【連載】わたしのお気に入り vol.1 年間80件食べ歩く「アフタヌーンティー」マニアのイチオシ店舗とは?

【連載】わたしのお気に入り vol.1 年間80件食べ歩く「アフタヌーンティー」マニアのイチオシ店舗とは?

更新日:2023/08/24

オズモールの厳選店舗を知り尽くしたダイヤモンド会員に、“本当によかった体験”をインタビューする新連載がスタート! 第1回は、年間80回以上アフタヌーンティーを食べ歩いているFさんに、アフタヌーンティーの魅力や何度もリピートしているお気に入り店舗を聞いてきました。次に行ってみたいお店探しのヒントにしてみて。

写真:TwentyEight/コンラッド東京

旅行やファッションも、アフタヌーンティーと一緒に楽しむ!

「かわいいのに、食べることもできるって最高ですよね」と語る、スイーツが大好きなFさんのアフタヌーンティーデビューは4年前。ラデュレ銀座店に連れて行ってもらった体験がきっかけでアフタヌーンティーの魅力にハマり、今では2年連続で年間80回以上アフタヌーンティーを食べ歩くほどのマニアに。本場の味を求めて新婚旅行先をフランスに選んだり、大阪や名古屋までアフタヌーンティー巡りを目的に訪れたりと、アクティブにアフタヌーンティーを楽しんでいる。撮影日には、当日のアフタヌーンティーに合わせた黄色いワンピースを着ていて、爪には黄色と水色のキラキラ光るネイルがあしらわれていた。

「アフタヌーンティーの色に合わせてお洋服やネイルをコーディネートするのがとても楽しくて・・・今日のテーマは『セイラーズ フェアウェル』なので黄色ですが、いちごアフタヌーンティーに行くときはいちご柄のお洋服を着ます。ネイルはセルフなので、こちらも毎回変えています。こういった準備を含めてアフタヌーンティーに行くのが好きなんです」

アフタヌーンティーの選び方&おすすめの食べ進め方とは?

スイーツだけでなく紅茶の知識があれば、もっとアフタヌーンティーを楽しめるのではないかと紅茶教室に通い始めたFさん。今では、匂いを嗅いだだけで春摘み、秋摘みなど紅茶の収穫時期が分かるそう。「スイーツと紅茶どちらも好きだから、そのマリアージュが楽しめるアフタヌーンティーは本当に最高なんです」と語るFさんに、プランの選び方やおすすめの食べ進め方を教えてもらった。

「同じ紅茶ブランドを扱っているところでも、紅茶のラインナップが違います。今の時期であれば金木犀、春になると桜など、季節ものや限定ものがいただけるプランは行きたくなりますね。紅茶を勉強するようになってからスイーツはもちろん、どのブランドのどんな紅茶を使っているかという点でもプランを選ぶようになりました。

アフタヌーンティーを食べ進める順番は、イギリス式やフランス式など形式が決まっているもの以外は、好きな順番でおいしく食べ切れるようにします。甘いスイーツとしょっぱいセイボリーを交互に食べ、ツルっといけるゼリー系は最後にいただくのがポイント。スコーンは最初にするとお腹に溜まってしまうので、終盤にミルクティーと合わせていただくとおいしいですよ。」

アフタヌーンティーマニアが選ぶお気に入り施設3選

※アフタヌーンティーは時期によって内容が異なります

スイーツが絶品!リピートNo.1ラウンジ【TwentyEight/コンラッド東京】

これまでにいちばん多く訪れたという“リピートNo.1ラウンジ”。「ここのスイーツは特別」と、一つひとつのスイーツを手に目を輝かせながら魅力を語るFさん。

「『塩』がテーマの今回のアフタヌーンティーも新しく、毎回テーマが素敵なんです。スイーツのレベルが高いのはもちろん、紅茶のセレクトも素晴らしく、私が好きなドイツの紅茶ブランド『ロンネフェルト社』のものが使われています。また、スイーツとセイボリーのバランスが絶妙で程よいサイズ感のため食べやすく、季節ごとに訪れています」

※アフタヌーンティーは時期によって内容が異なります

初めての方を連れていくならここ!安心感No.1ラウンジ【インペリアルラウンジ アクア/帝国ホテル 東京】

アフタヌーンティーが初めての方に、本当によい体験をして欲しいときに選ぶ“安心感No.1ラウンジ”。「スタッフの方の接客が素晴らしく、信頼して任せている」と熱く語るFさんが、これまでのアフタヌーンティー体験の中で一番印象に残っている出来事があるそう。

「昨年、エリザベスⅡ世女王陛下即位70周年に合わせて提供されたアフタヌーンティーを予約していたのですが、前日に女王様が亡くなられてしまったんです。とても落ち込んでしまい、それでもなんとかラウンジに行ったところ、それを察したスタッフの方が励ましてくださり、アフタヌーンティーの説明をしながら女王様の小話もしてくださいました。心が癒されて、本当に行ってよかったと思いました」

※アフタヌーンティーは時期によって内容が異なります

1人でゆったり過ごせる、コスパNo.1カフェ【HATAKE CAFE 伊勢丹新宿店】

価格と質、ともに満足度が高い“コスパNo.1カフェ”。「健康と美」がテーマのカフェのため、体に優しいメニューがいただけるのも嬉しいポイント。静かに本を読みながらアフタヌーンティーを楽しむのも好きなFさんは、1人でこちらを訪れたときに嬉しいことがあったそう。

「予約時に『静かに本を読みたいです』と要望欄に書いたところ、本当に静かな席にしてくださって、その配慮が素晴らしいと思いました。アフタヌーンティーのクオリティが高く、居心地もよいので1人でよく利用しているお気に入り店舗です」

【本日訪れたお店】TwentyEight/コンラッド東京

シェフが選ぶお気に入りスイーツとは?

英国王室御用達ブランド「WEDGWOOD(ウェッジウッド)」とコラボレーションした「セイラーズ フェアウェル・アフタヌーンティー」。フルーツを使用した鮮やかなスイーツのアクセントは、世界各地から取り寄せたブランド塩。

エグゼクティヴ ペストリーシェフ岡崎正輝(おかざきまさき)さんにお気に入りスイーツを聞いたところ、甘酸っぱく芳醇な香りを楽しめる「ヒマラヤピンクソルトが引きたてるフロマージュブランとパッションフルーツのムース」と、クリーミーな1品に仕上げた「カンホアの塩がアクセントのピンクグレープフルーツのムース ライチゼリー」の2つをセレクト。また、「アフタヌーンティーのテーマに合わせて紅茶も選定しているため、このスイーツにはこの紅茶、というようにゲストの中でイチオシのマリアージュを見つけて欲しいです」と、アフタヌーンティーの楽しみ方も教えてくれた。

施設データ

TwentyEight(トゥエンティエイト)/コンラッド東京
住所:東京都港区東新橋1-9-1 コンラッド東京28F
電話番号:03-6388-8745
アクセス:都営大江戸線「汐留駅」または新交通ゆりかもめ「汐留駅」よりコンラッド東京まで直結。JR・都営浅草線・東京メトロ銀座線「新橋駅」より徒歩8分

【セイラーズ フェアウェル・アフタヌーンティー】
期間:7/3(月)~8/31(木)
料金:7200円~(税サ込)
滞在時間:2時間制

<メニュー内容>
■スイーツ(全5種)
・ひんぎゃの塩が隠されたシャインマスカットとココナッツのゼリー
・スモークソルトがほのかに香るレモンとプラリネのタルト
・ヒマラヤピンクソルトが引きたてるフロマージュブランとパッションフルーツのムース
・パイナップルとクリスマス島の塩を使用した塩キャラメルのティグレ
・カンホアの塩がアクセントのピンクグレープフルーツのムース ライチゼリー

■セイボリー(全3種)
・ポークリエットタルトと愛媛のフルールドセル
・チキンロールとトリュフ塩 ドフィノワーズ添え
・沖縄の塩シママースのジュレ サフランマヨネーズ

■スコーン
・プレーンスコーン
・マンゴースコーン
(クロテッドクリーム、夏みかんマーマレード)

■お飲み物
ウェッジウッドの紅茶を含む約20種のドリンクセレクションからお好きなものをお好きなだけ

【こちらもチェック】アンティーク・ハロウィンアフタヌーンティー

9/1から始まる限定のアフタヌーンティーは、一足先にハロウィンを楽しめる「ノスタルジックな世界観」がテーマに。いただけるのは、旬の栗とチョコレートを中心に使用した、秋色が麗しいスイーツやセイボリー。ドリンクはロンネフェルト社の紅茶を含む約20種類が好きなだけ。お気に入りの一杯を片手に、こころゆくまで秋の味覚を堪能して。

【アンティーク・ハロウィンアフタヌーンティー】
期間:9/1(金)~10/31(火)
料金:6500円~(税サ込)
滞在時間:2時間制

<メニュー例>
■スイーツ(全5種)
・アンティークハートモンブラン
・アンティークブックガトーショコラ
・ミルクチョコレートタルトとキャラメルコーヒームース
・栗のパンナコッタとライムローズゼリー
・ルビーチョコレートとタイベリーのムース

■セイボリー(全3種)
・サルシッチャとかぼちゃのスライダー
・帆立のムース ビーツとトリュフ香るショーフロワ
・ブルサンチーズとスモークダックのタルト

■スコーン
・プレーンスコーン
・シナモン&ピーカンナッツのスコーン
(クロテッドクリーム、いちじくジャム)

■お飲み物
ロンネフェルト社の紅茶を含む約20種のドリンクセレクションからお好きなものをお好きなだけ

高級ホテルや人気カフェも。OZのアフタヌーンティー特集

非日常の時間・空間の中で優雅にティータイムを過ごせることから、人気の高いアフタヌーンティー。東京都内や横浜、名古屋、大阪の憧れホテルのアフタヌーンティーはもちろん、人気カフェやレストランまで、その舞台はさまざま。相手やシーンに合わせて選べるのも魅力。季節に合わせて変わるティーフードとともに、素敵な時間をどうぞ。

WRITING/NAO NISHIO(OZmall)

※記事は2023年8月24日(木)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります