湯河原温泉の観光・イベント情報ガイド2024!旅行前にチェック
画像提供/湯河原温泉観光協会
豊かな自然と古くから万病に効くとされる名湯が魅力で、多くの文人にも愛されてきた湯河原温泉。おすすめの観光情報や温泉宿の人気ランキングなど、湯河原を楽しむための完全ガイドを、オズモール編集部が大公開。早速チェックして、湯河原温泉に出かけよう
更新日:2024/01/17
湯河原エリアの人気宿ランキング
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湯河原温泉の温泉情報(泉質・効能)
「万葉集」に詠われた関東一の古湯とされ、古くから万病に効くと評判。「子宝の湯」としても知られ、「こごめ(子込め)の湯」「小梅(子産め)の湯」と呼ばれていたそう。名湯の評判が全国に広まったのは、療養地に指定された明治時代。将軍や文人墨客にも愛され、多くの文学作品に取り上げられている。なかでも、小説「湯河原より」を書いた国木田独歩や、最後の小説「明暗」の舞台に選んだ夏目漱石は、湯河原に足しげく通ったと言われる。
湯河原温泉には100本以上の源泉があり、すべて泉質名のある療養泉。主泉質の食塩泉が体の芯まで温めてくれるうえに、そこに「傷の湯」と称えられる石膏成分が加わることで、鎮静効果も高いのが特徴。刺激が少なく肌触りのいい湯で、肌をなめらかにしてくれるのも嬉しい。
源泉が集まる温泉場地区周辺では、煙がもうもうと上がる櫓が見どころ。町営の「こごめの湯」をはじめ日帰り温泉も複数あるから、じっくり浸かって散策の疲れを癒そう。また、神輿が「湯」を浴びながら温泉街を練り歩く「湯かけまつり」は、江戸時代が起源とされる伝統的なお祭り。例年5月に行われるから、ぜひ参加してみて。
湯河原温泉の泉質・効能
●泉質
塩化物泉、単純温泉ほか
●効能
神経痛、疲労回復、切り傷、火傷、打撲、腰痛、婦人病、冷え性ほか
情報提供/湯河原温泉観光協会
アクセス
【電車】JR「東京駅」から特急「踊り子」で「湯河原駅」まで約80分
【車】東名高速「厚木IC」で下車、小田原厚木道路、R135経由で湯河原市街地へ
穴場の観光スポットや人気イベント、グルメ情報も。湯河原温泉の見どころ
湯河原温泉の旅を楽しむために、見どころや知っておきたい周辺の観光スポット、人気イベントをご紹介。事前にチェックして、湯河原温泉をめいっぱい満喫する準備をしよう!
史跡も絶景も。アクセスのいい観光スポット
東京から新幹線で約1時間、思い立ったらふらりと行けるのも湯河原温泉の魅力。さらに、風情たっぷりの「万葉公園」や「不動滝」などの史跡にもバスでアクセスできるから、気軽に散策しやすい。
推定樹齢850年のご神木が荘厳な「五所神社(ごしょじんじゃ)」や、「かながわの景勝50選」にも選ばれた大海原が展望できる「真鶴岬(まなづるみさき)」など、パワースポットにも足を運んでみよう。地元の人たちと交流するなら、特産品が並ぶ日曜観光朝市もおすすめ。
駅周辺にグルメスポットがずらり
湯河原駅周辺にはランチスポットやスイーツ屋さん、カフェも多く、ぶらぶらと散策を楽しめる。なかでもイチオシは、行列ができる話題のパン屋さん「BREAD&CIRCUS(ブレッド&サーカス)」。
駅近くにはクッキーメーカーの体験型工場「ちぼり湯河原 スイーツファクトリー」も。クッキー作りや60分食べ放題のクッキーバイキングが体験できるほか、湯河原のミカンを使ったプリンやジェラートが食べられるカフェもあるから、休憩がてら立ち寄ってみて。
海上花火大会をはじめ季節イベントも
湯河原最大の祭典と言われるのが、「やっさ、もっさ」の掛け声に合わせて花車や神輿が踊り歩く、夏の「湯河原やっさまつり」。フィナーレを飾る「湯河原温泉海上花火大会」は見逃せない。
このほか、紅白の梅が咲き誇る早春の「湯河原梅林」や相模湾の絶景に囲まれながら味わう秋のミカン狩り、ハイキングスポット「池峯(いけみね) もみじの郷」の紅葉など、海と山に囲まれた湯河原ならではのイベントを満喫しよう。
歴史と芸術が息づく街。雨の日でも湯河原を楽しむ
温泉にゆったり浸かって雨の風情を楽しむのもいいけど、雨の日でも楽しめる観光スポットもチェックして。湯河原は、歴史と芸術が息づく温泉郷。ミステリー作家・西村京太郎の記念館や2・26事件の舞台となった「光風荘(こうふうそう)」、陶芸を中心に名作200点を展示する「人間国宝美術館」と、ファン必見のスポットが盛りだくさん。
また、湯のみや花器作りを体験できる「陶工房 向山窯(こうざんがま)」や、和菓子が手作りできる「味楽庵(みらくあん)」などの体験施設も豊富。楽しくおしゃべりしながら創作していると、あっという間に時間が過ぎてしまいそう。
※体験は事前予約が必要です
みんなは誰と湯河原温泉に訪れている?
湯河原温泉に一緒に行く相手は、「恋人・夫婦」がダントツ1位。次に「女友達」「ひとり」が続く。露天風呂付き客室や源泉かけ流しのある宿で、おこもりデートやのんびり女子旅を満喫する人が多いよう。また、心と体を整えるリトリートができる宿もあったりするから、温泉情緒あふれる街でゆったりした時間を過ごしたい人にもぴったり。
1位 恋人・夫婦
2位 女友達
3位 ひとり
※2019年1月1日~12月31日の宿泊データをもとに集計
編集部ピックアップ!湯河原温泉のおすすめ観光スポット6選
万葉公園
温泉街の中心に位置する自然豊かな緑地公園で、秋は紅葉、初夏はホタル観賞の名所となる。万葉時代の古代建築を模した茅葺き屋根の茶室「万葉亭」や国木田独歩の碑、自然とのコントラストが美しい狸福(りふく)神社の朱色の鳥居などが点在し、歴史情緒たっぷり。
【TEL】0465-63-2111(湯河原町観光課)
【住所】神奈川県足柄下郡湯河原町宮上566
【営業時間】年中無休※2021年3月まで公園再整備のため休園
【料金】無料
【アクセス】JR「湯河原駅」よりバスで約9分、「落合橋」下車すぐ
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こごめの湯
一日ゆっくりできる町営の日帰り温泉。男湯・女湯それぞれ露天風呂と大浴場があり、弱食塩泉のやさしい泉質が心と体をじんわりと癒してくれる。9:00~21:00と営業時間が長いのも嬉しいポイント。温泉泥を使った温熱療法「ファンゴ」もぜひ体験して。
【TEL】0465-63-6944
【住所】神奈川県足柄下郡湯河原町宮上562-6
【定休日】月曜(祝日の場合は翌日休館)※設備点検などによる休館あり
【営業時間】9:00~21:00
【料金】9:00~19:00/大人1100円、小中学生600円 19:00~21:00/大人600円、小中学生400円※ファンゴの施術料金は別途必要
【アクセス】JR「湯河原駅」よりタクシーで約8分、または奥湯河原行バスで約9分、「公園入口」下車
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不動滝
緑に囲まれ、マイナスイオンたっぷりの不動滝。遊歩道が近くまであるから、落差約15mの迫力満点の流れが間近に。滝の左側に身代わり不動尊、右側に出世大黒尊(しゅっせだいこくそん)があり、荘厳な雰囲気が漂う。滝へ向かう途中にはお茶屋さんも。水音に耳を傾けながら心静かなひとときを。
【TEL】0465-64-1234(湯河原温泉観光協会)
【住所】神奈川県足柄下郡湯河原町宮上750
【アクセス】JR「湯河原駅」より奥湯河原行バスまたは不動滝行バスで約13分、「不動滝」下車すぐ
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湯河原海水浴場
遠浅で幅が広いため、それほど混雑せずに海水浴を楽しむことができると言う穴場ビーチ。海水浴シーズンには海の家が10軒ほど並び、家族連れでにぎわう。周りに必要なものを買えるスーパーもあるから安心。夏は人気の花火スポットで、6000発もの花火を間近で見ることができる。
【TEL】0465-63-2111(湯河原町観光課)
【住所】神奈川県足柄下郡湯河原町吉浜
【営業時間】7月~8月の8:00~17:00
【アクセス】JR「湯河原駅」より真鶴駅行バスに乗車、「海の家」下車すぐ
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日曜観光朝市
毎週日曜に開かれる朝市。地元の野菜や名産品のミカン、目の前の海で取れた新鮮な魚を使った干物などがお得に買える。地元の人たちと交流できるのも魅力で、食材の選び方や郷土料理の作り方を教えてもらえるかも? せっかくだから早起きして、足を運んでみて。
【TEL】0465-64-1234(湯河原温泉観光協会)
【住所】町立湯河原美術館駐車場:湯河原町宮上623-1
【営業時間】毎週日曜6:00〜9:00(荒天中止)
【アクセス】JR「湯河原駅」より奥湯河原行バスまたは不動滝行バスに乗車、「美術館前」下車
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BREAD&CIRCUS(ブレッド&サーカス)
「ベストパン」の人気投票で殿堂入りを果たしているパンの名店。7~8種の天然酵母をパンの種類別に使い分け、かみ応えあるパンを作っている。創業時からのファンが多い全粒粉と糖蜜の「修道院のパン」やワインと相性のいい「フルーツノワール」など、ここでしか味わえないパンがずらり。
【TEL】0465-62-6789
【住所】神奈川県足柄下郡湯河原町土肥4-2-16
【定休日】水曜、木曜
【営業時間】11:00~17:00(商品が無くなり次第終了)※変動ありのため、HPをご確認ください
【アクセス】JR「湯河原駅」から徒歩約5分
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湯河原温泉周辺の人気イベント
湯河原温泉海上花火大会
「湯河原やっさまつり」のフィナーレも飾る花火大会。湯河原海水浴場が、この季節だけ多彩な光の花々で彩られる。一年に数回、約6000発の花火が打ち上げられ、なかでも夜の海から突如現れる水中スターマイン(連続花火)は感動必至。海風を感じながら砂浜で眺めよう。
【TEL】0465-63-2111(湯河原町観光課)
【住所】湯河原海岸沖合
【営業時間】7月~10月に数回
【アクセス】JR「湯河原駅」より真鶴駅行バスに乗車、「海の家」下車すぐ
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ミカン狩り
秋は紅葉が美しい山々や相模湾の絶景に囲まれながら、ミカン狩りを堪能しよう。10月から12月に食べ頃を迎える湯河原のミカンは、相模湾を望む山の中腹で太陽の光をたくさん浴びて育ち、甘くておいしいと評判。手軽な料金で楽しめるとあって、湯河原の秋の人気行事となっている。
【TEL】0465-63-1920(湯河原みかん狩り組合)※案内所開設期間のみ
【開催場所】農園※みかん狩り案内所から送迎
【開催期間】案内所開設/例年10月上旬〜12月下旬
【入園料】大人400円、小人350円、幼児300円(食べ放題)※土産は別料金
【アクセス】案内所/千歳川沿いJR東海道線ガード下(期間中毎日)、JR「湯河原駅」ロータリー内(開設期間中の土日祝のみ)
>公式サイトを見る
湯河原梅林・梅の宴
散策路やアスレチックを備え、アウトドアを楽しむのにぴったりな幕山公園(まくやまこうえん)。2月上旬から3月中旬は山麓に植えられた4000本もの紅白の梅が咲き乱れ、まるで梅のじゅうたんのような一大パノラマが展開される。甘い梅の香りに包まれた園内で、ちょっぴり早めのお花見はいかが?
【TEL】0465-63-2111(湯河原町観光課)
【開催場所】幕山公園
【開催期間】例年2月上旬〜3月中旬
【入園料】無料(自由入園)、「梅の宴」開催期間は入園料200円
【アクセス】JR「湯河原駅」より幕山公園行バスで約15分、終点「幕山公園」下車
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※新型コロナウイルスの影響により、イベントの中止・変更、ならびに施設の休業、営業時間の変更、提供内容の変更が発生しております。日々状況が変化しておりますので、ご不明点がございましたら各施設・店舗へお問い合わせください
湯河原温泉のおすすめ温泉宿・旅館・ホテルはココ!口コミランキングTOP3
温泉はもちろんのこと、見どころも満載な湯河原は、泊まりがけでゆっくり楽しみたい! そこで、オズモールユーザーが実際に「泊まってよかった」と口コミで絶賛した湯河原の宿ランキングTOP3(2019年版)をご紹介。リアルな口コミコメントも宿選びの参考にして。
1.源泉かけ流しの宿 オーベルジュ湯楽
お食事とお風呂がとても良かったです。お食事は盛り付けが美しいです。全体的に洗練されており、バランスがよく、どれをいただいても素晴らしい味付けでした。お風呂は貸切露天風呂、檜風呂が風情があって泉質もよく、お肌がしっとりしました。(30代女性・モネさん・結婚記念日での利用)
【住所】神奈川県足柄下郡湯河原町宮上528
【アクセス】電車/JR「湯河原駅」よりバスで約15分、車で約8分 車/東名高速「厚木IC」、小田原厚木道路経由で約30分
【1人あたりの予算】17800円~27000円
2.味楽亭 三桝家
到着時はお抹茶、帰りはコーヒーのサービスがあり、それをいただきながらのんびりできました。隣のお部屋で料理を用意してくださったので、ギリギリまでくつろぎ、部屋食という感覚でしたので、とても理想的な食事の時間を過ごすことができました。(50代女性・ロンさん・女子会での利用)
【住所】神奈川県足柄下郡湯河原町宮上
【アクセス】電車/JR「湯河原駅」よりタクシーで約5分 車/東名高速「厚木IC」より約50分
3.露天風呂付客室のある宿 万葉の里 白雲荘
宿に着いたら、まずは外の景色を眺めながらラウンジでウェルカムドリンクをいただきました。近くを流れる川の音が聴こえて風情があり、ゆっくりくつろげます。夕食は口コミ通りどれもおいしかったです!(20代女性・オズモールユーザーさん・いつものデートの利用)
【住所】神奈川県足柄下郡湯河原町宮上716-1
【アクセス】電車/JR「湯河原駅」よりタクシーで約10分 車/東名高速「厚木IC」より小田原厚木道路経由で約1時間、こごめの湯入口を左折
【1人あたりの予算】9900円~46200円
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湯河原温泉のお役立ち情報
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絶景露天が楽しめる宿も。
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湯河原温泉でデートや女子旅に人気の宿を教えて
カップル・夫婦や女友達の利用が多いのは、露天風呂付客室のある宿 万葉の里 白雲荘、源泉かけ流しの宿 オーベルジュ湯楽です。
ひとり旅にぴったりの宿を知りたい!
ひとり旅では、自分へのご褒美として湯河原リトリート ご縁の杜 - Goen no Mori -が人気です。
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オズモールの温泉・リゾート予約とは?
会員数360万人の女性向けWEBメディア。OZmall [オズモール] の温泉・リゾート予約では、本当におすすめしたい人気の温泉宿やリゾートホテルをご紹介。編集部が実際に足を運んで女性目線で選んでいるから安心! 知る人ぞ知る隠れ家的な温泉宿や、一度は泊まりたい憧れの高級旅館も、オズモールならお得に予約OK。実際の利用者による口コミや評判、予約数ランキングも必見。
情報・画像提供/湯河原温泉観光協会、湯河原町(ゆがわらフォトライブラリー)