OZのプレミアム予約担当のスタッフコラム
ホテルやレストラン、ヘアサロンなど、現在約2500店舗が参加する「OZのプレミアム予約」。日々お店をめぐる営業スタッフが、訪問先で感じたことや仕入れたネタ、おすすめしたい情報などを、独断と偏見(!?)で自由気ままにお届け!
更新日:2016/10/31
温泉ソムリエが見つけた絶品海鮮丼 Vol.1 西伊豆土肥温泉 さくら
毎月1回は絶対食べたくなる実力派
オズモール温泉チームの米光です。伊豆や箱根を主に担当しています。週の半分を温泉地で営業周り。暑いときも寒い時も外回りで楽しみなのは、お昼にいただく海鮮丼。海鮮丼ってシンプルだけど場所によって全然違うんです。そこで僕が見つけた絶品の海鮮丼をご紹介。
新幹線で東京駅から三島駅へ約1時間、さらにレンタカーで1時間超。西伊豆は担当エリアでいちばん移動時間がかかるエリアです。営業としては、宿の方とのお話に時間をとりたいので、少し足が遠のくエリアです。ごめんなさい。それでも月に1回は必ず行く理由の1つがこの海鮮丼! 営業の合間を縫ってというよりは、確実にたどり着けるように予定を決めるほど。華やかさはないが、何度も食べたくなる海鮮丼を発見しました。
市場や漁師から直接仕入れた新鮮なネタ 味噌汁の気遣いが嬉しい
店内はテーブル席と座敷席。12時~13時は大抵満席。壁には、おすすめメニューと、ご主人の趣味なのか絵画や大きな振り子時計があり、ノスタルジック?です。かしこまった雰囲気は無く、常連さんも仕事休憩中に来ているようです。僕はいつもテーブル席に座り、海鮮丼とサイドメニューの茶わん蒸しを注文。茶碗蒸しは土肥の名産シイタケが香るめちゃウマ脇役です。メインとなる海鮮丼は、マグロ、アジなどのネタを大きめにカット、甘エビ、生シラスをプラス。生イカが苦手なので、マグロ増量を毎回お願いしています。今のところ笑顔で対応してくれます。甘みのあるネタは新鮮で、素朴な味。ご飯は海鮮の味を邪魔しないために酢飯ではなく普通のごはん。味噌汁には、アオサが入っており磯の香りがたまりません。味噌汁好きなので、おかわりしたいです。別料金です。
親子2代で仲良く30年。敷居は低く中は広くがモットーです。
30年前にご夫婦で開いた定食屋さん。開店のきっかけは、「まぁ、、、好きだからだよ!」とのこと。今は、ご主人と奥様と息子さんとそのお嫁さんの4人でお店を切り盛り。寡黙な男性陣とは打って変わって女性陣はよく話しかけてくれます。僕がiPadで作業をしていると「ちっちゃいねぇ!」と。注文の時に「イカはマグロに変更ですよね!」と常連扱いしてくれるのも心地良いです。地元の常連さんもみんな笑顔でなにを頼もうか楽しそうに考えてます。
土肥温泉街も30年前は観光客も多く、今とは比べ物にならないとのこと。厳しい時代もあったけど、いい時も悪い時も正直に、自分が好きだと思えるものを自分が買いたい値段で売るのが長続きの秘訣だとか。正直な人柄が料理にも出ていると思いました。また来月伺います。
西伊豆の厳選温泉旅館
実はさくらのおかみさんの親戚が花暖簾という宿を経営しています。おすすめですよ。
WRITING/TATSUYA YONEMITSU(OZmall)