夏休みの子連れ旅行におすすめ、リゾートホテル“自由研究”プラン10選。天体観測や自然観察、手作り体験で宿題もおまかせ！

自然豊かな森の中で乗馬を体験！忘れられない思い出に

「星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳」は、大自然に囲まれたファミリーリゾートホテル。八ヶ岳山麓ならではのアクティビティが数多く用意されていて、なかでも「馬の学校」は自由研究にもぴったり。

馬の特性や乗馬で使う道具など、馬場での体験に向けた基礎知識をスタッフと一緒に予習した後、馬への餌やりやブラッシング、森の中での乗馬を通して馬とふれあい学びを深めるプログラム。都会ではなかなかできない経験なので、子どもにとっては夏休みの忘れられない思い出になるはず。

そのほかにも、毎日夕食後には自分だけの虫の図鑑を作れる「ムシムシナイトアカデミー」という昆虫観察イベントが開催されており、虫好きなキッズにもおすすめ。

どのお部屋にもワインカラーのインテリアがあしらわれ、洗練された空間。家族連れには70㎡もの広さを誇る「レジデンステラス付（写真上）」や「レジデンスメゾネット」やがおすすめ。どちらも4名まで宿泊でき、メインベッドの他に「ごろごろスペースベッド」と呼ばれる仮眠場所があるので、昼寝が必要な赤ちゃんや幼児がいても安心。

さらに、館内にある全天候型プール「イルマーレ」もファミリーに大人気。最大1.2ｍの波が起こるビッグウェーブプールは迫力満点で、家族みんなで童心に帰ってはしゃげること請け合い！キッズエリア（写真下）も充実していて、泳ぎが苦手な子どもも水遊びが楽しめる。

半日かけてさまざまな漁師の仕事を体験できる！貴重な食育の機会にも

相模湾を一望できる丘の上に建つ、全室オーシャンビューの「星野リゾート リゾナーレ熱海」。

熱海ならではの自由研究としておすすめなのが、じっくり半日をかけて漁師の仕事を体験できる「Fisherman's CLUB～漁師と自由研究編～」。地元の漁師さんの協力のもと漁船に乗って魚を獲り、その魚をホテルの子供専用キッチンでパエリアに調理してランチにいただきます。“自らの手で獲ったものを調理し、食べる”という、貴重な食育の機会にもなりそう。

体験した後は「スイスイワークシート」に、感想文やポラロイドカメラで撮った写真を入れれば自由研究が完成！　さらに記念のお土産として、獲った魚の「魚拓Tシャツ」を作成して持ち帰れるので、夏の思い出として長く飾っておけるのも嬉しい。

空と海の“青”をイメージした客室からは、相模湾が一望！　ファミリーステイには、広々としたウッドテラス付きの「テラスリビングスイート（写真上）」をぜひ。潮風をたっぷり浴びながら、日常では味わえない開放感あふれるバカンス気分を満喫して。
なお「テラスリビングスイート」「テラスリビングコーナー」以外のお部屋タイプにはすべて和室が付いているので、赤ちゃんや幼児のいる家族にも安心。

「森の空中基地 くすくす（写真下）」には、樹齢300年を超えるクスノキに作られたツリーハウスや樹上アスレチックもあるので、親子で“夏の大冒険”を楽しんでみては。

「那須どうぶつ王国」のセルフガイドツアー付き！親子で学べるいきものプログラム

那須高原の豊かな自然の中にメインタワーとアネックスタワーを有し、客室やレストランから雄大な景色を一望できるネイチャーリゾート。森の散策路や陶芸体験ができる工房など、ファミリーで楽しめる施設が充実している。

夏休みには3日間限定で「親子で体験いきもの塾」を開催。近隣にある「那須どうぶつ王国」の協力のもと、飼育員によるトークを交えながら、生き物の生態や環境保全について1泊2日で親子で学べるプログラム。ウサギやモルモットとのふれあいの中で、本物の聴診器を使用して動物たちの心臓の音を聞いたり（写真上）、動物のフィギュアを使用したジオラマを作成したり（写真下）。

そのほか「那須どうぶつ王国」のセルフガイドツアーや生き物探しなど、さまざまなイベントを通じて動物をより深く知ることができる。

メインタワーにある「デラックスコーナールーム（写真上）」は61㎡の広さで、最大7人までが宿泊できるので、兄弟が多い家族や三世代旅行にぴったり。窓の外には那須高原の緑豊かな景色がパノラミックに広がり、心身ともにリフレッシュできそう。

また館内には1年中遊べる全天候型の室内温水プール（写真下）があり、25ｍプールの他、深さ30cmと60cmのキッズプールも用意されているので小さな子供連れでも利用しやすい。

日本初の“アグリツーリズモリゾート”で農業体験をとことん満喫

「星野リゾート リゾナーレ那須」は、那須岳の山裾・標高約500mの高所に位置する、日本初の“アグリツーリズモリゾート”。都会の喧騒から離れ、その土地の農体験やネイチャーアクティビティを楽しむことができる新しいタイプのリゾートで、子どもを自然と触れ合わせたいファミリー層からも人気を集めている。

毎年夏に開催される「Farmer's Academy～夏休みの自由研究～」は、ステイ中の1泊2日でさまざまな農家の仕事が体験できるプログラム。耕うん機を使用した畑の手入れや野菜の花の受粉作業、野菜の収穫を行った後、穫れた野菜を選別・洗浄・梱包して施設内のショップへ納品。小さい子どもでも、農家の仕事を分かりやすく学ぶことができる。体験後は「ノビノビワークシート」に感想などを書き込むだけで自由研究が完成するので、忙しいパパママも大助かり！

また、新鮮な野菜を使って手作りする「石窯ピッツァづくり（写真下）」は食育にもなるアクティビティ。

広大な天然生林の中に43の客室が点在し、本館・別館で計10の部屋タイプを展開するこちら。「本館 デラックスメゾネット（写真上）」は1階にリビングスペース、2階にベッドルームを設えた広々とした空間で、自宅と同じような感覚でリラックスして過ごせる。

全天候型のイベント施設「POKO POKO」には高さ約6.5mのネット遊具とボールプール（写真下）が備えられ、全身をフルに使って遊ぶことができるため、元気いっぱいのキッズでいつもにぎわっている。

夜の大房岬をガイドと一緒に探検！アナグマやカブトムシに出会えるかも

南房総国定公園内にある「ホテル＆リゾーツ南房総」。ホテルのある大房（たいぶさ）岬は、長い歴史の中で要塞として使われ、一般人は立ち入ることができなかったため、今でも手つかずの自然が広がるエリア。現在は遊歩道やレクリエーション施設が整備され、ファミリーにとって過ごしやすい“海と森のリゾート”として愛されている。

この大房岬の自然を観察する「夏休みの自然イベント」は、夏の自由研究にぴったり。夜の大房岬自然公園をガイドと一緒に探検して、アナグマやコウモリなどの動物や、カブトムシやクワガタを観察する「岬のナイトツアー」は、生き物好きの子供だけでなく大人もわくわくする体験に。

ほかにも南房総ならではのオオヤドカリの調査やウミホタルの観察など、さまざまなイベントが用意されているので、子供の興味に合わせて選んでみて。

洋室から和室までさまざまなタイプのお部屋がそろう中、ファミリーにはとくに「【海側】ゆったりくつろげる和洋室ファミリールーム（写真上）」がおすすめ。小さなお子さんがいても安心な6畳和室が付いた36㎡のお部屋は、最大5名まで宿泊でき、海に面した窓からは鏡ケ浦が一望！

ホテル1階の中庭には、夏季限定の「ガーデンプール（写真下）」がオープン。自然散策でたっぷり汗をかいた後は、水遊びで涼やかに過ごして。