2020年にオープンした注目のホテルの中から、“町とつながるコンセプトホテル”をテーマに、次の旅先の候補にしたいホテルをご紹介します。城下町の歴史ある建物をホテルとしてリノベーションされ、情緒ある町並みにとけ込むように佇んでいるのが魅力。新たに生まれ変わったラグジュアリーな空間で遠い昔に思いを馳せ、ワクワクするような懐かしさに感じ入る・・・そんな非日常を体感して。
「NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町」浦岡邸群SADA棟のエグゼクティブルーム
【2020年7月OPEN】
歴史的邸宅がホテルに！古の城下町の暮らしを体感「NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町」
愛媛県の南西部、清流肱川（ひじかわ）沿いに広がる大洲の城下町。点在する町家や古民家をリノベーションし、誕生した分散型ホテル。“おとなの城下町遊び”をコンセプトに、町を楽しもうというもの。宿泊棟は、フロントとレストランを併設し大洲城に臨む“浦岡邸群SADA棟”、元豪商の住まいで、立派な中庭と蔵がある“村上邸OKI棟”、庭園が美しい元料亭“いずみや別館 TUNE棟”の全3棟。すべての客室に建築当時のデザインが残されており、タイムスリップしたような気分にさせてくれる。
ホテルは町の中にあるので、散歩感覚で名所巡りを。SADA棟のフロントでチェックイン後、OKI棟やTUNE棟に移動する途中にも、大洲城はもちろん、江戸時代の町割りや商家や武家屋敷が今なお残るおはなはん通りや明治時代の建造物を活かしたおおず赤煉瓦館など、見どころがいっぱい。また、近くには明治時代の貿易商・河内寅次郎が3000坪の地に築いた別邸、臥龍山荘（がりゅうさんそう）も。敷地内には有名建築家も絶賛したという3つの数寄屋風建造物があり、重要文化財なので必見。フロントでは、宿泊者の興味に合わせておすすめの散歩コースも案内してくれる。ぜひ尋ねてみて。
レストラン「LE UN（ルアン）NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町」では、朝食から夕食まで楽しめる。季節の“一番美味しい”を提供するため、3カ月に一度夕食メニューが入れ替えられるそう。メニューには瀬戸内の海の幸、自然豊かな山の幸に川の幸など、地元の新鮮な食材を使ったフレンチ創作料理が並ぶ。伊予が誇る砥部焼（とべやき）の器に盛り付けられた料理は、味だけでなく見た目にも美しい。朝の澄んだ空気の中、ダイニングから大洲城を眺めながら食事するのもいい。城下町のホテルステイで、江戸から昭和時代の人たちが見た、情緒ある町並みを体感して。
NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町
TEL.0120-210-289
住所:愛媛県大洲市大洲888
営業時間:チェックイン15:00～21:00、チェックアウト～12:00
客室数:全3棟11室（エグゼクティブルーム2・スタンダードルーム6・カジュアルルーム3） ※無料Wi-Fi完備
宿泊料金: 通常1名26620円〜 ※2名1室利用時の料金です
アクセス:JR「伊予大洲駅」よりホテルまでの無料送迎（15:05/16:05/17:10）あり（要予約）
【GoToトラベル対象プラン・キャンペーン】
期間:2020/10/01～2021/01/31
全客室、2食付きのプランが最大50%OFFに。予約はHPから。 ※GO TO キャンペーンの中止、期間の短縮など、割引が適用されない場合があります。あらかじめご了承ください。
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WRITING／KAZU SASAKI
