ウェスティンホテル東京のロビーラウンジ「ザ・ラウンジ」とインターナショナルレストラン「ザ・テラス」が2023年10月2日(月)、改装工事を終えてついにリニューアルオープン! 名物パティシエによるアフタヌーンティーや、約100種類のメニューが並ぶダイナミックなビュッフェが再開します。編集部がいち早く、新しくなった「ザ・ラウンジ」と「ザ・テラス」を体験してきました。新しく登場するメニューも一部ご紹介!
ロビーラウンジ「ザ・ラウンジ」
“Heritage and Reinvigoration(継承と再生)”をテーマに、1994年の開業以来初となる大規模なリノベーションを行っているウェスティンホテル東京。全体のうち、1階でゲストを迎えるロビーラウンジ「ザ・ラウンジ」と、インターナショナルレストラン「ザ・テラス」の改装が終了し、ついにリニューアルオープンとなりました。
新しくなったロビーラウンジ「ザ・ラウンジ」は、シンボリックな大理石の柱が支える高さ約10mという吹き抜けに広がる、開放感あふれる空間。光が降り注ぐインナーガーデン“オランジェリー(ルネサンス期の温室・庭園)”をテーマに、大きな窓の外に広がるウェスティンガーデンの豊かな緑とインテリアが美しく調和するよう設計されています。
デザインは、もともと水資源が豊富な恵比寿の原風景からインスパイア。ラウンジ中央にはSTUDIO SAWADA DESIGNによるアート「Cascade」が飾られています。こちらは、この地に湧き出る豊かな水脈が滝となり、水滴が舞い上がる様子を表現しているのだとか。
ほかにも植物や水などのモチーフが随所にちりばめられており、「ラウンジに敷かれているフロアラグの模様も、水の流れや水面を表現しているんですよ」と広報さん。
以前のゴージャスな雰囲気も素敵でしたが、リニューアル後はより明るく、自然な光を感じる洗練された空間になっている印象です。ここにゆっくりと座って、ただ時間の移ろいを感じてみたい・・・そんな願望も湧いてくる、オアシスのような癒しのラウンジです。
ザ・ラウンジでは、これまでもスイーツファンを魅了してきた、エグゼクティブペストリーシェフ・鈴木一夫さんが手掛けるメニューを味わえます。
リニューアル後からはTWGの紅茶を導入。人気のアフタヌーンティーも10月21日(土)から提供を開始します(土曜・日曜・祝日限定)。スタートを飾るのは、栗をテーマにした「マロン アフタヌーンティー」。栗の魅力を余すことなく引き出し、秋のフルーツなど様々な素材と組み合わせた独創的なスイーツをいただけるということで、とても楽しみ!
もうひとつの注目は、平日限定で出会える、10種類のデザートを宝石のように散りばめたプレート「デザート アンサンブル」。リニューアル後から新たに始まったメニューで、アフタヌーンティーで提供するものとは異なるスイーツが味わえます。
今回は10月2日(月)から販売する「デザート アンサンブル Vol.1マロン」の注目メニューを試食させていただきました。
特にお気に入りだったのが「和栗のモンブランスタイル」。和栗のクリームとディプロマット(カスタードクリームと泡立てた生クリームを合わせたクリーム)を組み合わせたモンブランで、とにかく和栗の風味を感じられます! 甘さは控えめで、さくさくのクランブルが良いアクセントになっていました。
ほかにも、軽やかなマロンクリームと無花果のハーモニーが楽しめる「マロンと無花果のキャラメリーゼ」、栗と爽やかなライムクリームの珍しい組み合わせ「ライムタルト マロンクリーム」など、それぞれの素材の良さを輝かせる繊細なスイーツが揃っていました。
週末はアフタヌーンティー、平日はデザート アンサンブルと、それぞれ足を運びたくなりますね。
インターナショナルレストラン「ザ・テラス」
続いては、インターナショナルレストラン「ザ・テラス」をレポートします。
ゲストの日々に寄り添うオールデイダイニングとして、ダイナミックなビュッフェを届けてきたザ・テラスは、ウェスティンホテルが掲げるウェルビーイング(身体的・社会的な健康)のコンセプトを今まで以上に体現。
こちらの内装も、恵比寿の豊かな水と緑をキーワードにデザインしており、ガーデンとダイナミックに繋がる、開放的な空間と生まれ変わりました。
メインダイニングは中心に設えた木のディスプレイをメインに構成。グリーンを随所に感じるようデザインされているほか、ウォールにはテラリウムや水の雫を瑞々しくとらえたアートを展示しています。
朝はイギリスのコンサバトリー(ガラス張りのガーデンルーム)のように光が差し込むのが特徴。ちなみに、総料理長の沼尻寿夫さんは朝食のクオリティにも非常にこだわっていて、「朝食を制する者は、ランチもディナーも制する」と力強くおっしゃっています。
できたての卵料理を提供するエッグステーションをはじめ、ゲストの声に耳を傾け続けて進化してきたという自慢の朝食ビュッフェとともに、気持ちよく1日を始められそうです。
ザ・テラスは料理の種類や空間の役割ごとにゾーニングされています。なかでも“レストラン内でいちばんの活気あるエリア”と称されていたのが、別々のゲスト同士がひとつの大きなテーブルを囲む「コミュナル・テーブル」。
コミュナル・テーブルの付近に並ぶメニューには、サステナブルな取り組みが随所に感じられます。たとえば「ベジタブルカレー」は、ウェスティンホテル伝統のカレーに、千葉県産の適格外野菜を採り入れたメニュー。ランチとディナーのビュッフェでいただけます。
このほか、トレーサビリティに配慮した上質な魚介の料理に出会える「シーフードステーション」も。ブッフェ台にシーフード料理が美しく並ぶさまは壮観です。
レストランの中心に位置するオープンキッチンには、リニューアルのタイミングで新たに特注のピザ窯を導入。焼きたてのピザが提供されます。
シェフたちが3カ月も試行錯誤して完成したという「全粒粉のピザ」は、イタリアから取り寄せた粉を使用しているそうで、ふわふわもちもちの食感。焼きたてならではの、生地のよい香りがふわっと香り、絶品です。
オープンキッチンの新しいグリル台で調理された「まるごとチキンのグリル スペシャルスパイス」も試食しました。柔らかく脂身とタンパク質のバランスがよい丸鶏をダイナミックに焼きあげたチキンは、外側はパリッと、中はジューシー。別添えのシェフ特製スペシャルスパイスを添えると感動のおいしさ!スパイスはクミンとフライドガーリック、かつお節、イワシの削り節を配合しているそうで、チキンのうまみをスパイシーに引き立てます。
変わるものもあれば、変わらないものも。アラカルトの人気メニューだった「特製ビーフメンチカツサンドウィッチ」、「フライドシュリンプ&フィッシュのサンドウィッチ」は、リニューアル後も引き続き登場するそうです。
伝統を継承しつつも時代に合わせて変化し、より過ごしやすいやすらぎの場所になった「ザ・ラウンジ」と「ザ・テラス」。宿泊ゲストもそうでない人も、ほっとひと息つきに足を運んでみてください。オズモールでは後日「ザ・テラス」のビュッフェの詳細レポートも掲載予定なので、こちらもお楽しみに!
スポットDATA
- スポット名
- ウェスティンホテル東京 ロビーラウンジ「ザ・ラウンジ」/インターナショナルレストラン「ザ・テラス」
- 住所
- 東京都目黒区三田1-4-1 ウェスティンホテル東京1F
- 交通アクセス
- JR各線 恵比寿駅から「恵比寿スカイウォーク」で徒歩約7分
東京メトロ日比谷線恵比寿駅から「恵比寿スカイウォーク」で徒歩約10分
- 営業時間
- ■ロビーラウンジ「ザ・ラウンジ」
・平日 10:30~21:30(L.O.21:00)※食事の注文は11:00~
・土曜・日曜・祝日 11:00~22:00(L.O.21:30)
■インターナショナルレストラン「ザ・テラス」
【朝食】6:30~10:30(L.O.10:30)
【ランチブッフェ】
・平日 11:30~14:30(90分、L.O.14:30)
・土曜・日曜・祝日 12:00~16:00(90分、L.O.16:00)
【ディナーブッフェ】
・平日 17:30~21:30(120分、L.O.21:00)
・土曜・日曜・祝日 17:00~22:00(120分、L.O.21:30)
【アラカルト】
・平日 11:00~21:00(L.O.21:00)
・土曜・日曜・祝日 11:00~21:30(L.O.21:30)
※営業時間や営業内容は変更になる場合がございます
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高級ホテルや人気カフェも。OZのアフタヌーンティー特集
非日常の時間・空間の中で優雅にティータイムを過ごせることから、人気の高いアフタヌーンティー。東京都内や横浜、名古屋、大阪の憧れホテルのアフタヌーンティーはもちろん、人気カフェやレストランまで、その舞台はさまざま。相手やシーンに合わせて選べるのも魅力。季節に合わせて変わるティーフードとともに、素敵な時間をどうぞ。
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