Vol.3 「ホテル雅叙園東京」が一流ホテルと呼ばれる理由
一度は泊まってみたいラグジュアリーホテルの魅力を、OZmall編集部が徹底解剖。第3回目は、日本文化の贅を尽くしたラグジュアリーホテル「ホテル雅叙園東京」の伝説を大特集。東京都指定有形文化財の「百段階段」や、一見の価値がある“再現化粧室”、現存する最古の回転テーブルのある中華レストランなど、まるで美術館のようにきらびかやかなホテルの魅力をご紹介。OZ限定のスペシャルプランも見逃さないで
更新日:2018/04/26
「ホテル雅叙園東京」の5つの魅力
魅力1
昭和の竜宮城
まるで美術館に迷い込んだよう
日本美のミュージアムホテル
石川県出身の創業者・細川力蔵氏が1928年(昭和3)年、庶民が気軽に利用できる料亭として創業。名前の由来は「教養人・趣味人が一日中いても飽きない場所」を意味する“文雅叙情(ぶんがじょじょう)”で、「誰もがお大尽気分を味わえる空間」がコンセプト。華やかな美人画、花鳥画、浮き彫り彫刻や、キラキラとした蝶貝が黒塗に映える螺鈿(らでん)細工などで装飾された館内は「昭和の竜宮城」と呼ばれて人々の憧れの場所に。現在でも館内には700点以上もの芸術作品が配され、まるで美術館に迷い込んだよう。華族の令嬢気分に浸れること間違いなしの空間で、ゴージャス&クラシカルな世界におぼれてみたい。
魅力2
お部屋
ホテル通をも魅了する贅沢な空間
全室が80㎡以上のスイートルーム
広大なエントランスから、螺鈿細工で美しく装飾された美術品のような専用エレベーターで行き着く先は、静寂さに包まれたゲストルームフロア。すべて80㎡以上のスイートで構成される全60部屋のラグジュアリー空間は、ホテル通をも魅了する贅を尽くした空間。魅力のひとつであるバスルームには、全客室にジェットバス、スチームサウナ、テレビを完備し、和洋室には大理石、和室には檜のバスタブが。ゆったりとジェットバスに浸かれば、まるで東京から遠く離れたリゾートでくつろいでいるかのよう。施設から一歩も外に出たくなくなる「おこもり」滞在を楽しんで。レディースプランも用意。
魅力3
百段階段
専任ガイドの解説付きツアーも
一度は体験したい、昭和初期の文化遺産
ホテル雅叙園東京でぜひ訪れたいのが「百段階段」。旧3号館として昭和10年に建築された館内唯一の木造建築で、ケヤキで作られた99段もの階段廊下をもつことからこの名前が。階段廊下の南側には7つの部屋があり、絵や彫刻で装飾された極彩色の世界は、訪れた人を感動の極みに。東京都の有形文化財(建造物)に指定されており、「百段階段」とコラボレートした展覧会などのイベント時以外は非公開。宿泊ゲストには、展覧会ご優待などの嬉しい特典も。また、ランチやディナーとセットになった見学ツアーが定期的に開催され「どんな質問にも答えられる」と評判の、当時を知る「専任ガイド」による情感たっぷりな解説も人気。
魅力4
レストラン
現存する最古の回転テーブルも
歴史を感じる人気の中国料理店
ホテル雅叙園東京のメインダイニングのひとつ「中国料理 旬遊紀」。アイデアマンだった創業者・細川力蔵氏は、着物姿で大皿の中国料理を取り分ける不便さを見て、今では中国料理店でお馴染みの円形のターンテーブルを取り入れた。太宰治の短編小説『佳日』に「目黒の支那料理屋で結婚式が・・・」と描写された料理店も目黒雅叙園といわれ、昭和18(1943)年には同作品の映画の撮影も行われた。そのシーンにも回転テーブルが登場している。現存する最古の回転テーブルはその後修復され、豪華絢爛な個室「玉城(ぎょくじょう)の間」で今も活躍中。食べることで健康でいてほしいという「食医同源」の思いがこもった料理を、華々しい歴史に思いを馳せながら味わってみたい。
魅力5その他
ホテル雅叙園東京(東京都/目黒)
1928(昭和3年)料亭として創業。絵画や螺鈿細工を配した豪華絢爛な内装は「昭和の竜宮城」と呼ばれ、東京都の指定有形文化財「百段階段」からも豪奢な色彩空間が忍ばれる。館内には全60室のゲストルームが設けられ、すべてが80㎡以上のスイート。檜や大理石のジェットバスをも備えた空間は、静寂とともにゲストを癒しの世界へ。「百段階段」の見学など芸術文化も楽しむ、非日常の滞在が約束される。
住所:東京都目黒区下目黒1-8-1
電話番号:03-5434-3837
アクセス:【電車】JRほか「目黒駅」より徒歩3分 【車】首都高速2号線「目黒ランプ」より約3分
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※記事内の値段は消費税込み、サービス料別、また2018年4月12日現在のものです