髪がチリチリになる原因は?乾燥やダメージへの対処法も!サラサラ髪に直す方法はある?

髪がチリチリになってしまうと、見た目や手触りが気になりがち。生まれつきチリチリの人もいれば、カラーやパーマ、ブリーチなどの影響でチリチリになってしまった人も。そこで今回は、美容師の白井佑奈さん監修のもと、髪がチリチリになる原因と対処法を紹介。サラサラ髪に直す方法や、自宅でできるケア、美容院のおすすめ施術についても解説するので、ぜひ参考にして理想のヘアを手に入れてみて。

更新日:2024/09/01

お話を聞いたのは・・・美容師・白井佑奈さん

マンツーマン施術によるきめ細やかなケアと、ツヤのあるカラーへの支持が集まる、東京代官山、恵比寿の美容室「mauschen(モイシェン)」。

そんな同サロン所属の、柔らかい質感を出したスタイル、ツヤのある韓国ヘアなどを得意とする人気スタイリスト。

「今」だけではなく、「これから先」もやりたいヘアを最大限に出来るよう、ダメージを最小限にしたうえで、1人ひとりのライフスタイルに合わせたケア、スタイリングを提案している。

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mauschen(モイシェン)

1.髪がチリチリになる原因

髪がチリチリになってしまう原因には、大きく分けて外的要因と遺伝的要因がある。まずは、髪の構造とチリチリになる原因について解説するので、自分がどれに当てはまるのかチェックしてみて。

髪の内部構造とダメージ

髪の毛は、外側のキューティクル、中間部のコルテックス、中心部のメデュラの3層構造からなる。主成分は「ケラチン」と呼ばれるタンパク質で、髪のハリ・コシや太さに影響を与える大切な要素。

髪の表面を覆うキューティクルは、鱗片状の構造をしており、髪のツヤやなめらかな手触りを生み出す。紫外線や熱などのダメージによってキューティクルが傷付くと、髪がチリチリとした質感になる。

外的要因

日常生活で受けるさまざまなダメージが、髪をチリチリにしてしまう原因になることも。カラーやパーマ、熱、摩擦など、外的要因について詳しく見ていこう。

カラー、パーマ、ブリーチ

髪が突然チリチリになった場合、原因としてアルカリ性の薬剤が考えられる。髪はもともと弱酸性の性質を持っているが、カラーやパーマ、ブリーチでアルカリ性の薬剤を使用すると、髪のpHバランスが崩れてしまう。アルカリ性の薬剤はキューティクルを開かせて内部に浸透しやすくするが、その際に髪が大きなダメージを受ける。

キューティクルが開いた状態だと、髪内部のタンパク質や水分が流出し、パサつきやチリチリになりやすい。ダメージを防ぐためにはアフターケアが不可欠で、キューティクルを整えるヘアケアアイテムを使用するのがおすすめ。

ドライヤーやヘアアイロンによる熱

高温のヘアアイロンを繰り返し当てたり、ドライヤーの温風を長時間当てたりすると、髪は熱ダメージを受けてしまう。これによって髪の内部の水分が蒸発し、キューティクルが損傷することで、髪がチリチリとした質感になる。

ヘアアイロンを使用するときは、髪質に合った温度に設定し、同じ部分に繰り返し当てないことが大切。毛量が多く髪質が固めの人は140~170℃、毛量が少なく髪質が柔らかめの人には130~160℃を目安にして。ドライヤーも髪に近づけすぎないよう適度な距離を保ち、動かしながら乾かすことで、髪への負担を減らせる。

摩擦

摩擦によるダメージも、髪がチリチリになる原因のひとつ。シャンプー時にゴシゴシと洗ったり、ブラッシングで強く引っ張ったりすると、髪の表面に摩擦が起こりキューティクルが剥がれやすくなる。また、就寝中の枕との摩擦や、タオルドライ時の摩擦も髪のダメージに。

シャンプーでは指の腹を使ってやさしく洗い、ブラッシングは少しずつ絡まりをほぐすように行う。タオルドライでは、髪を包み込むようにして水分を吸収させよう。就寝中は、シルク製の枕カバーやナイトキャップを使用し、髪の摩擦を防ぐようにしよう。

毛穴の汚れ

毛穴に汚れが溜まると、頭皮が酸化しやすくなる。これにより髪の成長が妨げられ、内部がスカスカになるエイジング毛が増加。エイジング毛は髪が弱くなりやすく、ボリュームやコシが失われる原因になる。

また、エイジング毛が増えると独特なうねりが出やすくなるだけでなく、ツヤも低下し髪がチリチリとした質感に見えることも。予防するには、頭皮の汚れをしっかり取り除き、毛穴の詰まりを防ぐことが大切。頭皮マッサージで血行を促進し、髪に必要な栄養を補給することも忘れないようにしよう。

自然乾燥

濡れた髪はキューティクルが開いた状態はとてもデリケートで、内部の水分が流出しやすく、摩擦や紫外線などの外部刺激に対しても弱くなる。キューティクルが傷付き、髪の絡まりやチリチリの原因になることも。

洗髪後はタオルドライで余分な水分を取り除き、ドライヤーを使ってしっかりと乾かすようにしよう。根元から毛先に向かって乾かすことで、髪のキューティクルが閉じ、なめらかでツヤのある仕上がりになる。

紫外線

紫外線を浴びると、髪内部のタンパク質が変性し、空洞ができやすくなる。これによって乾燥やパサつき、枝毛や切れ毛などが起こり、チリチリになりやすい。髪が乾燥してツヤを失うことで、見た目にもダメージが目立ちやすくなる。

対策として、外出時には帽子や日傘を使用し、紫外線から頭皮と髪を守るようにしよう。UVカット効果のあるヘアケアアイテムを使うのもおすすめ。

遺伝的要因

加齢や生まれつきの髪質など、遺伝的な要因も髪がチリチリになる原因のひとつ。それぞれ詳しく解説するので参考にしてみて。

加齢

加齢によって毛穴が楕円形に変化すると、髪がうねりやすく、チリチリに見える場合がある。また、加齢に伴うホルモンバランスの乱れも、髪の健やかな成長に悪影響を及ぼすことも。エイジングケア効果が期待できるシャンプーや、美容室での施術などでアプローチしていこう。

生まれつきの髪質

生まれつき髪がチリチリしている場合もあり、クセの特徴によって捻転毛、縮毛、波状毛、連球毛と呼ばれる。捻転毛は毛先に向かってらせん状にねじれているくせ毛で、髪が細く柔らかい人に多く、ザラついた手触りが特徴。

縮毛は細かく波打ちねじれているクセ毛で、ごわごわしてツヤがない。波状毛は、ウェーブがかかっており、湿気があるとボリュームが出やすい。連珠毛は太い部分と細い部分が交互に連なっているため、細い部分で髪が切れやすくなる。

生まれつき髪がチリチリしている場合は、遺伝による先天的なもの。トリートメントなどのセルフケアで直すことは難しいため、縮毛矯正などの施術を検討しよう。

2.髪のチリチリの直し方

ここでは、自宅でできるケア方法や美容院での施術を紹介。髪がチリチリになってしまったときは参考にしてみて。

自宅でできる対処法

自宅でできるチリチリ髪のケア方法を紹介。まず何から見直せばいいのかチェックしよう。

洗浄力が穏やかなシャンプーを使う

先天的なクセや加齢によるチリチリ髪で悩んでい人には、アミノ酸系のシャンプーがおすすめ。洗浄力がマイルドなものや、保湿成分を補えるものを選んで。

カラーやパーマ、縮毛矯正など、後天的な原因で髪がチリチリになった人には、ケラチンやコラーゲンなどタンパク質を補えるものがおすすめ。チリチリ髪で何から見直せばいいのか分からない人は、まず普段使っているシャンプーを変えることから始めてみて。

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リファミルクプロテインシャンプー

1980円(税込)

豊かな泡立ちで摩擦ダメージを軽減。指どおりのよいまとまる髪へ。

「リファミルクプロテインシャンプー」は髪の80%がタンパク質で構成されていることに着目し、天然ミルク由来のプロテイン(※1)を配合。毎日のケアで髪に必要なタンパク質を補い、とぅるんとまとまる髪へ導く。

さらに、ホワイトスムースコンプレックス(※2)を配合し、絡まりを防ぎながら、指どおりのよい滑らかな髪に。泡立ちにも優れており、もっちりとした泡が髪を包み込んで、摩擦によるダメージを軽減。泡のクッション効果によって絡まりやきしみが気になりやすい髪もスムーズに洗い上げる。

同ラインのトリートメントやアウトバストリートメントを一緒に使用することで、さらに高い保湿効果とまとまりを実現。ライン使いで髪全体をケアし、より健康的でツヤのある仕上がりをめざそう。

※1 加水分解乳タンパク、トリブトファン(ヘアコンディショニング剤)
※2 ラウルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)、セテアラミドエチルジエトニウム加水分解コメタンパク、シア脂、真珠母貝エキス、(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ) ヒドロキシプロビル加水分解シルク、ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ダイズタンパク(保湿剤)

補修力の高いトリートメントを使う

チリチリ髪のケアには、「コラーゲン」「アミノ酸」「ケラチン」などの成分が配合された補修力の高いトリートメントを選んで。髪の内部まで浸透してダメージを補修し、潤いを保つ効果が期待できる。

特にダメージが気になるときは、洗い流すタイプのトリートメントに加えて、洗い流さないタイプのトリートメントも使うと効果的。熱、摩擦、紫外線などの外的刺激から髪を守り、潤いを与えることでチリチリ感の軽減につながる。

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リファミルクプロテイントリートメント

1980円(税込)

毛髪の内部まで補修して、するっと滑らかな指どおりに導く

毎日のヘアダメージによって、髪の潤いだけでなくタンパク質も多く失われている。そこで「リファミルクプロテイントリートメント」は、毛髪との親和性が高い天然ミルク由来のプロテイン(※1)とホワイトスムースコンプレックス(※2)を配合。

毛髪内部の空洞の補修はもちろん、毛髪表面もしっかり補修する。するっと滑らかな指どおりと毛髪の補修をかなえる設計で、毛先までしっとりと滑らかな仕上がりに。

ミルクタンクを彷彿とさせるボトルデザインも魅力のひとつ。バスルームに置くだけで空間をおしゃれに演出し、毎日のヘアケアタイムを特別なひとときに変える。

※1 加水分解乳タンパク、トリプトファン(ヘアコンディショニング剤)
※2 ラウルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)、セテアラミドエチルジエトニウム加水分解コメタンパク、シア脂、真珠母貝エキス、(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解シルク、ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ダイズタンパク(保湿剤)

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リファミルクプロテインアウトバストリートメント

1980円(税込)

追いプロテイン※1で髪をしっかり補修。フィトオイル※2配合でツヤも与える

お風呂上がりに塗るだけで、するんと滑らかな髪に導く「リファミルクプロテインアウトバストリートメント」。天然ミルク由来のプロテインを配合(※1)し、シャンプーやトリートメントと組み合わせて使うことで、追いプロテイン(※1)をかなえる。
さらに、ホワイトスムースコンプレックス(※3)によって髪をしっかりと補修。髪に触れた瞬間するするとほどけ、スムーズな指どおりに仕上がる。

フィトオイル(※3)も配合されており、髪に滑らかさと美しいツヤをもたらす。しっとりとまとまりやすい髪になることで、毎日のスタイリングも楽になるはず。

※1 加水分解乳タンパク、トリプトファン(ヘアコンディショニング剤)
※2 ヒマワリ種子油、オリーブ果実油(保湿剤)
※3 ラウルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)、セテアラミドエチルジエトニウム加水分解コメタンパク、シア脂、真珠母貝エキス、(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解シルク、ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ダイズタンパク(保湿剤)

ヘアオイルでアフターケアをする

濡れた髪はキューティクルが開いた状態なので、入浴後はすぐにヘアオイルをつけてやさしくコーミングし、その後ドライヤーで乾かして。ヘアオイルを選ぶときは、「ケラチン」などの補修成分が含まれているものがおすすめ。

ドライヤーの熱や紫外線、摩擦などの外部ダメージから髪を守る成分が配合されているかも注目しよう。髪にボリュームがほしい人やベタつきが苦手な人はサラサラタイプ、髪の広がりや傷みが気になる人はしっとりタイプのヘアオイルを使ってみて。

髪へのダメージが少ないヘアアイロンを使う

髪へのダメージを抑えるには、なめらかで摩擦が少なく、熱が均一に伝わるプレート素材のヘアアイロンがおすすめ。また、水蒸気爆発を防ぐ工夫がされているものなら、キューティクルを傷付けにくい。

温度を細かく調整できると、髪質に合った温度でスタイリングができて便利。イオン機能付きのヘアアイロンを使えば、静電気を抑え、まとまりのあるツヤ髪をめざせる。

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リファフィンガーアイロン ST

14500円(税込)

指先型プレートでプロの技を再現。細かいニュアンス作りが思い通りに

「リファフィンガーアイロン ST」は、水・熱・圧のダメージを抑えるカーボンレイヤープレートを採用。高密度炭素、ヒーター、低反発コートの3層構造で、熱をマイルドに伝えて髪を傷つけにくい。

指先サイズのプレートがプロのテクニックを再現。内巻き、外ハネ、ウェーブなど細かいニュアンスまで自在にスタイリングできる。小回りが利くので、女性はもちろん男性にもおすすめ。

約160gの軽量ボディで持ち運びやすく、旅行先や出張先でも活躍すること間違いなし。コードレス設計で、コンセントが近くにない場所でもサッとお直しができる。

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リファストレートアイロン プロ

23000円(税込)

熱をムラなく伝えて美しいストレートヘアをかなえる

「リファストレートアイロン プロ」は、センサーによってプレート温度を感知し、すばやく昇温させるヒートセンシング機能を搭載。プレートのベースには高密度炭素を使用し、熱をムラなくに伝えることで美しいストレートヘアをかなえる。

140℃から220℃までの5段階温度調整が可能で、髪質やスタイルに合わせて最適な温度を選べるのもポイント。約325gの軽量設計により、長時間の使用でも疲れにくく、快適にスタイリングできる。

最短20秒で140℃に達するスピーディな立ち上がりで、忙しい朝でもすぐに使えて便利。マルチボルテージ対応により、海外でも変圧器なしで使用可能で、旅行や出張に持って行きやすい。

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リファカールアイロン プロ

25000円(税込)

カーボンレイヤープレートとヒートセンシング機能で美しいカールが長続き

カーボンレイヤープレートがムラなく熱を伝え、美しい立体的なカールを作り出す。ヒートセンシング機能により、パイプ全体が適した温度に保たれ、一回でカールが完成。水分を飛ばしすぎず保持するため、カールの立体感が長持ちし、時間が経っても崩れにくい。

約340~390gの軽量ボディで、長時間の使用でも腕が疲れにくい。また、バレル丈が長めに設計されているため、幅広いスタイリングに対応可能。髪の状態に合わせて約120〜180℃の4段階に温度調整ができる。

マルチボルテージ対応で海外でも使用できるのがうれしい。19mm、26mm、32mm、38mmの4サイズ展開で、ホワイトとブラックのカラーから選択できる。髪の長さやしたいスタイリングに合わせて選んでみて。

髪を正しく洗う

髪を健やかに保つためには、正しいやり方で洗うことも大切。特にチリチリ髪の人は切れ毛になりやすいので、過度なコーミングは控えよう。以下に、チリチリ髪の人におすすめなシャンプーとトリートメントの方法を紹介するので、参考にしてみて。

1.ブラッシングで髪のもつれを取る
2.予洗いで汗やホコリ、花粉などの汚れを落とす
3.シャンプーをよく泡立ててから頭皮に塗布する
4.指の腹でやさしくマッサージするように洗う
5.すすぎ残しがないようにしっかりすすぐ
6.トリートメントを毛先中心に塗布し、粗めのコームでムラなく伸ばす
7.時間を置いた後、ぬめりがなくなるまでしっかりと洗い流す

トリートメントを塗布して髪をきちんと乾かす

シャンプー後は、濡れている時間が長いほど頭皮や髪へのダメージが大きくなるため、なるべく早くタオルドライを行い、すぐに乾かそう。また、そのまま何もつけずにドライヤーで乾かすと、キューティクルが開いたままになり水分が失われやすく、パサつきやうねりの原因になるリスクも。防ぐためには、タオルドライ後に洗い流さないタイプのトリートメントやヘアオイルを塗布するのがおすすめ。

ドライヤーを使うときは、オーバードライを防ぐために高温の風を当て続けるのではなく、冷風を交えながら乾かすのがポイント。もしくは、温度調整が可能なセンサー付きドライヤーを使ってみて。以下では、髪をしっかり乾かすための手順を紹介するので、ポイントを押さえておこう。

1.髪同士を擦らないように、タオルドライでしっかりと水分を取る
2.トリートメントやヘアオイルを塗布する
3.前髪はクセを取るようにドライヤーを左右に振りながら乾かす
4.耳まわり、えりあしの根元にドライヤーを当てる
5.後頭部と頭頂部も根元から乾かす

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リファビューテック ドライヤースマート ダブル

40000円(税込)

コンパクトなのにパワフル。速乾※と美しい仕上がりを実現

「リファビューテック ドライヤースマート ダブル」は、本体重量約520gというコンパクトなボディで、小回りが利き、扱いやすいことが特徴。新型モーターを搭載し、パワフルな風を全体にしっかり広げることで、髪を乱さず速乾※と美しい仕上がりをかなえる。

さらに、頭皮と毛先を熱ダメージから守るために、独自のセンシングプログラムを搭載。内蔵センサーが環境温度を感知し、風の温度を自動調整してオーバードライを防ぐ。頭皮と毛先に合わせた専用モードも用意されており、サロン帰りのような美しい髪へ。

マルチボルテージ対応で、海外でも変圧器なしで使用できるのがうれしい。コンパクトに折りたためるため、旅行や出張にも持ち運びやすい。本体側面には、風の温度や速度が直感的にわかる高輝度LEDを搭載し、デザイン性だけでなく操作性にもこだわっている。

※当社従来品2021年発売ReFa BEAUTECH DRYER PROとの比較(メーカー調べ)

美容院でのおすすめ施術

自宅ケアでは改善しきれない場合、美容院での施術が効果的。おすすめの施術について解説するので、ぜひ参考にしてサラサラ髪を手に入れて。

髪質改善トリートメント

髪質改善トリートメントは、髪の内部結合を薬剤と熱で補修することで、ダメージによるパサつきや広がりを改善する方法。縮毛矯正やストレートパーマではアルカリ性の薬剤が使われるのに対し、髪質改善トリートメントには酸性の薬剤が使われることが多く、ダメージを軽減できる。

チリチリ髪に対しても効果が期待でき、ツヤやハリのある健康的な髪に導く。ただし、強いうねりやクセを完全に直すのは難しく、継続的な施術と自宅での適切なケアが必要になる。

縮毛矯正

生まれつきのチリチリ髪には縮毛矯正がおすすめ。強いクセやうねりを薬剤と熱で伸ばし、きれいなストレートヘアを手に入れられる。一度かけた部分は半永久的に効果が持続するのもポイント。

しかし、すでにカラーやパーマ、縮毛矯正などでダメージを受けた髪に縮毛矯正をかけるのは避けて。薬剤の過剰反応や熱処理によるダメージでチリチリになった髪に縮毛矯正をかけると、切れ毛につながるリスクが高い。トリートメントで皮膜を作って重めに見せるか、カットするのがおすすめ。

チリチリ部分をカット

カラーやパーマでダメージを受けてチリチリになった髪をもとに戻すのは難しい。そのため、ダメージがひどい部分はカットしてしまうのもひとつの手。

チリチリになった部分をカットして、健康な髪が伸びるのを待つことで、髪の質感を改善していくことができる。カットと並行して、ダメージを最小限に抑えるためのヘアケアも忘れずに。

3.髪のチリチリを予防する方法

髪のチリチリを防ぐためには、日々のケアが大切。毎日のヘアケアや食生活の見直しなど、予防策について詳しく紹介する。

毎日のヘアケアの見直し

髪を健やかな状態に保つために、まずは毎日のヘアケアを見直してみて。洗浄力の強すぎないシャンプーを選び、髪や頭皮をやさしく洗うことが大切。補修力と保湿力の高いトリートメントを使用し、ダメージを受けた髪を補修して潤いを保って。

また、ドライヤーを使用するときは髪に近づけすぎないようにし、均等に風が当たるように乾かすことでダメージを抑えられる。紫外線対策も忘れずに行い、髪へのダメージを防ごう。

正しいブラッシングを行う

間違ったブラッシング方法は、髪にダメージを与え、チリチリが悪化する原因になることも。絡まりがあった場合は、無理に引っ張らずやさしくほどいてあげるのがコツ。以下の手順を守って、正しいブラッシング方法を身につけよう。

1.毛先のもつれをほどく
2.髪の内側を上から下にとかす
3.髪の外側を上から下にとかす

栄養バランスの取れた食事を心がける

髪の健康を保つためには、栄養バランスの取れた食事が不可欠。タンパク質、亜鉛、ビタミン類などの栄養素は、髪の成長をサポートする役割を果たす。特にタンパク質が不足すると枝毛や切れ毛、薄毛の原因になるので、毎日の食事でしっかりと補うようにしよう。

4.髪のチリチリが目立ちにくいアレンジ方法は?

髪がチリチリしている場合でも、アレンジしだいでその印象を和らげることができる。ショート、ミディアム、ロング、メンズそれぞれのスタイルに合わせたアレンジ方法を紹介するので参考にして。

ショート

ショートヘアでは、耳周りの毛を外側にねじってピンで固定するアレンジや、スカーフや小物を使ったアレンジがおすすめ。また、スタイリング剤を使って質感を変えるのもひとつの手。ムースやバーム、ジェルを少し混ぜてタイトな仕上がりにすると、チリチリが目立ちにくくなる。

ミディアム

ミディアムヘアの場合、ハーフアップにすることでチリチリが目立ちにくくなる。または、バームやワックス、ジェルを使ってタイトな質感にし、髪を整えてからゴールドピンなどでコンパクトにまとめてみて。

ロング

ロングヘアでは、クリームやバームを使って柔らかい質感を作り、お団子や一つ結びにまとめるアレンジがおすすめ。髪をまとめた部分に紐やリボンを巻くことで、チリチリ感を隠しながらおしゃれなスタイルを作れる。

メンズ

メンズの場合、スタイリング剤の選び方でスタイルを変えることができる。チリチリ髪にはダメージが目立ちにくく、まとまりやすい質感のジェルやバームを使用するのがおすすめ。オイルやワックスと混ぜて使うことで、髪が整い、チリチリ感が軽減される。

5.髪のチリチリに関するQ&A

髪のチリチリに関するQ&Aを紹介。疑問や不安がある人は解消しておこう。

チリチリになってしまった髪を染めるのは難しい?

髪のダメージが進行していると、キューティクルが乱れてカラー時に色が入りやすくなることがあります。これによって、仕上がりの色が思ったよりも濃くなったり、不均一に染まったりするリスクも。

カラーを行うときは、必ず施術履歴を美容師に伝えるようにしましょう。また、カラー後は自宅でもトリートメントを使用して、髪の保湿と補修を心がけてください。

カラーやブリーチでチリチリになった髪は直せる?

カラーやブリーチでダメージを受けてチリチリになった髪を完全にもとに戻すのは難しいと言えます。しかし、ダメージ補修に特化したトリートメントや保湿力の高いヘアオイルを使うことで、髪の状態をケアすることは可能です。

ハイトーンの髪色にするほどチリチリになりやすい?

ハイトーンの髪色にするほど髪がチリチリになりやすくなります。特にブリーチをする場合は、髪の色素を抜く必要があり、髪内部のタンパク質や水分が失われやすいので注意が必要です。キューティクルが傷むことで、チリチリ髪の原因になる可能性があります。

チリチリになった髪を抜くのはよくない?

チリチリが気になるからといって髪の毛を抜くのは避けましょう。ヘアサイクルは成長期、退行期、休止期を繰り返しており、成長期にある髪を無理に抜くと毛根にダメージを与えることも。毛根が傷付いて髪が薄くなる可能性もあるため、チリチリが気になる場合は適切なケアをおすすめします。

髪を早く伸ばす方法は?

チリチリが気になるからといって髪の毛を抜くのは避けましょう。ヘアサイクルは成長期、退行期、休止期を繰り返しており、成長期にある髪を無理に抜くと毛根にダメージを与えることも。毛根が傷付いて髪が薄くなる可能性もあるため、チリチリが気になる場合は適切なケアで改善することをおすすめします。

髪のチリチリが目立ちにくい髪色は?

髪のチリチリ感を目立たせないためには、ツヤが出やすい色を選ぶことがポイント。特にブラウン、レッド、パープルなどの暖色系のカラーはツヤが出やすいため、チリチリ髪が目立ちにくくなる。どの色にしようか迷ったら暖色系のカラーを選んでみて。

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※記事は2024年9月1日(日)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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