【美容室監修】メンズの白髪染め・白髪対策を解説!上手にカバーして大人のモテヘアを実現

【美容室監修】メンズの白髪染め・白髪対策を解説!上手にカバーして大人のモテヘアを実現

年齢を重ねるごとに抗えなくなる白髪問題。そこで、メンズが白髪をカバーするのにベストな対処策をヘアサロン「sylph」のディレクター、吉田 勝彦さんにインタビュー。自分に合った方法を見つけることができれば若々しく、スタイリッシュに見せることも可能。白髪の分量によっても対処方法が変わるので、プロのコメントを参考にしながら上手にカバーして、大人っぽさを活かした自信の持てるスタイルをめざそう。

更新日:2024/01/23

今回教えてくれたのはヘアサロン「sylph」の吉田 勝彦さん

初めてでも安心して通える温かな雰囲気と北欧ヴィンテージのインテリアが心地いい表参道のヘアサロン、「sylph」のディレクター。白髪染めや白髪を活かしたスタイルのほか、心を込めた提案とスタイル作り、カットの持ちのよさに定評がある。自分らしさを引きだすヘアを実現するなら、吉田さんにおまかせ。

白髪はなぜ生える?

白髪が生える6つの原因!

白髪が生える6つの原因!

髪の色は毛球部にあるメラノサイト(色素細胞)で生成されるメラニン色素の量によって決められるが、なんらかの原因でメラノサイトが機能しなくなると、メラニン色素が作られず白髪に。また、メラニン色素の原料となるアミノ酸の一種“チロシン”の不足も白髪に繋がることもあるそう。その原因はさまざまだけど以下が主な原因としてよくあげられる。

■ストレス
ストレスは白髪の原因のひとつ。大きなストレスが加わると交感神経系が過剰に活性化され、神経伝達物質として働くノルアドレナリンが大量に放出。すると、色素幹細胞が過度に活性化され、急速に枯渇し白髪となる。

■栄養不足
白髪が生えにくい健やかな髪の成長には、栄養をしっかり摂ることが大切。最近では加工食品の普及によって十分な栄養を確保できなかったり、ダイエットによって栄養の偏りがあったりと、“隠れ栄養失調”の人が増えている。

■遺伝
白髪は遺伝的要素も大きい。早老症と言われるいくつかの病気では、遺伝子の異常によってメラノサイトを生み出す色素幹細胞が早く枯渇するため、早くから白髪になってしまう。

■加齢
老化は白髪の最大の原因。メラノサイトは色素幹細胞によって生み出されるが、加齢によって色素幹細胞が枯渇していくと、メラノサイトの働きが低下し、メラニン色素を作れなくなって白髪になっていく。

■紫外線
紫外線によって頭皮で活性酸素が発生し、メラニン色素を作りだすメラノサイトを老化させたり、細胞内のDNAを損傷させてしまう可能性も。紫外線の種類にUV-A、UV-B、UV-Cがあり、皮膚の真皮層まで浸透するUV-Aは白髪を増やす原因に。アウトドアの際は帽子を被って紫外線から頭皮を守ろう。

■睡眠不足
睡眠中に活発に分泌される成長ホルモンは細胞の死滅と分裂のバランスを保つ大切な要素。睡眠不足は成長ホルモンの分泌が低下し、バランスが崩れて細胞の死滅が増加。メラノサイトによる髪への色素補給が追いつかなくなり、白髪となる。

引用:OZmall:白髪はなぜ生えるの?原因や対処法、予防法を徹底解説【美容皮膚科医監修】/監修」「サマンサクリニック」貞政裕子先生

白髪の対処法や染めるメリットとは?

白髪の量と対処法

■2~3本のちょこっと白髪
抜かずに根もと近くからハサミでカットしよう。周囲の地毛を一緒に切らないよう注意。

■全体の30~40%ほど。まばら白髪
カラーリングでカバーするのがおすすめ。地毛に近い明るさを選べばしっかり染めても馴染みやすい。

■全体の50%以上。グレイヘア
地毛に近い色でカラーリングすると伸びて来た時にやや白髪が目立ってしまいがちなので、グレーのヘアマニキュアでカバーするがベター。

PHOTO:sylph(表参道)スタイリング:吉田 勝彦
左:白髪染め前、右:白髪染め後

白髪を染めると印象が変わる

白髪が30%以上の場合、カットして髪をすくだけでも目立たなくなるものの、白髪染めをするとマイナス5歳ぐらい見えるのが嬉しいポイント。

「白髪染めの際、髪色を選べばイメージチェンジもできますし、前髪をあげたり分け目を変えたりスタイリングを変えて変化をつけるのもいいと思います。白髪は髭にも生えてくるので、剃っておくとすっきりして印象UPが図れますよ。」(吉田さん)

白髪染めをもっと詳しく!自宅染めとサロンの違い

サロンで白髪染めをするメリット

■セルフカラーと比較してダメージを軽減できる
サロンでは、根もとの明るくしたい部分と既に染めてある部分を考慮して薬剤の強弱を変えてカラーリングするので、既に染まっている部分に薬剤を塗ることを防げる。

■染め残しなく仕上がる
自分で見えない範囲や頭皮ぎりぎりからのカラーリングも可能なので、セルフカラーより成功率がグッと上がるはず。

■カラーリング中の匂い・汚れが気にならない
セルフメンテで悩みがちな嫌な匂いや服の汚れもサロン染めはしっかりカバーできる。

■ハイライトやバレイヤージュをはじめとするデザインカラーでカバーできる
白髪を活かし、地毛との色みの境をなくすハイライトやバレイヤージュなどを利用し、おしゃれにカバーができるのはサロンならでは。

■色や明るさの選択をプロにおまかせできる
自分では白髪が馴染みやすいカラーがわからない場合でも、プロにヒアリングすることで圧倒的に失敗率を軽減できる。

サロンでヘアカラーをしている男性の口コミ

サロンでヘアカラーをしている男性の口コミ

サロンでヘアカラーをするとプロの目線からさまざまなアドバイスがもらえるのもメリットのひとつ。白髪染めをするべきか悩んでいる人はまずはスタイリストに相談すると、ベストな方法を提案をしてくれるので安心。今回は、男性からの口コミ評価が高いサロンでみんなのヘアカラー体験コメントをご紹介。気になるサロンをチェックしてみて。

■60代前半・男性
「今回も完璧でした。希望のヘアスタイルが定着して気に入っています。」
施術メニュー:カット+ナノアミノケアカラー/サロン:sylph(表参道)

■50代後半・男性
「ハイライト入れました。 バランスよくカッコいい感じで入れていただきました。」
施術メニュー:カット+スロウカラー/サロン:APIS beauty and cure(表参道)

■40代後半・男性
「今回はカラーお願いしました。髪へのダメージを真剣に悩んでくれました ほかのサロンだとあまり考えてくれないとこまで気を使ってくれて、とても有難いです。」
施術メニュー:カット+イノアカラー(白髪染め可)+ケラスターゼジェネシス4Stepトリートメント/サロン:松本平太郎美容室 銀座本店(銀座)

■40代前半・男性
「カウンセリング、カット、カラー、シャプー、スタイリング全てにおいてとても満足しております。カットとカラーで担当が分かれてますが、どちらもほんとプロ意識高く安心しておまかせできる感じでした。」
施術メニュー:カット+カラー+Systemホイップトリートメント/サロン:BLANCO 青山(表参道)

サロン染めの相場や施術時間

サロン染めの相場や施術時間

■相場目安
東京都内近郊でカラーをする場合、おおよその相場はカラーのみだと通常約4000円~11000円程度。カット込みの場合は6000〜14000円でオズモールでは予約が可能。使うカラー剤によっても価格は変動するので気をつけて。

■平均の施術時間
一度染めで約1時間半程度。カット込みで2時間半程度を見込んで。

自分に合う白髪染めを診断してみよう!

サロンの白髪染めが高いと感じる人は、市販の白髪染めもチェックしてみて。ここでは、ユーザーアンケートによる白髪染めヘアカラー人気ランキングTOP10をご紹介。また、ヘアサロンで染めたい人もカラー剤や染め方のラインナップが増え、どれにしてよいか頭を悩ませることも。ヘアサロン「FIRST」のヘアカラリスト・吉田京介さんに聞いたサロンでのおすすめ白髪染め方法を公開中。ぜひ診断チェックをして、あなたにぴったりの白髪染め方法を見つけよう。

監修吉田さんイチ押し!40代~男性におすすめの髪型5選

ツーブロックで頭のサイドのハリを抑え、コメカミの髪の薄さもカバーできる万能ヘア。ワックスをつけてラフな質感を演出することで、こなれ感がアップ!

トップのボリュームと横のタイトなシルエットで印象UPを図れるヘア。白髪交じりでもおしゃれにキマるスタイルなのも嬉しい。

刈り上げの長さは長めに設定することで、ハードな印象にいなり過ぎず柔らかなイメージに仕上がる。明るめでも馴染みのいいヘアカラーもポイント。

長めマッシュのパーマスタイルは、アーティスティックな雰囲気たっぷり。刈り上げですっきりとした印象もプラスでき、洗練されたヘアスタイルに。

トップにボリュームが作れるので、毛量の少なめな人におすすめのヘア。刈り上げの高さは低めに設定し、長めに残したトップをサイドに流す事で全体のバランスがほどよく仕上がる。

監修の吉田さんが在籍する「sylph」で相談してみる!

人目に晒されず落ち着いて過ごせる隠れ家サロン。インテリアには「ザ・チェア」など北欧ヴィンテージ家具を使用し、初めてでも心地よく過ごせる雰囲気が魅力。利用者の年齢層も幅広く、男性も多いので大人の男性も相談しやすい。大人1人ひとりに寄り添った最適なヘアを提案してくれるのでぜひ足を運んでみて。

サロンの詳細を見る≫

メンズ白髪にまつわるFAQ

メンズの白髪染めはどのくらいの頻度がいい?

白髪染めの頻度は白髪率40%以下なら2カ月に1回程度でOK。白髪率50%以上で普段からしっかり染めてる場合は、1カ月に1回はサロンメンテナンスに通うようにしよう。

30・40代以上のメンズにおすすめのサロンを教えて

表参道の隠れ家サロン「sylph」や銀座の個室サロン「松本平太郎美容室 銀座本店」などがおすすめ。ほかにもオズモールでは関東圏のヘアサロン900施設以上を掲載。編集部が厳選したハズさないサロンで、自分らしいスタイルを手に入れよう。
大人男性におすすめの白髪染めサロン一覧を見る≫

頭皮に優しいカラー剤を教えて

ダークブラウンのカラートリートメントを利用しよう。頭皮も髪もダメージが少なくカラーリングできる。 ただし若干色落ちが早いので、1カ月に1回の頻度で染めるようにしよう。また、明るめのカラーは表現できないので注意。

市販を使用する場合は、どういう薬剤を選ぶといい?

一般的に明るい色をほど刺激があるので地毛に近い程よい明るさのカラーリング剤を選ぼう。 塗り分けをする場合はクリーム状、全体に染めるなら泡タイプが使いやすくおすすめ。ダメージを抑制し、キレイに染めるには説明を読んで放置時間をしっかり守るのが重要。

WRITING/TOMOMI NAKAMURA

大人男性におすすめの白髪染めが得意なヘアサロン一覧

オズモールではすべて編集部が足を運び、技術力や接客力のある厳選した施設のみを掲載しているので安心。ハズさないサロンで、あなたらしいスタイルを手に入れよう。

こちらもおすすめ!

サロンで頭皮クレンジング&ヘッドスパ

サロンで頭皮クレンジング&ヘッドスパ

皮脂の分泌量が増えると角栓によって毛穴が詰まるリスクが高まり、毛穴が詰まると、抜け毛に繋がるケースも。毛穴の詰まりを予防するなら、サロンで受けるヘッドスパや頭皮クレンジングがおすすめ。オズモールでは、ここでしか予約できないカットとヘッドスパがセットになった8800円均一プランをご用意。プロの技術で、頭皮ケアをしっかり行おう。

  • LINEで送る
※記事は2024年1月23日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

TOP