名
ジャヌ東京「ジャヌ ラウンジ & ガーデンテラス」
電話番号
05018095550 05018095550 (9:00~21:00)
住所
東京都港区麻布台1-2-2 ジャヌ東京 5F
営業時間
12:00~24:00(L.O.フード 23:00、ドリンク23:30)
<アフタヌーンティー>
12:00~17:00(12:00~、12:15~、15:00~、15:15~の2時間制)

<イブニングハイティー>
18:00~20:30(1.5時間制/フリーフロー1時間/L.O.30分前)
交通アクセス
東京メトロ日比谷線「神谷町駅」5番出口より徒歩10分(駅直結)
南北線「六本木一丁目駅」2番出口より徒歩7分
ホームページ
公式サイト

高級ホテルや人気カフェも。OZのアフタヌーンティー特集

非日常の時間・空間の中で優雅にティータイムを過ごせることから、人気の高いアフタヌーンティー。東京都内や横浜、名古屋、大阪の憧れホテルのアフタヌーンティーはもちろん、人気カフェやレストランまで、その舞台はさまざま。相手やシーンに合わせて選べるのも魅力。季節に合わせて変わるティーフードとともに、素敵な時間をどうぞ。

※記事は2025年5月31日(土)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります