天龍寺

天龍寺(てんりゅうじ)の見どころ、口コミ、アクセス情報

更新日:2022/04/28

「嵐山」駅下車前にある天龍寺は、世界文化遺産に登録された由緒正しい寺院。

紅葉の名所で、日本初の史跡・特別名勝に指定された曹源池庭園は独特の美しさ。法堂天井に描かれた雲龍図、庫裏の達磨図も見どころ。

天龍寺とは?見どころは?

歴史の寺 史跡・特別名勝の天龍寺

天龍寺は、暦応2年(1339年)に奈良県の吉野で崩御された後醍醐天皇の苔堤を弔うために、時の将軍足利尊氏が開基とし、夢窓疎石を開山として建立された。

かつて広大な寺域と壮麗な伽藍を誇った天龍寺は、大きなものだけで8回の度重なる大火(戦による火災)に見舞われる。
こうした逆境の中、天龍寺は復興を続け、明治・大正・昭和の時代にも再建され続けた。昭和9年には後醍醐天皇600年遠諱記念事業として、多宝殿が建立され、ほぼ現在の寺観となった。

法堂天井には、平成12年の天龍寺開山夢窓国師650年遠諱記念事業のひとつとして、平成9年に日本画家加山又造画伯により「雲龍図」が描かれた。

境内の中でも特に見所なのは、世界遺産である曹源池庭園。優美な王朝の大和絵風の伝統文化と宋元画風の禅文化とが巧みに融け合って独特の美しさを完成させた。
池の奥の山ぎわに岩石を組んで渓流が池におちる滝をあらわし、これに鯉魚石を配し、登龍門の故事になぞらえている。その前の自然石の橋、三尊形式の岩島、浮島のような岩のたたずまいなど、嵐山の遠景を借景に方丈からの鑑賞を意識して作庭され、四季を通じて絶賛される所である。

格式高く、四季を楽しめる天龍寺で、心静かに楽しんでみては。

天龍寺の読者口コミ

みんなの評価
105人の評価分布
非常に満足 ★★★★★★★ 32人
満足    ★★★★★★★★★★ 44人
普通    ★★★★★ 29人
やや不満  0人
不満    0人
ももゆさんの口コミ
女性/20代/子供・家族
嵐山駅から歩いて行くとお店が多く食べ歩きもできる。周辺の渡月橋や竹林の小径などフォトジェニックなスポットに寄りながら行くのがおすすめ。紅葉の時期は庭の池と紅葉のコラボがきれい。

行った時期:2017年11月 平日・昼
混雑状況:やや混んでいた
滞在時間:1~2時間
KTRさんの口コミ
女性/40代/子供・家族(6歳の子供を連れて行った)
天井の絵が圧巻だった。子供も鑑賞していたので迫力があると思う。

行った時期:2018年10月 土日祝日・早朝
混雑状況:空いていた
滞在時間:1時間未満
さくらもみじさんの口コミ
女性/50代/恋人・配偶者
紅葉の名所だけあって混雑はしていましたが、特別公開されていた、大迫力の龍の天井画が素晴らしく、紅葉とと共に目に焼き付いています。ただ、龍の天井画も写真撮影厳禁でした。

行った時期:2020年11月 平日・昼
混雑状況:やや混んでいた
滞在時間:1~2時間
季節の見どころ
梅の名所、桜の名所、あじさいの名所、紅葉の名所

天龍寺の基本情報

スポット名
天龍寺(てんりゅうじ)
住所
〒616-8385 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
営業時間
8:30~17:00 [受付終了16:50](庭園受付・北門受付)
8:30~16:45 [受付終了16:30](諸堂(大方丈・書院・多宝殿))
9:00~16:30 [受付終了16:20](法堂「雲龍図」特別公開)
定休日
なし ※法堂「雲龍図」特別公開は土曜日・日曜日・祝日のみ[春夏秋は毎日公開期間あり]
料金
庭園(曹源池・百花苑)
・高校生以上:500円
・小中学生 :300円
・未就学児 :無料
 受付時に障害者手帳を提示された方は、本人および介護者1名まで100円引き
諸堂(大方丈・書院・多宝殿)
・庭園参拝料に300円追加
法堂「雲龍図」特別公開
・1人500円(上記通常参拝料とは別)
駐車場
あり(有料)1日1回1000円
最寄り駅
京福電鉄嵐山線「嵐山」駅
交通アクセス
京福電鉄嵐山線「嵐山」駅下車前
JR嵯峨野線「嵯峨嵐山」駅下車徒歩13分
阪急電車「嵐山」駅下車徒歩15分
市バス11、28、93番で「嵐山天龍寺前」下車前
京都バス61、72、83番で「京福嵐山駅前」下車前
ホームページ
http://www.tenryuji.com/
※記事は2022年4月28日(木)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります