デジタルパーマとは?
第29回は、デジタルパーマについてキレイに関するの悩みやトラブル、疑問について“その道のプロ”が回答します。知ってナットクのビューティ豆知識をチェックして
更新日:2006/05/30
Q.デジタルパーマって何が違うの?
最近よく聞く「デジタルパーマ」って何ですか?
一般のパーマとどう違うのでしょうか?髪が痛んだりしないのでしょうか?
(オズネーム:めぐ)
A.美容師の回答はコチラ
デジタルパーマ=形状記憶パーマのことで、今まで出しにくかった巻き髪風ウェーブが出せるのが特徴です。従来のパーマは、濡れている状態で髪の毛にパーマをかけていくので、濡れている時にベストのカールがでることになります。すなわち、乾かすとウェーブが変形(ウェーブダウン)するわけです。一方、デジタルパーマはロットに熱を加えることにより、水分を蒸発させて乾いた状態で髪に形状を記憶させます。そのため、髪を濡らすとウェーブダウンし、乾くとウェーブが出てきます。従来のパーマよりウェーブの持ちがいいのも特徴ですね。
デジタルパーマは、ロングヘアで、アイロンやホットカーラーで巻き髪がうまくできない方や、カラリングの繰り返しによってパーマをかけるのが難しくなった方、ウェーブがとれやすい方におすすめです。従来のパーマよりは痛みは少なく、著しくダメージが進んでいる方でなければ、髪質をそれほど選びません。
しかし、ロットを最高60度まで加湿するので、ショートヘアなどの短い髪や、根元付近にかけることはできません。また、細かいウェーブの設定は難しく、巻き髪風のアバウトなカールになります。
この質問の回答者
麻布十番/Framlings azabu
店長
泉洋二さん
美容師歴は13年。
お客さまに安心、納得していただくため、施術内容や使用する薬剤などは詳しく説明。
トリートメントやエステなど、それぞれの人に合ったヘアケアを提案。
※掲載情報はすべて2006年5月現在の取材によるものです