醍醐寺
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醍醐寺(だいごじ)の見どころ、口コミ、アクセス情報

更新日:2024/03/14

世界遺産のひとつで真言宗醍醐派の総本山、醍醐寺。豊臣秀吉による「醍醐の花見」が行われた桜の名所。豊臣秀吉が設計した三宝院庭園、京都最古の五重塔(国宝)、約10万点の寺宝を収蔵する霊宝館など見どころが多い。

(C)醍醐寺

醍醐寺とは?見どころは?

(C)醍醐寺

秀吉が愛した桜の名所

醍醐寺は平安時代初期の874年(貞観16年)、空海の孫弟子・聖宝が笠取山(醍醐山)の山頂に自身が彫った2体の観音像を祀ったのが始まり。その後、醍醐天皇の御願寺となり山裾へと境内が広がる。醍醐天皇の死後、息子の朱雀・村上天皇が冥福を祈るために建てた五重塔は今も残っている。
200万坪におよぶ醍醐山全体を寺域とし、「古都京都の文化財」として世界文化遺産に登録されている。

境内には多くの貴重な建造物が並ぶが、三宝院と霊宝館は特に見どころ。三宝院の国宝・表書院は寝殿造の様式を取り入れた桃山建築。豊臣秀吉が自ら基本設計をしたとされる三宝院庭園(特別名勝・特別史跡)を見渡すことができる。
霊宝館には、約10万点以上に及ぶ寺宝を収蔵。春と秋に行われる特別展では、その一部がテーマに沿って公開される。

また平安時代から「花の醍醐」といわれる桜の名所で、境内には枝垂れ桜、染井吉野、山桜、八重桜など数多くの桜が順番に咲き誇る。
豊臣秀吉が行った「醍醐の花見」も有名。1598年(慶長3年)の春、秀吉は花見に際して畿内から700本の桜を植え、1300人を招いた盛大な宴を開いたという。

弁天堂 秋景(C)醍醐寺

秋には、境内全体を鮮やかに彩る紅葉も美しい。観音堂が建つ池の周り一帯「林泉(りんせん)」や、仁王門をくぐった参道のモミジのトンネルなどの場所であでやかな紅葉をみることができる。三宝院庭園はモミジと見事に調和した美しさで、訪れる人々の目を楽しませてくれる。
秀吉は「醍醐の花見」のあと、その年の夏に生涯を終えたが、「醍醐のモミジ狩り」も楽しみにしていたのだとか。

秀吉の想いが残る見どころ満載の醍醐寺で、四季折々の姿を楽しんでみては。

観光タクシードライバーが「醍醐寺」をおすすめ

三宝院庭園 秋景(C)醍醐寺

山科をめぐる京都紅葉モデルコース

仁王門をくぐり、参道のモミジのトンネルを抜けたら、観音堂や弁天堂がある池周辺へ行ってみましょう。朱塗りのお堂と紅葉が鮮やかで、思わず目を見張るほど。豊臣秀吉が設計した三宝院庭園も醍醐寺を代表する紅葉スポットです。・・・続きを読む

紅葉データ

例年の色づき始め:11月上旬
例年の紅葉見頃:11月下旬~12月上旬

醍醐寺のお花見情報

醍醐寺のお花見・桜情報

平安時代から続く桜の名所で、約700本の桜を楽しむ

山全体を寺域とした真言宗醍醐派の総本山「醍醐寺」。平安時代から「花の醍醐」と呼ばれる桜の名所で、豊臣秀吉が晩年、贅を尽くした「醍醐の花見」を行ったことでも知られる。しだれ桜、ソメイヨシノ、山桜、八重桜など、約700本の様々な桜が楽しめる名所。参道を彩る桜並木や「太閤しだれ桜」が咲く三宝院、桜に囲まれて建つ国宝の五重塔や金堂など、「京都といえば」な桜を鑑賞できる。毎年4月第2日曜には、「醍醐の花見」の故事にならい「豊太閤花見行列」が開催。

醍醐寺のお花見・桜情報

【桜総本数】約700本
【料金】大人1,500円・中高生1,000円(三宝院庭園・伽藍・霊宝館庭園)
※3月19日(火)までは大人1,000円・中高生700円
上醍醐:大人600円・中高生400円
【ライトアップ】なし
【イベント】毎年4月第2日曜:豊太閤花見行列
【駐車場】あり(有料、100台)ただし春の季節は、大変混雑が予想されます。公共交通機関をご利用下さい。
【トイレ】あり
【売店】あり
【その他の情報】-
【電話番号】075-571-0002
【住所】京都市伏見区醍醐東大路町22
【営業・拝観時間】9:00~16:30受付終了(17:00閉門)。上醍醐は15:00まで。
【定休日】無休
【例年の見頃】3月下旬~4月上旬
【2024年の開花予想・2023年の開花日】-
【2024年の満開予想・2023年の満開日】-
【混雑状況】平日:やや混雑、休日:混雑

醍醐寺の読者口コミ

みんなの評価
96人の評価分布
非常に満足 ★★★★★★★★★ 33人
満足    ★★★★★★★★★★ 39人
普通    ★★★★★★ 21人
やや不満  ★★ 2人
不満    ★ 1人
冬モードさんの口コミ
女性/40代/子供・家族
京都らしい古さを持ったお寺です。庭園もきれいですし、五重塔がすくっとそびえる様はフォトにおさめるには素晴らしいです。

行った時期:2010年より以前 4月 平日・昼
混雑状況:非常に混んでいた
滞在時間:1時間未満
kazさんの口コミ
女性/40代/恋人・配偶者
太閤秀吉の花見行列を再現した「醍醐の花見」は、豪華絢爛なだけあって人出も多くお祭り気分でした。参道に沿って築地塀つづきで山上の上醍醐、下醍醐には三宝院があり池と島と石が見事な庭もビュースポットですよ。

行った時期:2010年より以前 4月 平日・昼
混雑状況:非常に混んでいた
滞在時間:1~2時間
つぅさんの口コミ
女性/40代/友達
敷地が広いので、ゆっくり拝観する場合は時間に余裕を持って行くことをお薦めします。紅葉の季節は他の寺社仏閣よりは混雑していないので穴場的場所です

行った時期:2010年より以前 4月 土日祝日・昼
混雑状況:普通
滞在時間:1時間未満
季節の見どころ
桜の名所、紅葉の名所

醍醐寺の基本情報

スポット名
醍醐寺(だいごじ)
住所
〒601-1325 京都市伏見区醍醐東大路町22
営業時間
【三宝院・霊宝館・伽藍拝観時間】
夏期(3/1〜12月第1日曜日):9:00~17:00
冬期(12月第1日曜日の翌日〜2月末日):9:00~16:30
※閉門時間30分前で受付終了

【上醍醐入山受付時間】
夏期(3/1〜12月第1日曜日):9:00~15:00
冬期(12月第1日曜日の翌日〜 2月末日):9:00~14:00
定休日
なし
料金
【拝観料】
<通常期:春期以外の期間>
大人…1000円 中高生…700円(三宝院庭園・伽藍)※霊宝館庭園・仏像棟は無料
<春期:3/20~5月G.W最終日まで>
大人…1500円 中高生…1000円(三宝院庭園・伽藍・霊宝館庭園)
【三宝院御殿特別拝観】大人・中高生…500円
【上醍醐入山料】大人…600円 中高生…400円

※小学生以下は無料
駐車場
あり(有料)
最寄り駅
醍醐駅
交通アクセス
地下鉄東西線「醍醐駅」下車 2番出口から徒歩約10分
京阪バス22・22A系統「醍醐寺前」下車すぐ
京阪バス京都醍醐寺ライン「醍醐寺」下車すぐ
ホームページ
https://www.daigoji.or.jp/
※記事は2024年3月14日(木)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります