大分県のアンテナショップ「坐来大分」(有楽町)

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地方のアンテナショップを巡って東京で旅気分! 東京・有楽町にある「坐来大分」は、2021年5月に銀座から移転してリニューアルオープン。関あじやおおいた和牛、かぼすなど、大分県産の食材を使ったメニューを楽しめる和食レストランを中心としたアンテナショップ。ギャラリー(物販スペース)には、かぼすや特産物を使った食品や調味料、工芸品など、厳選されたアイテムが並ぶ。大分県の新たな魅力を体験しに出かけよう。

更新日:2021/11/22

アンテナショップのスタッフに聞く、「坐来大分」のここがスゴイ

大分直送の食材を使ったごちそうをプライベート空間で

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写真上/マネージャーの中村政樹さんが笑顔でお出迎え 写真左下/摘み取ったままの形をとどめる伝統製法でつくられた鶴亀海苔(500円) 写真右下/湯布院の御三家宿「山荘無量塔」が手がける粒マスタード(1100円)

東京にいながら大分県の魅力を体感できる「坐来大分」は、気軽に立ち寄れるラグジュアリー空間。

「レストランは、竹灯籠をイメージした照明や大分県の日田杉を配した内装で、温もりある落ち着いた空間となっています。コース料理はランチ2種、ディナー3種で、大分県の新鮮な旬の食材を使った和食メニューをご用意しています。おおいた和牛はじめ、大分の味を存分にお楽しみください。

ギャラリーでは、竹やガラスの工芸品のほか、大分の海産物を使ったごまだしや海苔、竹田の完熟トマトを使用したケチャップ、柚子胡椒や粒マスタード、オリジナルのかぼすケーキに地酒など、厳選した商品を展示・販売しています。

さらに地域を絞り、1カ月ごとに異なる自治体の名産を紹介するコーナーも設けています。ぜひお立ち寄りください」(マネージャーの中村政樹さん)

アンテナショップに行くべき3つの魅力

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豊の彩(5500円/サービス料別)。大分産のお米を地元の銘水でふっくらと炊き上げるごはんは絶品。素材の旬に合わせて料理内容が変わるので四季折々の食を体験できる

【1】ランチコース「豊の彩」で大分の旬の美味を堪能!

レストランでは、大分産の新鮮な魚や肉、野菜を使った郷土料理を提供。ランチメニューの「豊の彩(とよのいろ)」は定番に加わったコース料理。ブリやサバなど旬の刺身を甘いタレに漬けた大分県の郷土料理の「りゅうきゅう」、柔らかく味わい深い「おおいた和牛ステーキ」、肉厚で大ぶりの「やまなみ生しいたけ炭火焼」など、全10種(ごはん・デザート含む)。日田出身の総料理長が手がけるご当地の味を存分に楽しんで。

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かぼすケーキ(1箱 1500円)。保存料や添加物を未使用なのも魅力

【2】名産のかぼすを使ったオリジナルパウンドケーキも!

「かぼすケーキ」は、かぼすの果汁と自家製ピール(果皮)を混ぜ合わせてしっとりと焼き上げた坐来大分オリジナルのパウンドケーキ。かぼすの風味を活かし、甘さの中に感じられる爽やかな香りと、ピールのほのかな苦味がほどよいアクセントになった大人の味わい。ケーキもパッケージもシンプルでスマートなデザインなので、手土産や差し入れにもぴったり。

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左から、大内工芸の「箸ダイヤカット」(全4色・各700円)、大分県在住の作家・井上愛仁(いのうえなるひと)作のKAGUYAぐい呑み「榮天」、「縞柄」(各17600円)

【3】竹箸やぐいのみなど暮らしを豊かにしてくれる工芸品に注目

工芸品の中でも、使いやすさを追求したという竹箸は人気の品。先端は職人により極細に仕上げられ、魚の小骨なども取りやすいそう。また、竹を型に使って作られたというガラスのぐいのみは色彩豊かで、一つひとつ表情が違うのが魅力。ほかに、温かみのある小鹿田焼(おんたやき)の陶器なども手に入る。丁寧につくられた品が日常にあるだけで暮らしがより豊かになりそう。

人気ランキング

大分県のアンテナショップ「坐来大分」の物販コーナーの売れ筋商品ベスト3をピックアップしてご紹介!

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1
大分からあげの「とりかわサクサク揚げプレミアム」

大分県で人気のからあげ専門店がつくる“からあげ”のお菓子。国産の米油でカラッと揚げられた1品。味は塩、しょうゆ、ゆずこしょうの3種。「とりかわサクサク揚げプレミアム(ゆずこしょう味)」(30g 430円)

2
田中醤油店の「大葉ソース」

大分県産の大葉をふんだんに使い、国産のにんにく・とうがらし・塩、スペイン産のオリーブオイルだけで仕上げたジェノヴェーゼ風ソース。パスタのほか豆腐やバゲットなどにも。「大葉ソース」(100g 750円)

3
阿南康児の「きつき紅茶」

大分のお茶どころ、杵築市(きつき)で生まれた純日本産紅茶で、香り高くまろやかな味わい。茶葉はべにふうき、べにひかり、豊後梅花入り、ハーブレモンの4種類。「きつき紅茶(べにひかり)」(40g 540円)

東京に住む地元民のご指名NO.1、ご当地LOVEグルメ

【大分県・全域】由布製麺の「乾麺 やせうま」

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乾麺 やせうま(きな粉付き125g)300円。県産の小麦粉と湯布院の天然水、赤穂の天塩を使いつくられている

練った小麦粉を平たく伸ばしてゆでたものに、きなこと砂糖をまぶして食べる「やせうま」は、おやつとして愛されている郷土料理。平安時代、大分に暮らしていた幼君のおやつとして乳母の八瀬(やせ)が作ったのが始まりとされているそう。モチモチした食感と素朴な味わいで、今なお大分県民の小腹と心を満たし続けている。

坐来大分

SHOP DATA_坐来大分(有楽町)

TEL. 03-6264-6650(レストラン・物販)
住所/東京都千代田区有楽町2-2-3 ヒューリックスクエア東京3F
営業時間/レストラン (ランチ)11:30~14:00(13:30LO) (ディナー)17:00~22:00(21:30LO)物販11:30~22:00
定休日/日・祝・第1土曜日・年末年始・お盆
アクセス/東京メトロ銀座線ほか「銀座駅」C1出口、日比谷線ほか「日比谷駅」A1出口よりすぐ

大分県ってどんなところ?

温泉の源泉数・湧出量とも日本一を誇る大分県。別府温泉や由布院温泉など、全国屈指の名湯を目当てに国内外から観光客が訪れる。景勝地として名高い「耶馬溪」や、国宝に指定されている宇佐神宮など、自然や歴史を体感できる名所も多彩。関あじや関さば、豊かな大地に育まれた豊後牛をはじめとする名物グルメもぜひ現地で味わおう。

PHOTO/AYA MORIMOTO TEXT/KAZU SASAKI

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※記事は2021年11月22日(月)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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