「ピーターラビット（TM）のアフタヌーンティー」をスイーツライターが実食レポート。横浜ホテルニューグランドで絵本の世界へ

今回いただいた「ピーターラビット（TM）のアフタヌーンティー」は、世界110ヶ国48ヶ国語にて発行されている世界的ベストセラー絵本『ピーターラビットのおはなし』が出版120周年を迎えることへの"祝福"が込められたアフタヌーンティーセット。

いたずら好きなピーターや家族、魅力的な仲間たちとともに描かれる物語、そして、作者ビアトリクス・ポター（TM）が水彩画で描いた英国の美しい景色など、幅広い世代の方々を魅了し続けるピーターラビットの世界を楽しみながら過ごせます。

ラインナップ細部に至るまで、パティシエが一から絵本を読み直して、ストーリーや世界観を確認しながら編成しているのですが、特に私のおすすめは「『ピーターラビットのおはなし』より：～木戸をくぐるピーター しっぽのフリアン～」。

しっとりしたふんわり生地のフィナンシェの表面を、ピーターラビットが木戸をくぐる瞬間のお尻に見立て、ピーターカラーのブルーのシャツとふわふわのしっぽ、ナッツのあんよと全部をかわいく表現するなど、シンプルな菓子ではありますが、作者と物語への敬意と愛がひしひしと伝わってくるスイーツだと感銘を受けました。

「ホテルニューグランド」で提供されるアフタヌーンティーのセイボリーは、ホテル内のフレンチレストラン「ル・ノルマンディ」によるもの。

中でも毎回定番で人気なのがキッシュです。今回は「『ピーターラビットのおはなし』より：～マグレガーおじさんの畑　夏野菜タルト～」として、クワが刺さったマグレガーおじさんの畑をイメージし表現されています。

夏野菜の旨味がギュッと凝縮された満足度が高いキッシュはぜひ味わって頂きたい！

「ピーターラビット（TM）のアフタヌーンティー」をいただくのは、1927年に開業した横浜唯一のクラシックホテル「ホテルニューグランド」のフロントロビーと本館をつなぐロビーラウンジ「ラ・テラス」。

エントランスには、ピーターラビット（TM）の出版120周年をお祝いするアニバーサリーケーキや、キャラクターたちが飾られたフォトスポットも用意されていて、ピーターラビット（TM）の世界をたっぷりと楽しめます。

イタリア式大理石造りの中庭を眺めることができるだけでなく、ヨーロピアンなクラシカルな雰囲気とクラシックホテルらしいアンティークな机や椅子が並ぶ一枚の絵のようなパティオと、おもてなしに包まれる心安らぐ空間も魅力的です。

ピーターラビット（TM）を想わせるスイーツ

スタンド上段には、『ピーターラビットのおはなし』シリーズより、「～作者ポターが愛した湖水地方のようなカクテルゼリー～」や「～じょうろに逃げたピーター かくれんぼチョコタルト～」など、ピーターラビット（TM）を想わせるスイーツが勢揃い。

ほかにも、『ちっちゃなねずみふじんのおはなし』より「～ねずみふじんのお茶会 紅茶のマカロン～」や「～葉っぱのクッキー＆てんとう虫チョコ～」、『アプリイ・ダプリイのわらべうた』の「～くろうさぎの贈り物 人参カップムース～」などもラインナップ。

皿上に飾られる「ピーターラビット（TM）のバースデークッキー」のデザインは4種類用意される。どのデザインがくるかはお楽しみ。

ピーターラビット（TM）の限定オリジナルカクテルも登場

別料金でオリジナルカクテルが2種類用意される。ピーターラビット（TM）のジャケットをイメージした綺麗なブルーのノンアルコールカクテル「ピーターズ・ジャケット」は、洋梨シロップとグレープフルーツにカモミールの香りがアクセントのすっきりとした甘さの1杯。

ミントのリキュールに、青リンゴシロップとライムジュースの爽やかな酸味とカモミールの香りが際立つ「マグレガーズ・ガーデン」は、初夏の湖水地方のような美しいグリーンが魅力的。