オズマガジントリップ「春の電車旅」特集発売

更新日:2018/03/08

今号の表紙撮影は、房総を走るローカル線「小湊鐵道」」にて。小湊鐵道は正確には電力で走る「電車」ではなく、ディーゼルエンジンを積んだ「気動車」。車内のレトロな雰囲気やのどかな里山風景に、撮影スタッフ一同もすっかり和んでしまいました。

ようやく春めいてきて、どこかに出かけたくなるこの季節。長い休みはまだちょっと先だから、近場で気軽な旅がいいですよね。そんなときのおすすめが、日帰り&1泊2日で行くローカル線の旅。編集部のメンバー&スタッフがあちこち乗りに行って、本当に楽しかった路線や列車だけをセレクトしました。そんな、ロケハン時の裏話や本誌の見どころを、編集部Hがご紹介します。

菜の花畑の中を走る小湊鐵道

ボランティアの方など、地元の人たちの素敵な笑顔にも会えます

これまでも何回か乗りに行った小湊鐵道は、個人的にも大好きな路線。千葉県の五井駅~上総中野駅を結ぶローカル線で、房総の里山や田んぼの中をのんびり走ります。都会にはない豊かな自然や静けさが心地よく、無人駅での待ち時間も苦になりません。3月中旬になると、沿線には菜の花が咲き誇ります。実はこの菜の花畑、地元のボランティアの方たちがお世話をしているんです。そんな、土地の人たちの愛情を感じられるのも小湊鐵道の魅力です。

写真を撮りたくなる素敵な景色がたくさんあるけれど、つい夢中になって菜の花畑を踏み荒らしたり、線路のそばや立ち入り禁止区域に入ったりしないよう、くれぐれもルールとマナーを守ってくださいね!

ランチスポットにお買い物。途中下車も楽しんで

真岡鐵道で降りるべきは、陶芸の町・益子駅や、居心地のいい店が揃う真岡駅。北関東最大のイチゴ狩りスポット・北山駅にも寄りたい

電車に乗っている時間も楽しいけれど、せっかく旅するなら、地元のおいしいものを食べたり、素敵なカフェでくつろぐ時間も欲しいですよね。特集では、途中下車におすすめの駅と、その周辺にあるランチスポットや立ち寄りスポットもMAP付きできちんと紹介。予定に組み込んで、充実した電車旅を楽しんでください!

岳南電車の工場夜景はファンタジック!

岳南電車の取材では、本社で出会った國分義久さんが、おすすめの撮影スポットに連れて行ってくれました。ありがとうございました!!

静岡県富士市の工場地帯や住宅街を走る岳南電車の「夜景電車」も楽しかった! 車内の照明を消して、工場や家々のあかりを眺めることができるんです。イルミネーションと違い、決してきらびやかではないのですが、暗い中に工場の建物やパイプがぼうっと浮かび上がり、幻想的な光景に。案内してくれるスタッフの方や駅員さんたちもみんなやさしくて、忘れられない旅になりました。

電車で行く温泉地には、OZ限定のお得な宿泊プランも

春の箱根登山電車は、車窓から桜を眺められるスポットも。強羅駅や宮ノ下駅では町歩きも楽しい

箱根、伊豆、富士五湖といった温泉&リゾート地へも、渋滞知らずの電車旅がおすすめ。春こそ寄りたい花の名所やランチスポットに加え、おすすめの温泉宿&リゾートホテルもご紹介しています。しかも、今号のOZのために、お得な特別宿泊プランを作ってもらいました! オズモールで予約できるので、さっそくチェックしてみてくださいね。

編集後記

上で書いたほかにも、特集では、漁師町の風情と海の幸が楽しみな銚子電鉄や、“マリメッコ列車”が走る天浜線(天竜浜名湖鉄道)など、一度は乗りに行ってほしいローカル線をご紹介。毎日の通勤電車や駅の人混みから抜け出して、ゆっくり流れる時間の中に身を置いてみると、いつもの自分がどんなに急いでいるか(その必要がないときでも)に気づかされました。たまにはそんな1日もいいですよね。

オズマガジントリップ

オズマガジントリップ「春の電車旅」特集

発売日/2018年3月8日(木)
定価/593円+税
販売場所/首都圏中心の書店、コンビニエンスストア、駅売店などで発売中

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※記事は2018年3月8日(木)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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