Vol.1 「帝国ホテル 東京」が一流ホテルと呼ばれる理由

Vol.1 「帝国ホテル 東京」が一流ホテルと呼ばれる理由

一度は泊まってみたいラグジュアリーホテルの魅力を、OZmall編集部が徹底解剖。第1回目は、言わずと知れた日本を代表する名門ホテル「帝国ホテル 東京」の伝説を大特集。マリリン・モンローがリクエストしたというあの朝食、日本で初めてバイキングを取り入れたレストラン、あのティンカー・ベルにまつわる秘話など、意外と知らないホテルの秘密を一挙ご紹介。OZ限定のスペシャルプランも見逃さないで

更新日:2018/04/26

「帝国ホテル 東京」の5つの魅力

魅力1
お部屋

最上のくつろぎに満たされる
帝国ホテルならではの心地よいおもてなし

開業1890(明治23)年。およそ130年もの歴史の中で、常に新しいサービスを生み出してきた「帝国ホテル 東京」。例えば本館・インペリアルフロアには、ホテルとしては日本で初めての試みとして除菌や脱臭に効果のある光触媒を使った空気清浄ユニット、マイナスイオン発生器を、客室の空調の中に設置。またインペリアルフロアには、極上の肌触りと寝心地を追求したホテルオリジナル寝具「スリープワークス」を用意。さりげなく、当たり前のようになされる一つひとつの心配りが、滞在時の「なんとなく心地よい」という快適さにつながる。質の高いサービスをぜひ実感したい。

魅力2
朝食

マリリン・モンローに想いを馳せる朝食
ホテルでの新婚旅行エピソードも

1954(昭和29)年、マリリン・モンローは野球選手ジョー・ディマジオ氏との新婚旅行で日本を訪れ、「帝国ホテル 東京」に宿泊。記者会見で「寝るときに身につけるものは?」と問われて「シャネルの5番」と答えた、有名なエピソードもこのホテルで生まれた。滞在中、リクエストで用意された朝食は、子羊の背肉のローストや、薄く切ったパンを香ばしくカリカリに焼いたメルバトーストなどの低脂肪メニュー。これを現代風にアレンジしたのが、カジュアルレストラン パークサイドダイナー「マリリン・モンローブレックファスト」(食券+1100円(サービス料・消費税込)※宿泊プラン「レディースプラン」限定。前日20時までに要予約)。ステイの朝、女性としての贅沢を味わってみては?

魅力3
レストラン

帝国ホテルが広めた「バイキング」
一度は味わうべき、輝かしき伝統料理の数々

日本初のバイキング式レストラン「インペリアルバイキング」を1958(昭和38)年開店、店名の「バイキング」が食べ放題の代名詞になるなど、戦後の食をリードしてきた「帝国ホテル 東京」。柔らかなランプ肉と玉ネギの甘みが特徴の「シャリアピンステーキ」(5300円)は、1936年オペラ歌手のフィヨドール・イワノヴィッチ・シャリアピンの体調に合わせて考案、その料理名が広まった一品。1975年にはエリザベス女王が午餐会の料理を大変気に入り、女王の名を冠することを許した「海老と舌平目のグラタン“エリザベス女王”風」(4800円)が誕生。2つの輝かしき伝統料理は、タワー館地下1階のフランス料理「ラ ブラスリー」でご賞味を。

魅力4
バー

時を超えて愛され続ける老舗バー
ティンカーベルにまつわる秘話も

著名建築家フランク・ロイド・ライト氏によって1923(大正12)年に完成、「東洋の宝石」と賞賛された「ライト館」。1967年老朽化のために閉鎖されたその面影は、本館「オールドインペリアルバー」に残されている。マヤ文明にヒントを得た石造りの壁と幾何学模様の壁画は、今もモダンで新しい。長年愛される、卵白を使ったカクテル「マウント フジ」(1630円)を片手に当時を偲びたい。またオリジナルカクテル「ティンカーベル」(1630円)には、ディズニー映画のアニメーター、マーク・デイビス氏が偶然バーを訪れて感激、後日ティンカー・ベルのイラスト入りの御礼カードが届いたという逸話も。

魅力5
その他

1953(昭和28)年から同じレシピで焼き上げられる「パンケーキ・ブレックファスト」(3200円)。焼き目を均等にするため、気泡が54個のときに1回だけひっくり返しているという伝説も。

100年以上も愛され続ける、ホテルのランドリーサービス。腕の確かさにはファンも多く、キアヌ・リーブスは映画『JM』で「帝国ホテルのランドリー」という固有名詞をアドリブで使っているほど。

季節ごとにテーマが変わる「インペリアルラウンジ アクア」のアフタヌーンティーセット(4989円)。ゆったりと夜のティータイムを堪能できるミッドナイトハイティーも人気。

本館1階のホテルショップ「ガルガンチュワ」。人気商品ブルーベリーパイ(9cmホール756円、12cmホール2700円)は、ぎっしり敷かれたブルーベリーとサクサクの生地の相性が絶妙。

広々としたメインロビーでは、季節を感じられる華やかな装花がゲストを迎えてくれる。ふかふかの絨毯やきらびやかなシャンデリアが、クラシックで上品な雰囲気を演出。

帝国ホテル 東京(東京都/日比谷)

帝国ホテル 東京(東京都/日比谷)

1890(明治23)年、海外からの賓客の迎賓館として開業。1923(大正12)年に完成した2代目本館(通称「ライト館」)は「東洋の宝石」と絶賛され、現在も本館ロビーに輝くシャンデリア「ゴールデンローズ」が当時の華やかさを伝えている。ホテルウエディング、ディナーショー、バイキングなど、日本の近現代のモードをリードし続けた功績にも注目。およそ130年もの歴史に培われた極上のサービスとともに、館内の数々のアート作品や逸話に事欠かないレストランの有名メニューなど、ステイ中には歴史の片鱗にも触れてみたい。

住所:東京都千代田区内幸町1-1-1
電話番号:03-3504-1111(代表)
アクセス:【電車】JR有楽町駅日比谷口より徒歩約5分、東京メトロ日比谷駅A13出口よりすぐ 【車】首都高速霞ヶ関ランプより約5分、首都高速銀座ランプより約5分

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※記事内の値段は消費税込み、サービス料別、また2018年3月29日現在のものです

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※記事は2018年4月26日(木)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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