ホテル椿山荘東京 宿泊記
おしゃれホテル特集

ホテル椿山荘東京に泊まってみた!今だけの「夜桜雲海」やカクテルも。庭園を一望するヨーロピアンエレガンスの客室にステイ

更新日:2024/03/23

東京・目白の小高い丘に佇む「ホテル椿山荘東京」。広大な庭園は桜の名所としても知られ、春限定で桜と霧の演出がコラボレーションした「夜桜雲海」を楽しむことができる。また、ヨーロピアンエレガンスをコンセプトにした客室も非日常感が味わえると人気。

そこで今回は、ラグジュアリートラベル専門YouTube「大人の休日CH」のLilyさんとともにホテルの魅力をご紹介します。一足早く“桜”に満たされるひとときに。

春の「ホテル椿山荘東京」に泊まりたい理由

華やかさと気品に満ちた“ヨーロピアンエレガンス”の客室

ホテル椿山荘東京といえば、ロビーや客室などヨーロピアンエレガンスな内装が魅力。Lilyさんがステイした「プライムクラシック」も、歴史を感じさせるような重厚感と華やかさを兼ね備えたお部屋。

「プライムクラシックは、非日常気分を味わえるのでとても素敵。アンティークを思わせるような重厚感ある木製の家具や、植物をモチーフにした銅版画のアートが飾られ、ヨーロッパの古きよき邸宅を訪問したかのよう。今回のお部屋はガーデンビューだったのですが、窓いっぱいに庭園が広がるその光景も美しいです」とLilyさん。

歴史ある三重塔や神社も。プチトリップ気分を味わう庭園

歴史を紐解くと、南北朝時代まで遡るというホテル椿山荘東京。椿が自生する景勝の地で「つばきやま」と呼ばれていたのだとか。現在では、約100種2300本もの椿を観賞できる庭園に。

「森のような緑豊かな庭園には、室町時代末期に作られたとされ、1925年に広島県のお寺から移築した三重塔をはじめ、ホテルの守護神である白玉稲荷神社、樹齢約500年の御神木などがあり、都内のホテルとは思えない素晴らしい光景が広がります。

今回、朝はお部屋でゆっくり過ごしましたが、早起きしてお散歩するのもいいかもしれません。小旅行気分を楽しんでほしいです。また、春には約20種100本の桜が咲き、初夏を迎えると幻想的な蛍の明かりを楽しむことができるんですよ」

庭園がピンク色に染まる「夜桜雲海」。桜の限定メニューも

庭園の見どころのひとつには、国内最大級の霧の演出を行う「東京雲海」も。桜のシーズンを迎える2024年2月8日(木)から4月14日(日)は、期間限定で「夜桜雲海」が実施されるので、こちらも見逃せない。

「湧き出す霧に、夜にぴったりの艶やかな色合いが格別の美しさの夜桜雲海。幽翠池の水面に映る桜も幻想的。小路で行われているインスタレーション・桜の小路 ~Sakura Art Path~もあわせてチェックしてほしいです」とLilyさん。

ほかにも桜をモチーフにしたビュッフェやアフタヌーンティー、メインバー「ル・マーキー」では、桜をイメージした華やかなカクテル「ザ ガーデン マティーニ」や「花筵」の用意も。開花前から名残の桜まで、館内のいたるところで桜を感じてみて。

■夜桜雲海
期間:2024/2/8(木)~4/14(日)
出現時間:18:10~/18:40~/19:10~/19:40~/20:10~/20:40~/21:10~/21:40~ (予定)
出現エリア:庭園内 幽翠池エリア

■桜の小路 ~Sakura Art Path~
期間:2024/2/23(金)~4/14(日)
時間:日没~23:00
場所:庭園内の水車から御神木へ向かう小路 (約13m)

「ホテル椿山荘東京」で過ごす1日を、ラグジュアリートラベル専門家のLilyさんがレポート

15:00 ホテルにチェックイン。ヨーロピアンエレガンスなロビーがお出迎え

一足早く“春”を味わうべく、美しく広大な日本庭園を有するホテル椿山荘東京にステイ。立派な門を通り、緑に覆われた敷地内へ進むと、早咲きの桜が咲いていて、すでに春気分が高まっていきます。長いアプローチを抜けエントランスに到着すると、素敵な制服を身に付けたドアマンの方が、スマートに車のドアを開け、荷物を下ろしてくださいました。

中に入ると、ヨーロピアンエレガンスを感じる優美なロビーが広がり、「本当に都内?」と思ってしまうほど。爽やかな笑顔が魅力的なスタッフに導かれフロントへ。まずはチェックインを済ませます。

15:30 まずはルームツアーを満喫!優雅な内装が魅力のお部屋にステイ

スタッフの案内で早速お部屋に向かいます。あちらこちらに美術品が飾られていたり、床やエレベーターホールが大理石だったり、重厚感と気品漂う館内にうっとり。

今回宿泊するお部屋は、ホテル椿山荘東京でいちばんスタンダードな「プライムスーペリア ガーデンビュー(キング)」。庭園をデザインしたおしゃれなカードキーで扉を開ければ、落ち着いたヨーロピアンエレガンスな空間が広がります。45㎡の客室は奥行きがあって、心地よく過ごすことができそう。

アンティークを思わせるウッド調の家具や調度品、ボタニカルデザインのかわいらしいカーテンなど、海外を訪れているかのような雰囲気に心ときめきます。

角部屋ではないのですが、窓が前に突き出るような構造となっているから、見晴らしがとってもいい! 象徴的な庭園を一望でき、奥に見える池袋のビル群との対比がおもしろいですね。今はまだ葉を落とした木々が多いですが、もうじき桜が咲いて、初夏には青々とした緑に覆われていくのだろうなと想像してしまいます。

続いて、バスルームをチェック。広さがあり、真っ白で石張りの空間がなんとも贅沢。シャワーの付いたゆとりのあるバスタブの横に、ガラス張りのシャワールームも。シャンプー、コンディショナー、ボディソープは、ロクシタンの「シトラスヴァーベナ」シリーズ。爽やかな香りとさらっとした使い心地がいいですね。そばには、大きな襟の付いたバスローブが用意されていました。

大きな鏡のある洗面台には、あると嬉しいグッズがしっかり並んでいます。ロクシタンのバスアメニティとシアバターのソープのほか、大島のヤブツバキを非加熱無添加で絞った椿100%オイル「生の椿油」と、洗顔石鹸「生の椿油 シャボン」も。ホテル椿山荘東京らしいこだわりのアイテムに、テンションが上がってしまいます。ちなみに、こちらはホテルのオリジナルで、「生の椿油」は「悠 YU, THE SPA」のトリートメントでも使用されているのだそう。

16:00 雲海の演出に、三重塔やお稲荷さんも。ホテル自慢の日本庭園を散策

ルームツアーを満喫したので、お目当ての日本庭園へ。高低差のあるお庭を下っていくと、赤い橋「弁慶橋」が見えてきます。橋の下には沢が流れていて、5月中旬ごろになると、“蛍観賞”を楽しむことができるのだとか。風情があって素敵じゃないですか?

さてさて、ホテル敷地外の喧騒は忘れて、静かな庭園の雰囲気に浸ります。橋を渡ると、伊藤若冲の描いた五百羅漢を石像にした「羅漢石」や、お部屋からも見えていた「幽翠池」、国指定有形文化財の「三重塔」まであります。園内には「七福神」の像があるそうで、巡ってみるのも楽しそう。

眺めのよさそうなチャペルの方にやってくると、突然、池の周りに霧がでてきました・・・! これが、ホテル名物の「東京雲海」ですね。生で見ると想像以上にドキドキしてきました。霧は30分に1度、3分間ほど発生し、今のシーズンは日没後に「夜桜雲海」の演出が。こちらはディナーのあとに鑑賞したいと思います。

雲海の幻想的な景色をたっぷり堪能したあとは、再び庭園散策へ。歩き進めると、お稲荷さん「白玉稲荷神社」が見えてきました。ホテルの守護神だそうで、せっかくなのでお参りしていきましょう。この辺りも次第に桜が咲き、桜の名所へと様変わりするみたいですね。

17:30 桜色のスパークリングで乾杯!ディナーは、極上のイタリア料理に舌鼓

陽が傾いて、庭園ではライトアップが始まりました。そろそろ、予約している「イル・テアトロ」へ。本場のイタリアンを味わえるメインダイニングです。

ベネツィアングラスの純白シャンデリアと、飾られた桜の饗宴がとても美しく、ため息もの。大きい窓からは庭園を臨み、私たちに用意していただいた席からもその景色が楽しめます。

まずは、桜をイメージしてロゼのスパークリングで乾杯。空もちょうど同じような色合いで、ますますいいムード。コースの始まりに、目の前でスライスしてもらった生ハムと揚げたてのニョッコフリットのアミューズをいただきました。

オーダーしたのは季節のディナーコース。「4種のアンティパストミスト」が登場です。アメーラトマトとブッラータチーズ、ホタテのマリネ、蕪とキャビアなど、どれも華やかでお花畑のような見た目の前菜。

パスタは、インパクトのあるビジュアルでびっくり。イカ墨を練り込んだ「キタッラ」という四角いパスタを使用し、あさりの出汁やヨーグルトの酸味が効いた味付けが絶品。最高においしいです。

続いて登場したカルナローリ米のリゾットは、サルシッチャや、生のピッゼリというグリーンピース、さらにチーズとトマトが複雑に絡まり、春のワクワクした気分を感じさせてくれる一品。

完璧なおいしさにお酒も進んで幸せを感じていたら、窓の外では「夜桜雲海」が始まっていました。ピンク色に染まる艶やかな光景に、ときめいてしまいます。

お待ちかねのメイン料理は、「和牛サーロイン トリュフ」。私にはこちらが幸せの塊に見えてしまいます。とろけるお肉に甘い脂、フォンドボーと黒トリュフの香り高いソースがマッチ。野菜もみずみずしくておいしいです。

マンダリンオレンジと生姜のグラニテで口直しをしたら、コース最後のデザートを。シチリア伝統スイーツのカッサータで、下にはブラウニーが敷かれています。ルパーブといちごの甘酸っぱいソースがアクセントになって、とっても美味。

ひさしぶりのイタリアンディナーに大満足。どれも季節感があって、細部までこだわりを感じました。

20:00 夜の庭園散歩へ。幻想的で艶やかな夜桜雲海にうっとりときめく

ディナーのあとは、夜の庭園をお散歩。お目当てはもちろん先ほど紹介した「夜桜雲海」です。お庭は1000もの灯りでライトアップされていて、とっても綺麗。「三重塔」を見上げる「幽翠池」へ移動してきました。

日中の景色とは一変して、幻想的な雰囲気がとても美しい。水面に映る桜も素敵です。これからここに、桜がどんどん咲き始めるのですね。

池から少し離れたところでは、「桜の小路 ~Sakura Art Path~」という、インスタレーションを実施。桜の花びらが舞い、あたりは優しい光に包まれています。いろいろな桜の楽しみ方ができて、ときめきの連続。

あっ! 「夜桜雲海」タイムが始まっていました。急いで池に方に戻ります。どんどんと霧が湧き出し、艶っぽいピンク色が夜にぴったり。あまりに美しくて信じられないような光景に、ずっと見惚れてしまいました。毎晩こうしてゲストを楽しませてくれる演出に、拍手を贈りたいくらいです。

20:30 気品漂うオーセンティックなバーで、オリジナルの“桜”カクテルを

「夜桜雲海」に感動したらメインバー「ル・マーキー」に寄り道。気品のあるブラウンの木目調に統一された店内は、ヨーロッパのおしゃれな邸宅に訪れたかのよう。重厚感があり、落ち着いたムードで、とっても居心地がいいです。

オーダーしたのは、この季節にぴったりのホテルオリジナルのカクテル。東京雲海の漂う庭園をイメージしたカクテル「ザ ガーデン マティーニ」は、春バージョンとなって登場。グラスの上のバルーンが目を引き、ぱちんと弾けるといい香りがふわっと広がります。日本酒とこぶ茶を使用しているからか、どことなく和を感じる味わい。

もうひとつは「花筵(はなむしろ)」。ジャパニーズクラフトジンをベースにしたカクテルで、「艶やかさのなかにも儚さの残る春のイメージ」を表現しているのだとか。白桃のフルーティな甘さと、ピンクグレープフルーツのほのかな苦みがアクセントに。どちらもとてもおいしく、楽しい夜を過ごせました。

7:00 宿泊者だけのお楽しみ。朝を迎えたら、壮大な大雲海を堪能する

シーリー社製のベッドでぐっすり。ポチッとボタンを押してカーテンを開けると、優しい表情の朝の空。「何度見ても美しいなぁ」と庭園を眺めていたら、「大雲海」が始まりました。広大な庭園の最大3/4を霧が覆い、その幻想的な光景は圧巻。

「大雲海」は、朝と夜の2回だけで、泊った人だけのお楽しみ。ぜひステイして、この絶景を見てほしいですね。

8:00 絶品のオムレツやフレッシュジュースも。朝食はルームサービスで

朝食は、昨夜のうちにルームサービスを頼んでいました。雲海に満足して支度をしていると、部屋のベルが鳴って朝食が届いた模様。スタッフの方が庭園をよく見えるようにと、窓のそばにテーブルをセッティングしてくださいます。

最高のロケーションで、アメリカンブレックファストの朝食をいただきます。卵料理は調理方法を選べるのですが、わたしはオムレツをセレクト。美しいビジュアルで、絶妙な火入れ加減がさすがだなと思わせる一品。パンは3種で、デニッシュの種類は日替わりみたいです。選べるジュースは、フレッシュオレンジジュースにしました。

朝食は、和定食も選ぶことができます。かなり手の込んだメニューで、さすが一流ホテルと嬉しくなりますね。焼き魚は2種類あり、小鉢などもこだわりの食材を使用。全体的に出汁がよく効いた薄味で、朝にうれしい優しいお味。

窓の外を見れば美しい景色が広がり、周りを気にせず、ゆったりおいしい朝食をいただけるなんて、本当に贅沢で幸せを感じます。

12:00 いよいよチェックアウト。スタッフのきめ細やかな気配りも素晴らしい

そろそろ出発の時間です。早咲きの桜・河津桜や、幻想的な「夜桜雲海」に、桜のインスタレーション。桜のカクテルまで味わって、一足早く春を思いっきり感じられるステイがかないました。

最後までスタッフの皆さんが心配りをしてくださる最高のホスピタリティにも大満足。都会のオアシスを見つけたので、これからも癒されにこようと思います。

ホテル椿山荘東京DATA

スポット名
ホテル椿山荘東京
電話番号
0339431111 0339431111
住所
東京都文京区関口2-10-8
交通アクセス
JR「目白駅」より都営バスで約10分
東京メトロ「江戸川橋駅」より徒歩10分
ホームページ
公式ホームページ
※記事は2024年3月23日(土)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります