「三度の飯よりスイーツが好き!」という、芸人の中ではいちばんのスイーツマニアのスイーツなかのさん。日本スイーツ協会認定スイーツコンシェルジュ会員でもあり、今までに巡ったスイーツショップは2000店以上にものぼる。特に好きなのはチョコレートということで、なかのさんが“本当においしい!”と唸ったチョコレートブランドを教えてもらいました。すべてオンラインで購入可能なので、ぜひチャレンジしてみて。
【1】GUIDOGOBINO(グイド・ゴビーノ)
イタリア・トリノに本店がある「GUIDOGOBINO(グイド・ゴビーノ)」は、お馴染みのキューブ型チョコレートが人気の店です。イタリアでは圧倒的な人気を誇るというくらい有名で、日本でもファンは多いのですが、常設の店舗が無く毎年バレンタイン時期以外では買うことができません。ぼくもそのファンの内のひとりで、毎年この時期に出会えることを楽しみにしてる、とってもおいしいチョコレートなのです。
なかでも赤い包み紙に入った「グイドサーレ」という塩チョコレートの完成度が凄いのです。ジャンドゥーヤにアドリア海の海塩とオリーブオイルを合わせたつくりで、濃厚な甘さにほんのりと合わさる塩気のバランスがほんとに素晴らスィーツ! 甘党の男の人は必ず好きな甘さなので、バレンタインに贈るのにもぴったりです。
おすすめアイテム
「グイドサーレ」
2052円(クレミーノ・アル・サーレ 6粒入)
◆玉川高島屋S・C 本館6F特設会場:バレンタインフェア「アムール・デュ・ショコラ」でも販売予定
【2】JOHN KANAYA(ジョンカナヤ)
東京・恵比寿に店をかまえる「JOHN KANAYA(ジョンカナヤ)」は、大人の男性も欲しくなる大人のチョコレートが揃っています。ぼくが昔から大好きなスタンダードな詰め合わせは、とっても口どけのよい上品な甘さのボンボンショコラが5種類揃っています。カカオの産地にこだわったもの、上質なミルクチョコレートなども魅力的ですが、個人的にはゆったりと優雅な甘さを堪能できるアールグレイ味をぜひ食べてほしい。
贈り物としても使いやすいのが、一粒ひと粒に封蝋のモチーフがついたおしゃれなデザイン。注目してほしいのは、バレンタイン限定で左から2番目のチョコレートだけハートになっているところ。薬指にはめた指輪のようなロマンチックな演出もあり、男性から女性に贈っても素晴らスィーツですね。
【3】MARIAGE FRERES(マリアージュ フレール)
フランスの紅茶専門店「MARIAGE FRERES(マリアージュ フレール)」は、紅茶好きな人なら一度は飲んだことあると思いますが、チョコレートが作られているのはご存知でしたか? 1年中販売しているわけではなく、冬の季節になると登場する知る人ぞ知るチョコレートなのです。初めて食べた時は、こんなおいしいチョコレートあるのかと感動したのをよく覚えています。
紅茶のチョコレートが好きな人は結構多いので、そんな方にぜひオススメしたいのが、「マルコ ポーロ」という茶葉を使った16粒のチョコレート詰め合わせ。本国フランスでは、1860年にこの紅茶のチョコレートの製造特許が取得されていたそう。花と果実の香りが楽しめる風味にミルクチョコのガナッシュのやさしい甘さ、この相性がとってもナイスィーツなのです。紅茶とペアリングしてみると、よりエレガントな時間が待っています。
【4】PASCAL LE GAC(パスカル・ル・ガック)
世界的に有名なショコラティエのひとり、パスカル・ル・ガックさん。2019年、海外の初の常設店として、東京・赤坂に店がオープンしたのは大きな話題になりました。ぼくもファンのひとりなので、1年中おいしいチョコレートを買うことができるようになり、すごくうれスィーツなできごとでした。
もちろんボンボンショコラも絶品なのですが、ぼくがオススメしたいのがトリュフ! フルーティーで華やかな甘さのアプリコット味と、ほろ苦さと甘さが楽しめるナチュール味の2種類詰め合わせ。口の中で溶かすと、すっとひろがっていくようななめらかさにも感動するし、ゆったりと味わいたい格別のくちあたり。贈り物で使うなら、ぼくはめちゃくちゃセンスいいなと思います。
【5】岡田美術館
箱根にある岡田美術館が手がけるチョコレートブランドです。チョコレートが好きな人たちの中では有名ですが、岡田美術館がチョコレートを売ってたの?と意外に思われる方もいるかもしれません。収蔵する作品の尾形光琳「菊図屏風」をモチーフにした煌びやかなデザインに心を掴まれるのですが、食べるとその味にもっと驚くこと間違いなし!
柚子×マスカルポーネチーズ、松茸×南瓜など、和の食材を使った他では味わえない体験。独創的な構成に見えますが、素材を活かしつつ、味のバランスを保った仕上がりで、ひとつのチョコレートとして素晴らスィーツな完成度です。まさに、食べられる美術品のよう。芸術性の高い世界観がある味わいは、なかなか外出ができないこんな時だからこそ、より求めたくなります。
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スイーツを紹介してくれたのは
スイーツ芸人・スイーツなかの
東京都立川市生まれ。早稲田大学卒業後、吉本興業に所属。コンビ解散後、自分が熱中できるものを探究しようと、子どもの頃から好きだったお菓子を独学で勉強する。特注のパンケーキハットをトレードマークに、唯一無二のスイーツ芸人として活動を開始。老舗からコンビニまで多ジャンルの和洋菓子を1万種類以上食べ歩き、その確かな知識と情報で「林先生の初耳学」「スクール革命」など多数テレビ番組に出演。西武渋谷店では自ら企画した催事「奥渋ギフト」を開催、行政と取り組んだ監修商品を発売するなど、幅広いジャンルで活躍中。
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