ハイアット セントリック 金沢 宿泊記

ここは泊まれる美術館!?「ハイアット セントリック 金沢」宿泊記。地元食材を使ったディナー&朝食、ラウンジも編集部がレビュー

更新日:2025/01/23

兼六園など人気観光スポットが点在する金沢駅から徒歩2分。金沢の伝統とモダンが融合する「ハイアット セントリック 金沢」にトラベル編集部が宿泊し、ギャラリーのような館内や地元食材を活かしたグルメ、おしゃれで機能的な客室を体験してきました。

九谷焼や金箔、加賀友禅にちなんだアートが館内を彩りまるで美術館に泊まっているかのよう。金沢らしさを全身で感じられるこのホテルで、特別な時間を過ごしてみませんか?

「ハイアット セントリック 金沢」に泊まりたい理由

金沢らしさを感じるアートとデザインに囲まれた滞在

金箔を使用した大型のアートや九谷焼を取り入れた客室番号プレートなど、館内には金沢の伝統とモダンを融合した100点以上のアート作品が展示。チェックインした瞬間から、まるで美術館に足を踏み入れたかのよう。

自然光が入る大きな窓、広々としたバスルームが配された機能的な客室も、アートに溢れている。客室に置かれた伝統工芸の加賀起き上がり八幡をウサギに見立てたオブジェは、金沢出身の作家・泉鏡花のエピソードを基にしたもので、その愛らしさにも癒されて。

"KOLORS" ~ 金沢カラーズ グリルコース

地元食材を活かしたグリル料理が楽しめるレストラン

3階にあるレストラン「FIVE – Grill & Lounge」のディナータイムは、北陸や石川の旬の食材をふんだんに使ったグリル料理がいただける。昨年末バージョンアップしたメニューには、能登牛をじっくりと焼き上げたコース料理や、風味豊かな「北陸産クラブケーキ」など、地元の恵みを活かしたシグニチャーディッシュが加わり、魅力的なラインナップに進化した。

さらに、和洋ビュッフェ形式の朝食もお楽しみに。金沢ならではのおでんやライブキッチンで作るオムレツなど、朝から贅沢な金沢時間が過ごせるはず。

FIVE – Grill & Lounge ラウンジ

専用プランの宿泊者のみ。ラウンジアクセス付きステイに注目

金沢での滞在をさらに特別なひとときにしてくれる、2つのホテルのラウンジアクセスが付いたお得なステイプランも新登場。

1階にあるハイアット ハウス 金沢のラウンジスペースを自由に利用でき、フリードリンクが気ままに楽しめる。さらに3階「FIVE – Grill & Lounge」のラウンジでは、アルコールを含むドリンクのほか15時~17時にはスイーツ、17時~21時にはフィンガーフードが提供され、軽食とともに贅沢な時間を過ごせるのも嬉しい。落ち着いた空間でのんびりとしたひとときを楽しんでみては。

■FIVEラウンジアクセス&ステイ(朝食付)
・1泊朝食付き
・FIVE – Grill & Lounge ラウンジの利用
 15時~17時 リフレッシュメント
 17時~21時 カクテルタイム
・ハイアット ハウス 金沢ロビーラウンジでのフリードリンク(到着日11時~20時)

■FIVEラウンジアクセス&ステイ(ランチ付)
・1泊朝食なし
・FIVE – Grill & Loungeでのランチ(チェックアウト日)
・FIVE – Grill & Lounge ラウンジの利用
 17時~21時 カクテルタイム
・ハイアット ハウス 金沢ロビーラウンジでのフリードリンク(到着日11時~20時)

「ハイアット セントリック 金沢」で過ごすグルメな1日を、オズモール編集部がレポート

10:00 鼓門が迎える、金沢駅に到着。名だたる観光スポット巡り

金沢駅に降り立つと、「鼓門」がお出迎え。この象徴的なデザインを目にすると、金沢の旅が始まったことを実感します。

ここから「兼六園」や「金沢21世紀美術館」などの人気観光スポットが点在していて、アクセスの良さは抜群。「ひがし茶屋街」では町家の風情を堪能し、「近江町市場」では活気ある店先で新鮮な海産物を味わいました。

金沢観光を存分に楽しんだ後は、いよいよホテルへ向かいます。

15:00 ホテルに到着。アートに彩られたロビーでチェックイン

金沢駅から徒歩2分、「ハイアット セントリック 金沢」に到着。

エントランスで迎えてくれるのは、金箔を使った迫力のあるアート作品。そのほか加賀友禅に九谷焼、漆器、金箔など工芸が根付く金沢ならではのアート作品が100点以上も展示されていて、足を踏み入れた瞬間からミュージアムにいるかのような非日常が広がります。

15:30 宿泊するお部屋をルームツアー。金沢の魅力をデザインで表現

今回滞在したのは、32㎡のキングルーム。町屋の木組みをコンセプトにしたデザインに開放感のある高い天井、壁に描かれた金沢の水脈をモチーフにした青色のアートが目を引きます。

入り口には九谷焼の客室番号プレートが飾られ、ウサギを模した加賀起き上がり八幡が配置されるなど、金沢らしさを随所に感じられるお部屋です。

17:00 最上階のルーフテラスバーで、金沢の夕景とシャンパンを味わう

14階「ルーフテラス バー」には、金沢の街並みを見渡せるテラス席もあるとのこと。17時から始まる「トワイライトシャンパンアワー」に合わせて、訪れてみました。

シャンパンを片手にふと見上げると、空の色がオレンジから濃紺に刻々と変化し、その美しさに思わず時が経つのを忘れてしまいます。

18:00 贅沢な時間が流れるレストランでディナータイム

お待ちかねのディナーは、ホテル3階にあるオールデイダイニング「FIVE-Grill & Lounge」で。

2025年1月より、パーク ハイアット 東京「ニューヨーク グリル」とコラボレーションし、地元・石川や北陸の旬の食材とカリフォルニアキュイジーヌのエッセンスを融合した新メニューが登場したそうで、とても楽しみ。ニューヨーク グリルのシグニチャーディッシュを取り入れたコースを早速オーダーしました。

落ち着いたトーンの照明と広々とした店内には、金沢らしいインテリアが随所に配され、大人らしい雰囲気。手入れの行き届いた中庭を眺めながら、贅沢なディナータイムが始まります。

まずは能登ポークベーコンが香ばしい「シーザーサラダ」からスタート。貝とベーコンの旨みが濃厚な「イングランドクラムチャウダー」も、地元の恵みを感じさせる美味しさです。

北陸産紅ズワイ蟹の身をたっぷりと使用した風味豊かな「クラブケーキ」は、ふわりとした食感と蟹の香りが際立つ一品です。マイルドなレムラードソースとの相性が抜群で、白ワインが進みます。

シェフが焼き上げてくれるメインは、能登牛A5サーロインのグリル。柔らかなお肉は塩だけでも十分に美味しくて、まったりとした能登卵のベアルネーズソースを合わせるとさらに深い味わいが広がります。

最後はニューヨークチーズケーキで締めくくり。シナモン香るスペキュロスクッキーの土台がザクっとした食感と、クリームの酸味を引き立ててくれます。しっかりとボリュームのあるデザートって、幸せな気持ちにさせてくれますよね。

21:00 心身を癒すリッチなバスタイム&アフターバスも心地よく

お部屋に戻り、広々とした洗い場付きのバスルームでリラックス。バスアメニティはロンドン発オーガニックコスメ「Bee Kind」。ハーブとはちみつの優しい香りに癒されます。

足を伸ばせる大きさのバスタブに浸かりながら、今日の金沢トリップを思い返して、心も体も温かく満たされていきます。

ふかふかのバスローブに身を包んだ後は、「Bee Kind」のボディローションで保湿! スキンケアセットは「MARGARET JOSEFIN」のドライレスキューシリーズがクレンジングからクリームまで用意されていて、乾燥が気になる私にはありがたい。ドライヤーはプロ仕様の「Nobby」で、しっかりと髪を乾かせるのも嬉しいです。

肌触りのやさしい上下セパレートパジャマを着て、おやすみなさい・・・。

7:00 石川の恵みを味わう和洋ビュッフェで優雅なモーニング

朝食は、石川県産の食材をふんだんに使用した和洋ビュッフェスタイル。能登産の卵、発酵食の町「金沢大野」の醤油や味噌を活かした料理、地場野菜の新鮮なサラダなど、こちらの食文化が詰まったメニューが並びます。

私の注目は金沢名物「おでん」。出汁がしっかり染み込んだ具材は、寝起きの体を優しく包み込むよう。

ライブキッチンでは、能登産の卵を使用したオムレツやフレンチトーストをその場で調理してくれます。私は石川野菜をたっぷり使ったオムレツをオーダーしましたが、ふわふわの仕上がりに驚きました。目の前で焼き上げられるライブ感も特別で、出来立てを味わえる贅沢さが嬉しいポイントです。

新鮮な地場野菜やフルーツも充実しており、ここでしか味わえない優雅な朝食時間を満喫しました。

10:00 チェックアウト。金沢の美意識を感じながら、また観光へ

ホテルでの滞在を惜しみながらチェックアウト。

アート、美食、くつろげる空間と揃った「ハイアット セントリック 金沢」での経験が、旅全体の思い出を特別なものにしてくれました。

ハイアット セントリック 金沢DATA

スポット名
ハイアット セントリック 金沢
電話番号
0762561234 0762561234
住所
石川県金沢市広岡1丁目5−2
交通アクセス
北陸新幹線、JR七尾線、IRいしかわ鉄道、北陸鉄道「金沢駅」西口(金沢港出口)より徒歩2分
ホームページ
公式ホームページ
※記事は2025年1月23日(木)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります