2023年7月開業「箱根ホテル小涌園」を宿泊レポ。ユネッサンや絶景露天風呂が無料で楽しめるほか、ビュッフェも豪華でした

2023年7月開業「箱根ホテル小涌園」を宿泊レポ。ユネッサンや絶景露天風呂が無料で楽しめるほか、ビュッフェも豪華でした

更新日:2023/07/06

箱根外輪山を望む、緑あふれるリゾートホテル「箱根ホテル小涌園」。60年以上の歴史を持つ老舗ホテルが建て替えられ、2023年7月12日(水)に新規オープン! 併設する温泉&スパ「箱根小涌園ユネッサン」も開業以来の大リニューアルをして、ますます話題のエリアに。

絶景露天や広々としたスタイリッシュな部屋、無料サービスが充実した「箱根ホテル小涌園」で過ごす1日を、読者モデルの尾台彩香さんとレポートします。

「箱根ホテル小涌園」が2023年7月12日、グランドオープン。箱根小涌園ユネッサンも大型リニューアル

ホテル宿泊者はユネッサン入り放題!開業記念の無料サービスも

2018年に一度は幕を閉じた「箱根ホテル小涌園」。この度約2年の工事期間を経て、2023年7月にグランドオープン。

宿泊者は「ユネッサン」や「元湯 森の湯」が無料で楽しめるところも嬉しいポイント。さらにレストランでは「開業記念特典」として、2023年12月29日までソフトドリンクやビール、ワイン、日本酒などが追加料金なしで飲み放題になるので、今足を運んでおく価値あり。ロビーにもコーヒーや紅茶などを滞在中好きなだけ楽しめるドリンクバーが設置されているので、お得なステイがかなう。

リニューアルした空間の中でも注目は吹き抜けになり、庭園や箱根の山々がより美しく見えるようになったロビーのデザイン。神奈川の杉を使った空間は「箱根旧街道」の杉並木をイメージして作られたものだそう。

ロビーの奥に位置する「Bar 1959」の壁には、真っ赤な富士山の壁画があるので必見。これは箱根の大観山の展望台から見た富士山を表現しているそうで、上の階から鑑賞するとまさに展望台の景色と同じ情景を体感することができる。

箱根ホテル小涌園

住所/神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1297
アクセス/箱根登山鉄道「箱根湯本駅」~箱根登山バスor伊豆箱根バス「小涌園」下車(約20分)~徒歩にてすぐ、または箱根登山鉄道「小田原駅」~箱根登山バスor伊豆箱根バス「小涌園」下車(約40分)~徒歩にてすぐ

「箱根小涌園ユネッサン」に流れるプールとキッズプールが仲間入り

隣接する温泉テーマパーク「箱根小涌園ユネッサン」では水着エリアを拡大し、流れるプール「ボザッピィリバー」と小さな子ども向けのキッズプール「ポニーラグーン」が新設される。

流速およそ1ノットで全周約80mを3分程度で回れるプールでは、流れに身を任せつつ、のんびりとしたひとときが過ごせるはず。

水深30cmのキッズプールには、高さ1mのエアスライダーも登場。

「箱根ホテル小涌園」に宿泊中は無料で何度でも入ることができるので、ぜひこの機会に新しいプールを体験してみて。

箱根小涌園ユネッサン

住所/神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1297
営業時間/【ユネッサン】平日10:00~18:00、土日祝9:00~19:00【元湯 森の湯】11:00~20:00
定休日/不定休
料金/
■ユネッサン(水着ゾーン)
大人(中学生以上)2500円 子ども(3才~小学生)1400円

■元湯 森の湯(温泉エリア)
大人(中学生以上)1500円 子ども(3才~小学生)1000円

■パスポート(ユネッサン・元湯 森の湯)
大人(中学生以上)3500円 子ども(3才~小学生)1800円

「箱根ホテル小涌園」での1日を読者モデル尾台彩香さんがレポート

12:00 「箱根小涌園ユネッサン」の個性的な温泉や好奇心をくすぐるプールで遊ぶ

ホテルにチェックインする時間より前に到着したので、まずはに隣接した温泉アミューズメントパーク「箱根小涌園ユネッサン」へ。新設のプール以外にも大型スパ「神々のエーゲ海」や山々を見渡す「超絶景 展望露天風呂」、ユニークな「ワイン風呂」、「酒風呂」などがあり、ワクワクした気分に浸れること間違いなし。

さらに、天然温泉が楽しめる「元湯 森の湯」内の貸切風呂には自然に囲まれた隠れ家のような離れ「別邸 やすらぎ」の6室が誕生するので、こちらにもこうご期待。恋人同士やファミリーにぴったりのプライベートな空間で寛ぎの時間を楽しもう。

15:00 ホテルにチェックイン。大パノラマの自然の景色に思わずうっとり

4階のロビーに到着すると、目の前には一面ガラス張りの大きな窓が。リニューアル後は空間が5階まで吹き抜けになっているので、大パノラマで箱根外輪山や庭園の自然を堪能でき、外の景色に思わず感激するはず。

「この場所から見えるお庭の景色が絵画みたいで素敵です」と、尾台さん。

15:30 シンプルナチュラルな空間で森林浴を楽しむホテルステイ

今回は、グリーンを基調としたナチュラルな室内でどの部屋でも森林浴気分が満喫できる「スタンダードルーム Type-B」のお部屋をセレクト。

ダブルベッド1台、シングルベッド2台を備える客室には4名まで宿泊することができるので、女子旅やファミリー旅にもぴったり。窓の外の木々を眺めながら、箱根の森に包まれる心穏やかな1日を過ごそう。

ホテル内の温泉が充実している分、お部屋にお風呂はなくシャワールームのみを完備したシンプルな造り。

55型の大型テレビでは、ネットフリックスやYoutubeで映画が見放題なのでお部屋でゆったり過ごすのもおすすめ。
(※有料コンテンツは個人アカウントが必要)

17:00 箱根外輪山が見える2つの絶景露天風呂で、湯浴みを堪能

ホテル最上階にある「展望露天風呂付大浴場」には、男女入替制の2つのお風呂があり、どちらにも箱根外輪山を眺めることができる絶景露天風呂があるところが最大の魅力。

温泉はメタケイ酸が豊富で、「美人の湯・美肌の湯」と言われているんだとか。2種のお風呂のうち「せんげんの湯」には露天風呂の脇に寝湯があり、寝転びながら浅間山を望むことができる。

もう1つの「みょうじょうの湯」では陶器風呂に入りながら大文字や相模湾を鑑賞することができるので、それぞれの景色を堪能しよう。3段組みのサウナは、両方のお風呂で楽しめるので、温冷混合浴でととのうのもいいかも。

「広々とした露天風呂で開放的な気分になれました。最近、自然にずっと癒されたかったので嬉しいです」と、尾台さんも絶賛。

18:00 シェフのパフォーマンスと約60種の料理が楽しめる夕食

夕食は、和洋中料理約60種類のメニューが揃う「ビュッフェレストラン」へ。

緑が生い茂る庭の景色をたっぷり堪能できるレストランフロアの奥には、ゆっくりできるソファ席も完備。外にはパラソルの下で食事ができるテラス席もあるので、シーンに合わせて好きな席を選ぼう。

目の前で豪快に焼き上牛げる牛ステーキや、職人が握ってくれるお寿司、生地からその場で作り上げる窯焼きピザなど、ライブキッチンではシェフの手捌きを間近で眺めることができるところも1つのお楽しみ。

ディナー営業時間中は、ドリンクバーが“無料”で飲み放題。ソフトドリンクはもちろん、ワインやビールのほか焼酎、日本酒、スパークリングワインまで心ゆくまで堪能できるのが嬉しいポイント。尾台さんもドリンクを手に取り、さっそく乾杯! 

「60種類の料理が並んでいるのは圧巻です。私は海老が好きなので串揚げにグリル、ブイヤベースと、色んな形で海老が食べられるところがよかったです。素朴な味わいの伝統メニュー、小涌園ラーメンもとっても気に入りました!」と、尾台さん。

カラフルなドーナツや濃厚なオペラ、自分でトッピングできる華やかなパフェなど、デザートまでしっかり堪能!

20:00 洗練されたシックなBar空間で心地いい夜を

食事の後は銘酒を豊富に揃えたモダンなBar、「Bar 1959」に立ち寄って。店名は旧「箱根ホテル小涌園」の開業年に由来しているんだそう。

ゆったりできるソファチェアで女友達とおしゃべりに華を咲かせるもよし、カウンター席でひっそり乾杯するのもよし。雰囲気あふれる空間で大人なひとときを過ごそう。

8:00 こだわりパンに、海鮮丼も。こだわりの朝食でパワーチャージ

朝は再び「ビュッフェレストラン」へ。天気がよければテラス席で、緑を眺めながら朝食をいただくことも。

ドリンクバーのアルコールドリンク飲み放題は、この時間も対応しているので、四季折々の自然を眺めつつ朝からスパークリングワインで乾杯することもできる。

アボガドの味わいが肉の風味を引き立てるボリューミーなローストビーフサンドや、ホテルメイドの生食パンを使ったフレンチトースト、窯で仕上げる新名物アップルパイなど、目でも舌でも楽しめる料理を豊富にラインナップ。

マグロやエビ、シラスなど様々な魚介をトッピングするのが楽しい海鮮丼は、セルフで好きな具を盛ることができるので、組み合わせ方は無限大。

尾台さんも「ローストビーフサンドは肉の質感がよかったです。自家製の食パンを使ったフレンチトーストもとろふわな食感が絶品でした!」と、料理を満喫したよう。

9:00 四季折々の自然が満喫できるお庭をぐるりとさんぽ

ロングステイできるプランを予約して、朝食後にお庭をさんぽしたり、もう一度露天風呂に浸かったりするのもおすすめ。

今回は木々が生い茂る庭の奥までゆったりさんぽを堪能した尾台さん。春にはしだれ桜、初夏には新緑やホタル、秋には紅葉、冬には椿が鑑賞できるそうなのでその時々の景色を楽しもう。

12:00 ワーケーションにも。リラックスできるコミュニティスペースへ

3階の「コミュニティスペース」には、カラフルな椅子とコンセントのあるテーブルが設置されているので、チェックアウト前に仕事をしたり、本を読んだりする場所としても最適。

4階ロビーには宿泊中いつでも無料でコーヒーや紅茶を楽しめるブースがあり、ドリンクをこちらの空間に持ち込むこともできる。観光情報が書かれたパンフレットも置いてあるので、旅の予定を考えてみるのもいいかも。コーヒー片手に思い思いのひとときを満喫しよう。

1泊2日の充実した温泉リゾートステイでリフレッシュ

「東京の喧騒から離れて久々にゆったり過ごせた2日間でした」と嬉しそうな尾台さん。チェックアウト後は、箱根湯本でご当地グルメ巡りを楽しむつもりなんだとか。

ここでしか出合えない絶景露天風呂や自然を堪能しに、大きく生まれ変わった「箱根ホテル小涌園」へぜひ足を運んでみて。

WRITING/TOMOMI NAKAMURA PHOTO/AYUMI OSAKI MODEL/SAYAKA ODAI@colorful0226

※記事は2023年7月6日(木)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります