【連載】わたしのお気に入り vol.2 週6ホテル暮らしも!「ホテル」マニアのイチオシとは?

【連載】わたしのお気に入り vol.2 週6ホテル暮らしも!「ホテル」マニアのイチオシとは?

更新日:2023/09/15

オズモールの厳選店舗を知り尽くしたダイヤモンド会員に、“本当によかった体験”をインタビューする連載「わたしのお気に入り」。第2回は、今年の初夏には週6でホテル暮らしをしていたというSさんに、ホテルの魅力や何度もリピートしているお気に入りホテルを聞いてきました。次に行ってみたいホテル探しのヒントにしてみて。

写真:The Lobby Lounge /東京ステーションホテル

ホテルは、まさに芸術が融合された場所

「ホテルに行くことは趣味であり、生活です」と話すSさんが、ホテルに通うようになったきっかけは5年ほど前。ホテル好きなパートナーの影響で、ホテルでの食事や宿泊を繰り返すうち、その上質なサービスや雰囲気に魅力を感じるように。今ではパートナーよりも虜になり、1人でも積極的にホテルに足を運んでいるそう。

いちばんお気に入りのホテルには年間30回チェックイン、今年の初夏には週6で2カ月間ホテルに泊まっていたほどのマニアで、宿泊しているホテルから別ホテルのレストランに、ランチやアフタヌーンティーを楽しみに出かけることもあるとか! 泊まるだけでなく、朝食やアフタヌーンティー、クラブラウンジ、サウナなど、ホテルを楽しみ尽くしているSさんにその想いを語ってもらった。

「私にとってホテルは、泊まったり食事をするだけの場所ではなく、インテリアや音楽、レストランで使用されているカトラリー、そこに流れる歴史などを感じられる、芸術が融合された場所。街や美術館に出かけるように、その世界観やホスピタリティを体感するためにホテル予約をするようになりました。端から端まで知りたいという想いで、いろいろなホテルを訪れています」

※画像はイメージです

過ごし方をイメージする“リサーチ”も楽しむ!

気になるホテルを見つけたら、そのホテルならではの楽しみ方を必ずリサーチするというSさん。予約サイトのほか、Google口コミやブログ、SNSなどひと通り掲載されている情報をチェックしてホテルでの過ごし方をイメージするそう。

「格式の高いラグジュアリーホテルやクラシカルなホテルも好きですが、最近はいろいろなタイプのホテルにも興味を持ち、デザイナーズホテルやライフスタイルホテルにも泊まるようになりました。デザインや空間作りにこだわっていたり、温泉やサウナなどの付帯設備が充実していたりと特徴が異なるため、なるべく多くの情報を仕入れてイメージを膨らませてから予約しています。事前にそのホテルを調べる時間も楽しみのひとつですね。宿泊当日は、そのホテルと待ち合わせをしている気持ちになるんです」

ホテルマニアが選ぶお気に入りホテル3選

おひとりさまで優雅な朝を迎えられる【東京ステーションホテル】

大正4年、東京駅丸の内駅舎の中に誕生した東京ステーションホテル。使い続ける文化遺産として唯一無二の時間が流れる。近隣には美術館やおでかけスポットが多く、朝を始めるには最高の場所と語るSさんにその魅力を聞いた。

「“東京”を感じる外観と、ヨーロピアンクラシックなデザイン性が高い空間が好みです。特に『The Lobby Lounge』の朝食がお気に入り。ホテルの朝はビジネス利用のイメージがありますが、こちらは1人予約が可能なので女性が1人で本を読みながら過ごしている姿を見かけるなど、落ち着いていて居心地がいいんです。こちらでいただける朝食『ムニュ ナチュール』は彩りがきれいで美しく、使用されているティーカップ&ティーポットはオリジナルデザインで気分が上がります」

コスパ抜群!リッチ&クラシカルに浸れる【ホテル イースト21東京~オークラホテルズ&リゾーツ~】

「19世紀初頭のヨーロッパの邸宅」をコンセプトに収集された絵画やインテリアが随所に置かれリッチなムードを醸し出すホテル。内装、清潔感、お食事、すべてがバランスよく楽しめて、この満足度でこの価格はとても良心的、と熱く語るSさん。

「クラシカルなロビーやレトロでムードあるインテリア、広々としたプールなど内装も気に入っています。自宅とは反対方向のスカイツリーが見えるので、気分を変えられるという点も良いですよね! ここに泊まるときはいつもアフタヌーンティーとセットで予約をするのですが、お昼の11時から予約できるのも嬉しいですし、丁寧に作られボリュームもあってとてもおいしいんです」

リピートNo.1!暮らすように、泊まれる【ラビスタ東京ベイ(共立リゾート)】

東京タワー、スカイツリー、レインボーブリッジをはじめ東京の摩天楼を臨む眺望と天然温泉やプール、サウナなど多彩な設備を兼ね備えたアーバンリゾートホテル。夫婦でこのホテルの魅力にハマり、年間30回もリピート! まるで暮らすように泊まっていたときの過ごし方を教えてもらった。

「初めてこちらの大浴場を利用したとき、眺望の素晴らしさやミストサウナ、岩盤浴など設備のよさに『ここ、すごくいいね』と夫婦で感動しました。仕事がある平日はスタンダードな部屋に泊まり、仕事休みの日はグレードアップした部屋に宿泊。豊洲のビル群の景観を眺めたり、サウナやスカイバー、館内に流れるオリジナルソングや香りを楽しんだり、施設全体を存分に満喫させてもらいました」

【本日訪れたお店はこちら】The Lobby Lounge/東京ステーションホテル

料理長のお気に入りとは?

東京ステーションホテル総料理長、石原雅弘(いしはらまさひろ)さんに「ムニュ ナチュール」のお気に入りを聞いたところ、「オードヴル盛り合わせ」をセレクト。信州の契約農家から季節ごとに新鮮な野菜を取り寄せているサラダや、「サステナブル・シーフード」のASC認証サーモンを使用したスモークサーモンなど、食材へのこだわりが詰まった1皿。また、「The Lobby Loungeの朝食はビュッフェではなくフルサービスですので、ご自分のペースでお食事いただけます。天井が高くヨーロピアンクラシックで洗練された雰囲気の中で、優雅な朝時間を過ごしていただきたいです」と、朝食の楽しみ方を教えてくれた。

施設データ

The Lobby Lounge/東京ステーションホテル
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 東京ステーションホテル1F
電話番号:03-5220-1260
アクセス:JR「東京駅」丸の内南口直結、東京メトロ丸の内線「東京駅」より徒歩3分

【ムニュ ナチュール】
料金:3700円~(税サ込)

<メニュー内容>
・ヨーグルト
・フルーツ盛り合わせ
・東京牛乳
・フレッシュオレンジジュース

・オードヴル盛り合わせ                            
フレッシュサラダ/スモークサーモン/小海老のマリネ/パテ・ドカンパーニュ/生ハム/トマト&モッツァレラチーズのカプレーゼ

・パン3種類
・プチスイーツ
・コーヒーまたは紅茶

※オプション:「オーガニックミネストローネ」+700円(税サ込)
※食材の入荷状況によりメニュー内容が変わる場合がございます

WRITING/NAO NISHIO(OZmall)

※記事は2023年9月15日(金)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります