大阪マリオット都ホテルの宇治茶アフタヌーンティーを体験！京都の老舗「福寿園」のお茶を全14品で味わう

初夏を感じる涼しげなメニューは全部で14品！旬のお茶を存分に楽しめる

あべのハルカス19階にある大阪マリオット都ホテル「LOUNGE PLUS」は、地上約100mから大阪を見渡せる開放的なラウンジ。こちらでは、お茶の魅力を存分に楽しめるアフタヌーンティーが登場中です。

今回のアフタヌーンティーは「福寿園」とのコラボレーション。福寿園は、1790年の創業より、茶一筋に歩み続け、現在は京都の本店で喫茶なども営む京都の茶舗です。シェフが実際に福寿園の京都本店「京の茶蔵」を訪問し、お茶の種類や淹れ方などを学んだうえで、メニューを考案したそう。メニュー構成は、ウエルカムドリンク、ウエルカムスイーツ、スイーツ7品、セイボリー7品と、多彩な品ぞろえも魅力の1つです！

抹茶だけでなく、玉露や煎茶、ほうじ茶などがさまざまなお茶の魅力を引き出すスイーツやセイボリーに変身。複数のお茶の味わいを一度に楽しめるので、ぜひ食べ比べてみてください。

1.まずはウエルカムドリンクで乾杯。風味が豊かな玉露×レモンのコンビネーション

ウエルカムドリンクは、うまみが強い玉露の「金閣」と、レモンの風味が付いた煎茶「水出しれもん煎茶」をブレンドしたオリジナルドリンク。爽やかなレモンがふわっと香り、お茶の澄んだ味わいがストレートに感じられますよ。お茶はお湯で抽出すると渋みや苦味が出るため、一晩水で抽出し、口当たりよく仕上げているそう。

また、ドリンクメニューには、コラボレーションしている福寿園のお茶や、アメリカの紅茶ブランドである「HARNEY ＆ SONS」などが揃っています。編集部がいただいた福寿園の「金閣」は重厚なお茶の香りと深みを、そして、「かりがね玄米茶」は香ばしさとまろやかな甘みを、感じられました。

さらに、新茶の季節を迎えると、お茶のラインナップが変わるのもポイント。5月19日頃～6月30日は宇治新茶「若葉の風」が楽しめます。

※提供期間は前後する場合があります

2.ほろ苦い抹茶と甘いカスタードのバランスが絶妙。とろけるような口当たりのティラミス

編集部がいちばん盛り上がったのが、抹茶パウダーを振りかけた上品な「抹茶のティラミス」。繊細な麻の葉文様が目を引く逸品で、写真映えするデザートです。

抹茶のシロップがたっぷり染み込んだスポンジと、カスタードクリームで4層に仕上げています。口当たりはとても柔らかくトロトロ。抹茶の渋みや苦味だけでなく、甘みまでしっかり感じられます。

3.上品な甘みがある、玉露のパンナコッタ。ここでしか食べられない和洋折衷の組み合わせ

「玉露のパンナコッタ　あんみつ仕立て」はなめらかなパンナコッタ、濃厚な黒蜜、粒あん、プルプルの抹茶寒天、もちもちの白玉などが組み合わされた和のデザート。

黒蜜の濃厚さと、ふわりと玉露が香るパンナコッタの優しい甘みが合わさり絶品！　白玉や寒天、粒あんと、食感の違いが楽しめ、食べ応えがありました。

4.カラメルの層が香ばしい、ほうじ茶のブリュレタルト。爽やかなオレンジピールがアクセントに

食欲をそそるおいしそうな焼き目が付いた、こちらのデザートは「ほうじ茶とオレンジの香るブリュレタルト」。タルト生地は薄めでサクッとしています。クリームは、ほうじ茶の香ばしさとコクが感じられました。

オレンジピールの苦みや爽やかさがアクセントになっており、何個でも食べたくなるようなバランスのよさです。

5.抹茶との組み合わせが斬新！魚のうまみがギュッと詰まったクネル

セイボリーは、お茶の香りが引き立つ温かいメニューが中心でした。その中でも印象に残ったのが「キヌアのクネル　抹茶風味の浅利ソース」。キヌアとは小さな丸い粒状の穀物で、クネルとは魚や肉をすりつぶし、パン粉や小麦粉などとあわせた後に団子状にした、フランス・リヨン地方の郷土料理のこと。

クネルの中に、キヌアが入っており、つぶつぶ食感が楽しい！　上にかかったソースはアサリの出汁が効いており、後味には抹茶の深い渋みが効いていました。海の幸と抹茶が見事に合わさったメニューです。

6.アスパラガスのおいしさを堪能。玉露入りソースは口当たりがよくさっぱり

「アスパラガスの玉露風味オランデーズソース」は、旬を迎えるアスパラガスに、酸味のある「オランデーズソース」をかけた逸品。

オランデーズソースは、卵黄やレモン果汁、バターで作られたさっぱりとしたソースです。パウダー状にした玉露の茶葉を加えて仕上げており、玉露がほんのり香りました。ソースはとても軽やかかつ、なめらかでふわっとしています。バターのコクとレモンの酸味は、風味豊かなアスパラガスと、相性が抜群でした。

7.柔らかなうまみは碾茶（てんちゃ）ならでは。抹茶のスコーンは香り高く豊かな味わい

ころんとした丸いフォルムがかわいいこちらのメニューは「碾茶とけしの実のスコーン」。生地には、抹茶の原料となる茶葉「碾茶（てんちゃ）」が練り込まれています。

口に入れると抹茶の香りが鼻に抜けます。碾茶の深みのある香りに、甘酸っぱいあんずジャムが合いますね。

宇治茶を使った和風・洋風の料理を存分に味わうことができ、お茶の多彩な魅力に出会えた、大阪マリオット都ホテルの「宇治茶アフタヌーンティー」。

抹茶好きな人はもちろん、新しい料理に出会いたい人にも味わってほしいメニューばかり！　ぜひ、地上約100mから大阪の景色を眺めて、うっとりするような癒しのティータイムを過ごしてください。