心温まるクリスマス伝統菓子の最新案内
国ごとに独特の楽しみ方や、思いが込められた伝統菓子。日本でもクリスマスシーズンになると、ヨーロッパを中心としたお祝いのための伝統菓子が楽しめます。それぞれのお菓子にまつわる物語を紐解きながらいただくと、より味わい深い時間が過ごせるはず。日本でも手に入りやすい3つのお菓子を中心に、伝統菓子の魅力に迫ります!
更新日:2017/11/21
美しき物語を奏でるクリスマスの伝統菓子3選
3週間かけて味わうドイツ伝統の「シュトーレン」
14世紀(1300年代)にドイツのザクセン州ドレスデンが誕生の地といわれるシュトーレン。ラム酒などの洋酒に漬けたドライフルーツとナッツが入った、バターをたっぷりのシュトーレンを3週間かけて味わう理由は? グリューワインと楽しむシュトーレンのおいしい食べ方もご紹介。
マリー・アントワネットも愛した「クグロフ」
斜めにうねりがあり、帽子型(冠型)が特徴のクグロフ。マリー・アントワネットがオーストリアからお嫁入りのときに持ち込んだ、など発祥には諸説あるよう。クリスマスには欠かせないフランス・アルザス地方のクグロフの楽しみ方や、上手にカットするポイントもお届けします。
ヨーロッパのクリスマスを彩る「ジンジャーブレッド」
複数のスパイスを生地に練り込むジンジャーブレッドの始まりは900年代ともいわれ、今ではヨーロッパ中で食べられている定番菓子。中でも、生地を薄く伸ばして焼き上げたジンジャークッキーは、クリスマスの飾りとしても活躍。料理家・星谷菜々さんが、失敗しない作り方を教えてくれました。
その他の伝統菓子をチェック!ドンクのクリスマスフェアが開催
神戸で誕生して創業112年のパン屋「ドンク」に世界のクリスマス菓子が登場。ヨーロッパの伝統菓子に早くから着目して、本場ドイツやイタリアの製法を長年研究し続けたその味は本場にまさる味わいと定評がある。今年は、ドイツのシュトーレンほかイタリアのパネトーネなど全4種が期間限定販売するのでチェックしてみて。
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PHOTO/masa STYLING/NANA HOSHIYA TEXT/NAOMI TERAKAWA,NARUMI AKIBA