【湯】源泉は20カ所。バラエティ豊かな泉質を堪能できる温泉地
湯の町・下諏訪の湧出量は5100リットルと豊富で源泉は20カ所あり、さまざまな泉質の温泉が楽しめるのが特徴のひとつ。下諏訪温泉中心部の泉質は、主に無色透明のナトリウム・カルシウム一硫酸塩・塩化物泉。浴用の効能は高血圧症、動脈硬化症、外傷など。飲用では胆汁の分泌が促進されて腸のぜんどう運動を活発にするため、便秘、糖尿病、肥満症、痛風などにいいとされる。
一方、山間にある毒沢鉱泉は茶褐色の含鉄泉で、貧血や月経障害など女性に見られる症状に効果的。こちらには非加熱源泉と加温した温泉の2つがあり、交互に浸かる温冷浴を繰り返すと自律神経が整うのでおすすめ。このほか、単純温泉のところも。
【食】国内有数の酒どころ・信州のおいしい日本酒を飲み比べ
実は長野県は、酒蔵の数が国内1位の新潟県に次いで2番目に多い都道府県。湿度の少ない爽やかな夏、きびしい寒気が一段と冴える冬、澄んだ空気にこんこんと湧き出る清らかな水といった自然の恵み豊かな環境のため、日本酒造りにぴったり。信州の蔵元で造られる地酒はいずれも生産が限られており、長い伝統に支えられてきた杜氏たちの作業や熱い想い、温もりがそのまま伝わってくるよう。
諏訪エリアも酒どころであり、付近には300年以上続く老舗から銘酒を作る蔵元まで9蔵が存在する。酒造を巡り、それぞれ味わいの異なる日本酒を飲み比べてみて。
【景色】日本最古の神社のひとつ、諏訪大社で荘厳な空気に触れる
諏訪湖を挟むようにして南北に位置する4カ所の上社・下社からなる諏訪大社は、古事記にも登場する由緒正しき神社。全国各地にある諏訪神社総本社であり、その起源は1500~2000年前とも言われている。諏訪大社には本殿と呼ばれる建物がなく、代りに上社は山を御神体とし、下社は木を御神木としているのが特徴的。
下諏訪温泉の近くに鎮座するのは、太くて大きな注連縄が印象深い「諏訪大社 下社秋宮」。この周辺は、戸隠神社と分杭峠に並ぶ長野県の三大パワースポットのひとつなのだそう。こちらの手水用の湯口は竜神伝説にちなんで竜の口がかたどられており、そこから流れる温泉は「長寿湯」と言い、手を清めるだけでもご利益がもらえそう。
【体験】諏訪大社や綿の湯へ。レンタサイクルでパワースポット巡り
諏訪大社の信仰厚いこの街には、地元の人に親しまれている開運のスポットがいくつも点在。また街中には、諏訪大社のご祭神ゆかりの源泉が湧き出る霊験あらたかな温泉銭湯や、無料で温泉が汲める場所も。レンタルサイクルで電動自転車を借りれば、そんな開運スポット巡りも楽々に!
諏訪大社 下社秋宮はもちろん、神の湯と言われる綿の湯にも足を運んで。綿の湯には神が化粧水を浸した綿を置いた場所から温泉が湧いたという湯玉伝説があり、それが下諏訪温泉の始まりと伝えられているのだとか。レンタサイクルで爽快に街を駆け抜け、神様に開運・招福のお願いをしたり、温泉に入って体を清めたり。パワースポット巡りでご利益を授かろう。
週末プチ湯治へ出かけよう
仕事にプライベートに忙しく、お疲れ気味の女子におすすめなのがプチ湯治。OZが提唱するプチ湯治とは、温泉の効能をたっぷりと感じ、ご当地グルメでお腹を満たし、絶景に癒され、温泉地ならではの体験でリフレッシュすること。今度の週末は、近郊の温泉地へプチ湯治に出かけよう。
はしご湯治手ぬぐいラリー開催中
- イベント名
- はしご湯治手ぬぐいラリー
- 開催場所
- ・四万温泉
・水上温泉
・昼神温泉
・下諏訪温泉
- 開催日程
- 2019/9/30~2020/12/31
- キャンペーン概要
- 週末プチ湯治にぴったりの温泉地を4カ所を訪れて働く女性を元気にするキャンペーン。
「はしご湯治てぬぐい」を持って下諏訪温泉へ行くと、「ニッコウキスゲ」のスタンプをGETできる。各温泉地のスタンプを集めるほど、手ぬぐいが華やかな模様に! まずはOZの宿泊プランで「はしご湯治手ぬぐい」をゲットしよう。
下諏訪温泉の宿泊プラン
はしご湯治手ぬぐいの使い方
- はしご湯治スタンプ設置場所
- 聴泉閣かめや 館内
住所/長野県諏訪郡下諏訪町横町木ノ下3492
TEL/0266-75-0161(9:00~17:00)
温泉監修/野水綾乃(温泉ソムリエアンバサダー) WRITING/NOZOMI SUZUKI